心の風景 認知的体験

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若者へ一言

2011-04-04 | 教育
若いということは打算ができない点に魅力がある。大人たちが笑う
ことでも命懸けで進んでいく方が、人生は案外と充実している気がする
(伊集院静)土井英司メルマガより

最近、消えたもの

2011-04-04 | 心の体験的日記
・「誇り;心を元気に」の原稿ファイル
  プリントアウトもしてない
  きょうは、すでの探し回って30分 絶望的な気持ち
・特注の印鑑
  これで特注印鑑2個が相次いで消えてしまった

頭にきたので2度ねします


内省「心を元気にするもの」

2011-04-04 | ポジティブ心理学
内省「心を元気にするもの」

「内省の習慣は心を強くも弱くもする」

●内省ってどんなもの
 私たち人間は、自分をもう一段高いところから眺めることができます。つまり、自分の心を自分でながめてみる(モニターしてみる)こともできます。今、かなり注意が散漫だなーとか、この問題は自分では解けそうにないなー、といったことです。
 いずれも、メタ認知という機能のおかげです。
 内省は、このメタ認知機能を意識的に働かせることで、自分の心をより深く知り(モニターし)、さらに、心と行動を適切に適切にコントロールすることができるようになります。
 親や教師の口癖の「「反省しなさい」は、この内省の一つです。反省だと、何か不都合なことをしてしまって、これからはそれをしません、ということになって、あまりポジティブな意味合いがありませんが、内省には、もっと広く、積極的な面も含みます。
 たとえば、反省だと過去を振り返るだけですが、内省では、さらに、今現在の心、さらに将来の心についても思いをはせることまで含みます。
 「少し眠くなってきたら、コーヒーでも」は今現在の内省
 「あそこは道がせまくて危ないのでスピードを落として運転しよう」は将来の内省になります。
 さらに、内省する領域にも、いろいろあります。
 なぜ、こんなに気持ちが落ち込んでしまったのだろうか(感情領域)。
 なぜ、今日は頭が働かないのだろうか(認知領域)。
 また内省の使い方もいろいろです。
気持ちの知性化のための内省があります。なぜ、あの時、起こってしまったのだろうかと考えることで、気持ちを冷静に観察することができます。
あるいは、頭の働きの深化ということもあります。なぜ、適切な判断ができなかったのか、こんなすばらしいアイディアが浮かんだのはなぜなのかを考えることで、頭の使い方がよりパワフルになります。
さらに、周りとの共感性を高めるにも内省は有効です。いつもフレンドリーな彼女の気持ちに思いをはせる、上司の攻撃的な言動を引き出してしまう自分の行為はどうしてやってしまうのか、といったことで、相手の気持ちをより深く理解できるようになります。

●内省ができない人、できる人
性格的に内省とはまったくといっていいほど無縁の人がいます。その典型はタイプA性格の人です。
 「競争心が強く、達成意欲が強く、集中力があり、時間に追われて、人の気持ちに無関心、失敗を恐れない」
 いわゆる猛烈人間です。さすがに、近年の日本のビジネスマンの推奨モデル
からははずされましたが、性格ですので、潜在的には、一定の割合で生き残って?いるはずです。
 でも、こうした内省欠如は、なにかとリスクがあります。
自分が抱えるリスクは、こけたときの対応が極端になってしまうことです。タイプAでは心臓疾患が高くなりことが知られていますし、一般に、燃え尽き症候群にさらされます。
さらに、周りの人々にとっては、その傍若無人ぶりに振り回されることになります。
 内省欠如の反対が、うつ病性格の人です。
 悪いことが起こると、何でも自分の力のなさのせいにして過剰に自分をせめてしまう人です。いわば、自分が落ち込むような内省ばかりしている人です。
 いずれも、極端すぎます。やや病的です。
 適度の内省ができる人間、状況に応じて内省できる人間が、適応的で成熟した人間と言えます。

●心の元気にする内省のコツ
①内省を習慣にする
 内省できる人とできない人とがいることは確かですが、内省は、すぐれてお意識的な行為ですから、やろうと心がければ誰でもそれなりにできます。
 最初は、
・日記をつける
・鏡を見る
・寝る前に
といったことを意識的に毎日やり、それを習慣化することです。
 その際、大事なことは、ただ、物事を思い浮かべるだけではなく、その時の自分の心に思いをはせるようにすることです。
友人とあった。楽しかった。ここまでは、誰でもできます。しかし、これは、単なる回想です。これをさらに、どうしてあんなに楽しかったのだろうと思いをめぐらすのが内省です。
②今現在の内省も活用する
 内省は反省ではないと述べましたが、内省で意外に見逃されているのが、今現在の自分の心を内省することです。たとえば、
 原稿を書いている。書けない。あれ、どうしたのかな。そうかー、材料不足かー、それなら、少し関連する本を読んでみるか。
 あるいは、車の運転をしている。なんだか眠くなってきたなー。そういえば、もう2時間も運転している。集中力が途切れてきたし、すこし休憩したほうがよいかなー。
 これを私は、心の実況中継と呼んでいます。今現在の自分の心の適切なコントロールに有効です。
 
