心の風景 認知的体験

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指さし確認

2010-11-09 | ヒューマンエラー
「立ち入り禁止の部屋の施錠を指先確認したのに、鍵がぶらさがってままになっていたのを見のがしてしまった」

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2事例「指差し確認をしたのですが、実は動作だけをして確認をしていなかったため、入室危険の部屋の鍵---ぶらさがりの鍵---があいたまま」
3 イラストのイメージ  よそ見をしたまま、あるいは今夜のデートをイメージしていたため、指は鍵を指していながら、口では、施錠オーケーといってしまっている。
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「解説」
 確認行為も、習慣になってしまうと、実際には確認しなかったのに確認したかのように錯覚してしまうことがあります。
 それを恐れて、指差しという目に見える行為の形(外化)で確認をより確実にする工夫をしたのですが、それさえも、習慣化してしまうと、事例のようなことになります。
 どんな行為でも習熟して習慣になると、それをしているという意識も努力感もほとんど持ちません。自動的に行為が進行します。
 それはそれで大変にありがたいことです。一つ一つ意識的な努力をしなければならないとしたら、歩くことさえままなりませんから。
 ただ、確認を怠ると事故に直結してしまうような現場では、これは困りものです。確認行為を実効性のある確認にするにはどうしたらよいかを考えなければなりません。
 指差しでも、呼称を加えることで、より意識化しやすくするのも、その工夫の一つ。さらにその呼称を、災害予防研究所長・中村昌弘氏は、「--よし」ではなく、「---よいか?」と自問させることで、2段階の処理を要求することで意識化をはかる工夫を推奨しています。
●類似ケース
○「ファイルを保存するか」のメッセージに対して、いつも押し慣れている「はい」を押してしまい、前の内容が消えてしまった。
○指さし確認中に、乗客から道を聞かれ、2つ目の確認事項であるドアランプの指さし確認をせずに発車しようとしてしまった。
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9回 徹底追及 ヒヤリハットの心理 9)背景解説
「指差し確認はなぜ実効性を失ってしまうのですか?」

 指差し確認あるいは指差し呼称は、実に優れた確認手段だと思います。
 頭の中だけでの確認はかなりおぼつかないところがありますから、このように、行動や口頭で目に見える形で外に出したりことは、確認することを保証しますし、その精度も高めます。
 問題は、指差し呼称の、いわゆる形骸化です。確認することと指差し呼称とが切り離されてしまうことです。
 形骸化するのは、ほとんどいつも「よし」(確認すべきことを確認したが問題なし)が続くからです。「問題あり」は、千に、万に1回です。こんな状況では、確認「行為」は、決められているからするが、確認はちょっとはさぼっても---もちろん、意識的にではありませんが---、ということになるのは、当然です。
 なんとか、確認と確認行為(指差し確認)とをきちと連動させる方策が必要となります。
 「よいか?」と疑問形にする呼称も一つの工夫です。さらに、「行為を一度中断する」や「身体を指差しの方向に向ける」といった、行為そのものをもう少し増やすことで、確認行為を意識的に行なわせるのも有効です。

チェック「あなたの確認心性をチェックする」***************
自分に「最もあてはまるときを”3”」「まったくあてはまらないときを”1”」として判定してください。
( )寝る前に火の消し忘れや施錠忘れがないかが気になる
( )何事も一度の確認では気が済まない
( )忘れると困ることはメモや貼紙をするようにしている
( )複数の手段で複数の人から確認をとることがよくある
( )人に、確認したかを聞くことが多い
*10点以上なら、確認する傾向が強いと言えます
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クロームをいれたら調子がいい

2010-11-09 | Weblog
おっかなびっくりにクローム
をインストールしてみた
あのビスタのだっだこぶりがうそのよう
さらに、びっくりは、ブログアップがこちらでもできるようになったこと
速度も格段に速くなった
立ちがりもびっくりするくらい
前は、へたをすると30分

全部、理屈がわからないが
結果よければすべてよし

成長するものを愛でる[心をポジティブに

2010-11-09 | ポジティブ心理学
成長するものを愛でる
 犬嫌い、昆虫嫌いなど生き物嫌いの人が結構、多いのではないかと思います。そんな人に、いやペットはかわいいし、心の癒し、さらに心元気になれますからぜひに、とは言えません。そんな無理は無用です。
 それでも、生き物のかわいさを身近にほしいという人は、植物はどうでしょうか。
 かわいいとまではいきませんが、成長の楽しみはあります。いつでも少し気になる存在です。
 あるいは、元気づけロボットなんかもこれからどんどん進化してくるのではないかと思います。一緒に過ごせば過ごすほどかわいくなるペットロボットですね。アイボ君の3代目あたりに期待したいところです。

「心のボランティア」

2010-11-09 | 健康・スポーツ心理学
● 応用心理学にとっての「心のボランティア」の意義
 応用心理学部は、3年前に、人文学部から分離した「福祉心理学科」と「臨床心理学科」の2学科でスタートし、2年目に「健康・スポーツ心理学科」が加わり3学科になりました。
 3学科がそれぞれの特徴を活かしながら、相互に交流できるような体制になっています。それを「心のトライアングル」として描いてみたのが、下図です。 
 この体制の中での「心のボランティア」の実施の意義は、あらためて申し上げるまでもありません。
 一つは、学生自身の心の成長にとって、2つは、心を受け止めてもらえる体験ができた子どもたちや母親にとって、言葉には表わせない意義があったものと確信しております。

また世論がおかしい「素人政治談議

2010-11-09 | 心の体験的日記
また支持率が下がった
はやくも、次がささやかれはじめた
官僚のほくそえみが見え隠れする

それにしても、この世論の厳しさ
そして、続出する「つまらない」問題
本道の政治を覆い隠してしまう
難しいなー
投げ出したくなるだろうなー
せめて世論だけでもバックしてやらないとねー
これが民主主義なんだろうなー


変化盲 チェンジブラインドネス

2010-11-09 | Weblog

チェンジ・ブラインドネス(change blindness)変化盲

写真1->灰色の紙―>写真2の順に見せて、2枚の写真の違いを指摘させる。写真1と2は、全体は変化しないが、かなり大きな部分的な違いがあるが、その違いになかなか気がつかない。部分的な変化に対して人はかなり無頓着らしい。2枚の絵の違いを指摘するパズルが成り立つのも、人のこうした知覚特性があるからである。
これに似た現象が、チョイスブラインドネス(choice blindness)である。2枚の顔写真を見せて、どちらが魅力的か尋ねる。
右を選んだあとで、写真の左右を入れ替えて、なぜ魅力的かをさらに尋ねると、写真の入れ替えには気がつかず、目がきれいだからなど、と答える。


検索トップ10

2010-11-09 | Weblog
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