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私鉄大手で、免許切れのままバスを運転していてもらい事故。運行主任は「子だくさんでかわいそう」ということで、替え玉を警察の事情聴取に出向かせた。匿名電話で事態が発覚。
会社ぐるみでかばいあいが判明。
●違反とエラーとは違う
人は誰でもエラーはする。
しかし、違反は、
・意図的な違反
・知らないままの違反
この中には、最初は違反を知っていたが、習慣的に違反をしているうちに「知らないまま違反を」というケースがあるのでやっかい事故の芽を潜在させている。
●このケースでは、意図的な違反。しかも、組織ぐるみの違反。公共的には言い訳がたたない。
しかし、背景に、組織の「日本的なやさしさ」があるだけにやっかい。
●精神としては、
「エラーには優しく、違反には厳しく」
だが、しばしば、
「エラーには厳しく、違反には優しく」
という組織文化、企業文化が構築されてしまう。
●組織として考えるべきは、
ホイッスル・ブロー(whistle blow;違反の警告者)あるいは、
悪魔の代弁者(安全について口うるさく言う人)
を組織の中でいかに正当に位置づけるかである。
私鉄大手で、免許切れのままバスを運転していてもらい事故。運行主任は「子だくさんでかわいそう」ということで、替え玉を警察の事情聴取に出向かせた。匿名電話で事態が発覚。
会社ぐるみでかばいあいが判明。
●違反とエラーとは違う
人は誰でもエラーはする。
しかし、違反は、
・意図的な違反
・知らないままの違反
この中には、最初は違反を知っていたが、習慣的に違反をしているうちに「知らないまま違反を」というケースがあるのでやっかい事故の芽を潜在させている。
●このケースでは、意図的な違反。しかも、組織ぐるみの違反。公共的には言い訳がたたない。
しかし、背景に、組織の「日本的なやさしさ」があるだけにやっかい。
●精神としては、
「エラーには優しく、違反には厳しく」
だが、しばしば、
「エラーには厳しく、違反には優しく」
という組織文化、企業文化が構築されてしまう。
●組織として考えるべきは、
ホイッスル・ブロー(whistle blow;違反の警告者)あるいは、
悪魔の代弁者(安全について口うるさく言う人)
を組織の中でいかに正当に位置づけるかである。