③幸せイメージを使う
 内省は、どうしてもネガティブな方向に向いがちです。それはそれで、精緻で深い心の分析ができますので、大事なのですが、過去の習慣もありついつい、そればかりになりがちです。
 そこで使うのが未来の内省です。
 これからの自分関連するポジティブイメージを思い浮かべて、それに自分を入れ込んでみるのです。
 たとえば、今勉強している資格試験に合格した、それを知った自分をイメージし、さらに、それを友達に伝えて時の友達の顔をイメージしてみるのです。

④内省を妨げるものとのつきあいを限定する
 ゆっくり内省できる環境も大切です。
 あまりに、周辺に、内省を妨げるものが多すぎます。満員電車での通勤なんて、内省にはもってこいの時間と場所です。でも、今、iPOD。携帯、ゲームなど時間つぶし、退屈しのぎの道具が幅をきかせています。家ではこれにTV、インターネットが加わりまう。これが貴重な内省の時間を奪います。
 したがって、黙っていては、どんどん内省のための時間も状況も奪われてしまいます。①で述べたように、習慣を作るのが第一、第二に心がけることは、時間つぶしの道具を持たない、持つなら持っていくところを限定することです。
 内省ほど豊かで気持ちよい時間つぶしはありません。

⑤心理テストも受けてみる
 心理テストといっても、おおげさなものではありません。一つ一つの質問に「はいーいいえ」や5段階で答えると、たとえば、あなたの性格がわかる、といった類の検査です。
 たとえば、タイプAの程度を計る質問(一部)です。
・ 忙しいですか
・ 熱中しやすいほうですか
・ 緊張しやすいですか
・ きちょうめんですか
 自分を深く知るための手掛かりにするくらいの気持ちでやってみるのをすすめます。
 


福祉の心

2011-04-04 | 健康・スポーツ心理学
「福祉の心」 現代用語の基礎知識より

● 格差拡大論議がかまびすしい。その真偽のほどはさておくとしても、福祉の対象とされる、「弱い立場に置かれがちな人々」は、いつの時代にも数の増減はあっても一定割合で存在し続けてきたし、今後も存在し続けることは間違いない。それは、いつ何時、みずからがその一人になる可能性を内包していることに留意する必要がある。
● しかし、その時々の政治的、経済的、社会文化的な情勢によって、誰がどのような弱い立場に置かれがちな人々になるのか、また彼らに対する世の中の見方や処遇は、かなり異なってくる。
助けられる者と助ける者という単純な2項関係でとらえるモデルはもはや古典的なものとなり、現在では、弱い立場に置かれがちな人々も含めてすべての人々がそれぞれの自己実現と幸福をめざして人間的な生活を営むことを願う民主主義的なモデルが一般的となってきている。
● そうした時代変化を踏まえて、あらためて福祉の心を考えてみると、当然のことながら、弱い立場におかれがちな人々の心が中心にならざるをえない。それへの配慮なくして、真の福祉は成立しえない。福祉ケアー体制が、制度的に整備されてきた今こそ、弱い立場に置かれがちな人々の心の理解を社会全体で共有することが必須である。
● ところで、弱い立場に置かれがちな人々は、身体的領域、知的領域、精神的領域、社会的領域(人種的マイノリティやさまざまな社会的な被差別者など)で発生する。さらに、先天的なケースと後天的なケースもあるし、後者では、一時的か恒久的かということもある。言うまでなく、弱い立場に置かれがちな人々の心といっても、それぞれ異なった特徴を示す。

こんなときこそ

2011-04-04 | 教育
青年は野心を!

野心には、出し抜く、勝つためには手段を選ばぬといったネガティブなイメージがあるが、
一方では、目標めがけてまっしぐら
障碍なにするものぞ
やりぬく
といったポジティブなイメージもある

豊かな社会では、
野心よりやさしさを
野心より使命感を
野心より共生を
野心よりーーー
となりがちだが、
それでは、社会が停滞する
青年の野心が今こそ日本社会では求められている
がんばれ!若者よ!