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元気をなくしそうなときはともかくテレビをつける

2010-11-03 | ポジティブ心理学
元気をなくしそうなときはともかくテレビをつける

心へ向きすぎる注意は自分でコントロールできている限りは問題ありませんが、というより、内省マインドの活性化ができますから、望ましいことになります。
問題は、心が落ち込んでしまった時に、注意が統制できなくなってしまう時です。注意が心に向きすぎてしまことです。ネガティブ・スパイラルへと落ち込んでしまいます。
そんな時、手軽な助けとなるのが、テレビです。ただつけておくだけでも、さまざまな注意をひきつける仕掛けがありますので、注意をそれに向けさせてくれます。どツボにはまり込むのを防いでくれます。
時には、ドラマの世界に没入することで、一時的にですが、心の不安やストレスから解放されます。

大学に入ると大学生の学習習慣が激変する

2010-11-03 | 教育
大学に入ると大学生の学習習慣が激変する

高等までの学習習慣の一つに、予習復習がある。これは、時には宿題という形を取ることもあるが、授業以外にも授業を理解するためのなんらかの補完的な学習が求められてきた。
その結果として好ましい学習習慣を身につけて大学に入学してくるはずであるが、大学に入学した瞬間から、この学習習慣はどこかに行ってしまう。ひどい場合は、受験勉強で仕込んできたはずの知識さえもどこかに置き去りか、と思わされるような時もある。
大学は、1コマの授業に予習復習を1時間ずつという建前になっている。したがって、1週間の受講可能なコマ数は、物理的に決まってくる。ところが、1,2年生くらいは、すべてのコマを埋めるように受講計画をたてる。当然、予習復習はできない。にもかかわらず卒業に必要な単位をなんなく取得していく。あまりの安易な傾向に、文部科学省も剛を煮やし、年間取得単位数の制限条項を設けるよう、大学を指導しはじめた。
ここにきて、学生のほうも、うかうかとしていられなくなってきた。それぞれの授業でさまざまな工夫がなされるようになり、学生側にもそれなりの努力が求められるようになってきた。

大学政策のターゲット

2010-11-03 | 教育
750あまりの大学があれば、当然、
全部の大学を一括にターゲットにした政策はまずい
かといって、これは、マージナル大学用、
これは、中核大学用
というわけにもいかない

今、にぎやかなのは、マージナル大学用の政策
ところが、これに、お金が欲しいので、中核大学も応募してくる
無論、その逆もある

これが日本の大学の平準化圧力になってしまう
つまり、中核大学にはマージナル化圧力
マージナル大学には中核化圧力となる
結果として、どの大学も同じように同じ目的を志向することになる

たぶん、誰もがうすうす知っているのだが
日本の大学、3層くらいに分けられる
それそれに適切なねらいがあるはずなのだが
大学当事者も政策立案者である文科省も
それをあからさまに言えない

かくして、膨大な無駄な努力を日本の大学関係者はすることになる