心の風景 認知的体験

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最近の書き物の要約

2007-11-14 | 認知心理学
●子どもの勉強嫌いを克服する5つのコツ

単著 2006年12月 児童心理 60,7,60-65
子どもは本来勉強好き、という前提でその本来の性向を引き出すにはどうしたらよいかを認知心理学の立場から提言してみた。

●分かりやすい説明と表現のための心理技法;効果的な研修を実施するために 
単著 2007年9月 更生保護 58,9,44-49 研修などでの効果的なプレゼンテーションを行う技法について、聴衆の情報処理を支援するという立場から、いくつか提案してみた。

お勧めブログその2

2007-11-14 | 心の体験的日記

自分のお気に入りに登録してあるもの2つ
○荷方のブログ 若き心理学研究者の日常がよくわかる。弟子の一人
○内田樹のブログ 内容はいつも、どんなテーマでもきわめて難しいが、それが
たまらない魅力。なお、アエラの最新号に人物紹介が載っている。
興味津々の人物像が写真つきで紹介されている。

東京成徳大学福祉心理学科

2007-11-14 | 教育
東京成徳大学の福祉心理学科
① 日本で15年前に日本で2番目に作られた
② 日本福祉心理学会の中心的役割を果たしている
  理事長は、宮本先生。ほか、理事は多数
③ 福祉ケアーの技術と知識の習得
④ 最大の特徴は、福祉マインドの育成
   福祉「心理学」のねらい
   ケアーされる人の心と
   ケアする人の心が豊かになること
⑤ 実習と座学とがほどよいバランス
⑥ 8人のスタッフで260名の学生
   学生30余名に一人の教員
   私大ではめずらしい少人数教育
⑦授業内容例

● 福祉心理学
障害者、高齢者、病者以外にも、社会的な弱者は、豊かで自由な社会であればあるほど、さまざまな形で生み出されてきます。福祉心理学では、社会的弱者の心と行動を探り、彼らの心に寄り添ってともに歩むための知識と技能を提供します。
●老人心理学
4人に1人が高齢者ばかりという超高齢者社会がひたひたと押し寄せてきています。高齢者は、何を望み、何を考え、どのように生きていこうとしているのでしょうか。老人心理学では、高齢者の心と行動を探り、彼らにふさわしい家庭、地域、社会の設計の方針を考えます。

思い出す手がかりを豊富にしておく

2007-11-14 | Weblog
思い出す手がかりを豊富にしておく  

うっかりミスの中でもとりわけ多いのが、物忘れである。鍵の閉め忘れ、バッグの置き忘れ、手紙の出し忘れなどなど。  

頭の中にはしっかりと「しなければならないこと」が記憶されていても、それをタイミングよく思い出せないために起こってしまうミスである。  

これを防ぐ手立ては、外化である。  

忘れては困ることを、紙に書いて目に付くところに張り付けておいたり、タイミングよく思い出すために手帳やカレンダーに目立つように書き込んでおいたりするのである。  

あるいは、その時になったら、アラームがなるようにしておくのも有効である。ちょっとずるいやり方としては、周囲の人にスケジュールをそれとなく話しをしておくということもある。偉くなって秘書が付くまでの我慢である。  

いずれにしても、失敗するたびに、自分の想起力の弱さをきちんと自覚して、自分なりの外化の方策を工夫することになる。覚えていられるから大丈夫、というの自信は要注意である。  

なお、記憶には、このように思い出すこと(想起)と、覚え込むこと(記銘)と、覚えておくこと(貯蔵)との3つの側面がある。この3側面が適度に循環している状態が、一番望ましいことになる。