●エラーをより重大な事にならないようにする
「1(重大事故):29(軽い事故):300(ヒヤリハット)」の法則(ハインリッヒの法則)の意味を知り、教師、保護者、学校管理者は、より重大事故へのつながりを遮断する障壁を築く。
そのための物理的な障壁(安全工学的な障壁)としては、次の4つ。心理的的な障壁は、提言3で。
1) 近づけないようにする(ロックアウト)
例 柵で囲む
2) 面倒な手順がいるようにする(フールプルーフ)
例 許可制
1) 順番通りにしないとだめなようにする(インターロック)
例 締めないと電源が入らない
2) 自然にそうしたくなるようにする(アフォーダンス)
例 押して開けたくなるようなドアのノッブ
5)より被害が大きくならないようにする(緩和化 多層防護)
例 ころんでも怪我をしないような厚手の絨毯をしく
いずれも低年齢の子供や高齢者がいる家庭や施設では、必須の仕掛である。