心の風景 認知的体験

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こころと日と月と刀

2008-08-16 | 心の体験的日記
漱石のこころを就眠読書で読了
ごく普通の日常をこれほど深くおもしろく描ける漱石に脱帽
日と月と刀も上の2/3読み終える
こちらは、書斎読書
生まれからしてあまりに極端な状況からはじまり、
すべて極端な状況をわたりあるく無名丸
流れるような文体とは裏腹に、とんでもない状況の中を生き抜くさまに
息もつかせぬおもしろさ

はからずも、際立った対照の2作を平行読み
夏休み読書の一端でした
文芸春秋の芥川賞も読まなければいけないし
大忙しの読書報告でした

安全工学の発想をいかす

2008-08-16 | 安全、安心、
-安全工学の発想を活かす  

ここまではもっぱら人の側での自己努力によるヒューマンエラー、事故の低減の話をしてきた。しかし、その限界をきちんと認識しないと、精神論と同じになってしまう。  
さらに、人はエラーをおかすもの、機械・システムは故障するものとの前提で、機械・システムや人工環境の安全を工学的に保証する安全工学の技術にも思いを馳せる必要がある。最後に簡単に触れておく。

1)エラーが事故に直結するところでは、行為をきちんと意識しておこなうような仕掛けを作り込む(fool-proof機構)
○対策14「すぐにはできないようにしておく」  
・カバーをかけておく  
・手の届かないところにお  いておく
○対策15「入れないようにする  ・強制排除(ロックアウト)
○対策16「ワンステップ多い 手順にしておく  
・指さし確認  
・ロックを解除してから湯を出  す
○対策17「順番通りにやらないとだめ  
・インターロック(ふたを  閉めないと電源が入らな  い電子レンジ)

2)一つがだめになってももう一つでかばーできるおうにしておく( fail-safe機構)
○対策18「複数で別々にやる  
・ダブル・インカム(夫婦で稼  ぐ)
○対策19「複数のシステムが動いているようにする  
・コンピュータ・システム    と口頭報告システムの併存

3)一つがだめならその次で防ぐ(多層防護機構)
○対策20「ダブル、トリプルで「独立に」チェックをする  
・稟議システム

4)適切な行為を自然に誘う仕掛けを作る(affordance機構)
○対策21「形を使う(シェイプコーディング)
○対策22「色を使う(カラーコーディング)  
・国際標準(ISO) 緑は安全、  赤が危険、青は低温、赤は高  温
○対策23「同型なるように配置する(ポジション・コーディング)  
・レバーを下ろすと水が出る   
・右のものは右に表示

裏切者検知メカニズム

2008-08-16 | 心の体験的日記
裏切者検知メカニズム(Cheater Detection Mechanism)〔心理学〕
社会的交換によって協力的な社会を営んでいくためには、コストを払わずに利益だけを享受する非協力者(フリーライダーあるいは裏切者)に対してどのように対処するかが大きな問題になる。
もし非協力者が蔓延すると協力的な社会は内部から崩壊してしまうからである。
進化心理学者のL・コスミデスは、協力的社会が形成される進化の過程で、ヒトには非協力者を迅速かつ鋭敏に発見する認知モジュールが組み込まれたと主張。

思い切ってメールさせていただきました

2008-08-16 | 心の体験的日記
まえださんよりの突然のメール
最後まで丹念に読んでしまった
仕事一辺倒の人生で味気ないのでお付き合いさせてくださいとのこと
「はい、わかりました」メールをおくりたくなるような内容

敵さん、いろいろ考えるねー
こんな策略が編み出せるなら、
まっとうな活躍ができると思うけどなー