心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

まぐまぐ、大好き

2007-11-01 | 心の体験的日記
めるまがを中止したい
ところがなかなかやめさせてくれないところが多い
楽天なんてひどいもの
いくらやってもだめ

そこにいくと、マグマグは、アドレスを入れて解除を押すだけで終わり
解除なのだから、これがよい。何でパスワードなんているのかなー
楽天には落胆した!!

パワーポイントの登場でプレゼンが変わった

2007-11-01 | わかりやすい表現

●パワーポイントの登場でプレゼンが変わった
最近は、ほとんどが、パワーポイントを使うプレゼンになりました。それに伴って、プレゼンが劇的に変わりました。講演会場だと、画面が中央、後援者は隅の演題の陰から、という場の設定が一般化しています。
  これでは、講演者の「見た目」が見えません。プレゼンのもっている、講演者が見えることによる効果がまったく発揮できなくなってしまいました。学会講演ならいざ知らず、普通のプレゼンでは、もっと講演者が見えるようにするべきだと思います。
「人は見た目9割」(新潮新書)というベストセラー本がありますが、そこまではいかないまでも、見た目にも、受け手の理解を助ける情報がたくさんあることを知るべきです。
パワーポイントをたんたんと解説するのは、原稿を読みあげるプレゼンとほとんど同じです。わずかに、ビジュアル化することによる理解支援の効果を期待できるくらいです。
からだ全体を使ってのプレゼンは、迫力を演出できます。受け手をひきつけ感動させることさえできます。どこが一番訴えたいところかも伝えることができます。
せひ、演台の砦から出て受け手と直接向かい合うプレゼンを心がけてください。
もう一つ、関連して述べておきたいことがあります。それはパワーポイントの資料の配付です。映写して見せるものを手元に配布するのが一般的ですが、講義調のプレゼンでは、書き込みしたいとの受け手の気持ちもあるので、これでよいと思います。ただ、それでも、話し手はコンピュータの画面をひたすらながめ、受け手もまたひたすら資料をながめるような硬い雰囲気は、せっかくのプレゼンの良さが発揮できていません。
そこで、プレゼン中は、資料を配付しないで、終了後配布、あるいは、基本的なスライドだけ配布して、映写はそれ以外のものを含めたものを用意する、といった工夫もあってよいと思います。


ノバ被害

2007-11-01 | 心の体験的日記
ーーこの種の絵文字の意味不明

NOVAの受講者は約30万人だそうだ。
これに事前支払受講料を掛算すると
膨大な額を経営者は手に入れることになる。
社長室のあれほどのぜいたくもわかる。
ほとんど受講生には戻らないらしい
それだけでなく、クレジット支払は続けなくてはいけないらしい
怖いものであるが、あのノバの宣伝では、自分でも
その気になる。


モデル論的アプローチ

2007-11-01 | 認知心理学
今回取り上げる研究法は、心の働きを説明するためのモデル構築をめざすものです。あまり一般的な名称ではありませんが、モデル論的アプローチと呼んでおきます。
前回は、因果関係を見つける実験法についての講義がありました。
実験法で見つけようとする因果関係は、実験者が操作可能な独立変数と観測可能な従属変数との関係でした。独立変数が原因で、従属変数が結果でしたね。
今回、紹介するモデル論的アプローチは、実験法と同じように実験室での同じような変数操作をして、実験データの収集をしますので一見すると、実験法とどこが違うのか、と思われるかもしれません。しかし、両者は、かなり違うのです。そのあたりをわかりやすく研究例をもちいて説明していきたいと思います。

駆け込みボックスの設置

2007-11-01 | 安全、安心、

横浜のほうの消防署に誰かにに襲われたときの
逃げ場所として非難ボックスを設置するとのこと。
消防署の前にそんなものを設置してどうするのだろう。
そういうボックスはあってもよいと思うが、
一番安全な消防所に設置してどうするのかなー。
繁華街のもっと危ない場所は、いくらでもある

安全の話は、意外に馬鹿げたことになりがち。
なぜかというと、だってあぶないでしょう!!
の一言で話が進んでしまうようなところがあるから。
緊急避難警報にも似たようなところがある。

安全にかけるコストにも限界がある
ということを認識して効果的な策にコストを注入することが大事。

知識の活性化

2007-11-01 | 認知心理学

頭を柔らかくする(2)
キーワード「知識の活性化」
眠っている知識を揺り起こす

●知識は知的活動のインフラ  我々の頭の中には、この世に生まれてからこれまでの学習によって獲得された多彩かつ膨大な知識が詰まっている。その知識を使って見たり、覚えたり、考えたり、判断したり、行動したりしている。  知識は知的な活動のインフラ(基盤)なのである。だからこその日々の学習なのである。

