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節約思考

2010-11-11 | Weblog
人間は、本当に横着に出来ています。できるだけもっといる資源を使わないように出来ています。だからこそ、ここまで生き延びてこられたのかもしれませんが。
 思考の世界でよく知られている節約思考は、ステレオタイプとヒューリスティックスと信念によるものです。

ステレオタイプは、世間一般の考えを自分ものとして取り込んで考えることです。「女性とはーーー、男性とはーーー」の点線にあなたならどんな特徴を入れますか。たぶん、周囲の方々と同じことを思い浮かべるはずです。あれこれまじめに考えるよりも、世間一般の考えに従うほうが思考の資源を節約できます。

ヒューリスティクスとは、直感的にその時その場にふさわしい考え方をすることです。誤るリスクもありますが、その時はその時で、とりあえず、そう考えてみるのです。うまくいけばもうけもの、思考資源も節約できます。

信念とは、自分が正しいと思い込んでいる考え方です。それ以外の考え方は認めない、取り入れないのでから、これも、あれこれ考える手間暇を節約できます。

午後の紅茶

2010-11-11 | 心の体験的日記
これはうまい
スーパーで買おうとしたら、
残り数本
うまいものは、みなさん、よく知っている
でも、これを見つけたのは偶然
まだまだ世の中には、こういうおいしいものがあるだろうなー
味わいつくして死にたいなー

おいしいもの
よいものは
どんどん知らせてほしいなー


目標の様々と立て方

2010-11-11 | ポジティブ心理学
目標内容には抽象的目標と具体的目標があります。
目標が具体的であれば、それに到達するための行動計画も立てることができます。そして、結果として、それが達成できたかどうかがわかります。
これに対して、目標が抽象的であれば、具体的な行動計画も、その達成度もはっきりと検証できません。
このように書くと、「目標は具体的に」となりますが、抽象的目標にもそれなりの良さがあります。
朝日新聞の「特派員メモ」(2010年11月10日朝刊)にこんな話がのっていました。
「ホテルの24歳の従業員「オバマ大統領は、できる男の典型的な失敗。彼は具体的な約束(目標)が多すぎる。(だから、失敗すると失望する)僕はそんな約束はしない。彼女に「君を幸せにする」とは約束するが、「一戸建ての家を3年以内に買う」とは約束しない。彼女の期待値をあげなければ、花束一つで彼女を幸せにできる。ただ自分への約束は、できるだけ具体的にしている。」(要約)
解説不要の記事ですね。要は、目標内容の立て方もあれこれある、そして、置かれた状況によって柔軟に変えられることが大事ということです。

自殺報道「今日の一言

2010-11-11 | 教育
自殺の大家の高橋祥友先生も、いじめだけが動機で自殺することはない。いくつもの複合要因が絡まって自殺するのだと断言している。

「いじめ自殺」を騒ぎ立てて、いじめられていると思っている子供たちに、自殺をそそのかすような報道だけはぜひやめてほしい。
(和田秀樹ブログより)