●知識も眠る  ところが、さんざん苦労してたくさんの知識を仕込んでも、それを使うべきときにタイミングよく使えないということがしばしば起る。知識が眠ってしまっているのである。  たとえば、50歳代からそろそろ頻発しだす「喉まで出かかった現象」がある。確実に知識として持っているのはわかってはいても、肝心の名前がそのときに出てこない現象である。「あの人あの人」「あそこ、あそこ」を口走ることになる。  これほど極端でなくとも、過去に仕込んだ知識がタイミングよく使えないということは、残念ながら実に多い。試験での失敗の多くは、それである。試験の終ったあとで緊張が解けると「あっ!!そうだ」となる。

●知識も準備体操が必要  運動するときには、準備体操をしてからだをほぐす。知的活動も同じで、使いそうな知識を使えるように、あらかじめ準備体操をしておくのがよい。  左のクイズをやってみてほしい。知識の準備体操の効果が実感できるはずである。この場合は、わざわざ誤りが起るように仕組んであるが、我々は、このようにそのとき活性化している知識をもっぱら使って知的活動をしているのである。  不適切な知識を活性化してしまうと誤りが発生するが、適切な知識を活性化しておけば、知的活動が促進される。「よくわかる」「なるほど」ということになる。  だとすると、知的活動をする前に、できるだけたくさんの関連する知識をあらかじめ活性化する方策を立てるのが得策である。

●知識を活性させる  実は、そんな工夫が、知ってか知らずか、至る所でなされている。たとえば、こんなことである。  読み終った本を本棚に置いておくことで、それを見るたびに、本から仕込んだ知識に思いをはせる。  あるいは、人に自分の思いを話す。話すことで、大事な知識や自分の思いを作り挙げている知識を確認できる。  要するに、頭の中に知識をしまいこんだままにしないことである。  折に触れて知識を使うような心がけることが肝心である。そうしないと、不良在庫の山を頭の中にかかえこむことになってしまう。  

******** クイズ「頭の準備体操をする」 A)次の問に答えよ。 (1)腕や脚の関節があるところを何と言うか。 (2)イタリアの伝統的な食べ物で、日本では宅配してくれるものは何か。 (3)海外旅行で絶対に必要な書類は何か。 *************追加 B)「ひらやま」「ひらやま」と10回口に出して言ってみてください。  では、「世界で一番高い山は、なんと言う山でしょうか」 「解説」 A)(3)まできて、つい、「ビザ」と答えてしまったのではないだろうか。(1)と(2)の質問に答えるために、「ピ」のつくことばをあれこれ探しために、それらのことばが活性化して、その活性化したことばの中から(3)の答えを思わず言ってしまったのである。正解はパスポート。 ******追加 B)思わず、「ヒマラヤ」と答えたくなってはずである。これもA)と同じで、音の類似したことばの活性化がもたらした誤りである。正解は、エベレスト(チョモランマ) ***************** 図 知識のネットワーク 知識は頭の中で、ネットワークをなしている。ノードを形成する一つの知識要素(ことば)は、別のノードとリンクで結ばれている。一つのノードが使われると(活性化すると)、その活性がリンクを伝わって近接のノードを次々と活性化させる(活性化の伝播)。 図 ******************************************* 頭を柔らかくするポイント「活性化」 (1)頭も準備体操が必要 (2)情報を見えるようにしておく (3)人に話したり、連想したりして、知識   を使うように心がける。 ********************* *********追加の図(写真) ●頭を活性かするための書斎の設計  写真は、筆者の書斎の本棚である。外目には乱雑きわまりない。これに耐えきれない家内がときどき乱入してきて、きちんと整理してしまう。  しかし、この乱雑さの中に頭の活性化のためには必須の仕掛けがしてあるのだが、結婚30年たっても、なかなかわかってもらえない。  「見えること」「違いがわかること」「まとまっていること」がポイントである。

あまりにわかりやすいのも危ない

2007-11-01 | わかりやすい表現
● わかりやすくて危ない
 広告などで動く模式図を使った説明がなされることがある。薬の効用を説明するためなどによく使われる。薬の成分が身体の中にある悪玉をやっつける様子が実によくわかる。これなら、この薬を飲んでみようという気持ちなっても不思議ではない。
 しかし、一方では、そんなに簡単に薬効が発揮されるのかという疑問も沸いてくる。それなら、何も一瓶も買う必要はないではないかという疑問も沸いていてくる。
 話がよくわかるだけに、すぐに飛びつきたくなる。しかし一方では、それだけに眉に唾をつけたくもなる。
 わかににくくても問題、わかりやすくても問題なのである。