時間意識をルーズに[ポジティブ心理術 2011-04-24 | ポジティブ心理学 時間意識をルーズに 社会生活をしている限り時間から逃れることはできませんが、それでも、心の世界でなら、時間フリー、つまり、心のままに過ごすことはある程度は可能です。たとえば、 ・休日などは時間フリーに過ごす ・予定なしの日をできるだけ多くする そして、相手の時間のルーズさを許すのも、自分の時間意識をルーズにすることになります。 時間を意識すればするほど人生窮屈になります。
旅「心を元気づけるキーワード」 2011-04-24 | ポジティブ心理学 たまたま目にふれた雑誌に, JTB社長・田川博巳氏の旅の定義がありましたので、紹介しておきます(文藝春秋、2011年2月号) 旅とは。「日常の生活から離れ、普段は見られない資源、体験、文化、そして生活に触れることで、感動や感銘、発見、心身の癒し等を得ること。」 旅には、癒しと元気づけの両方の効果があります。実際には、区別は微妙な旅行もありますが、典型的には、 仕事が一段落したから温泉でゆっくりは、癒し効果。 海外旅行で見聞を広めようは、頭の元気づけ効果 となります。
心理学総合事典 2011-04-24 | 心の体験的日記 4刷になった 2006年に、朝倉書店の支援で 心理学会総出、200名くらい(だったと思う) が渾身の力を込めて執筆してもらって作った 売るための本ではなかったが 結果として売れている うれしい 朝倉書店に感謝 まだあと5年くらいは持つはず 心理学総合事典クリエーター情報なし朝倉書店
後知恵バイアス 2011-04-24 | 安全、安心、 海保・宮本著[安全・安心の心理学」新曜社より 後知恵バイアス **4行あく ———後からならなんでも言える ●後知恵はいつも正しい 何か事が起こってから、その原因に言及することを後知恵という。それにバイアスが付くのは、後知恵には、誤りが多い、あるいは真偽不明のことが多いからである。たとえば、 ・自動車事故を起こした。あの時、もっと慎重に運転していれば よかった。 ・地震で戸棚が転倒した。転倒防止棒を設置しておけば良かった。 いずれもそれなりに納得できる「正しい」原因のようであるが、本当にそうだろうか、と疑ってみると、たとえば、前者については、「慎重に」が心理的用語のために検証不能、後者は、転倒防止棒をしてあったとしても激しい地震だったために折れてしまったかもしれない。 このように、後知恵は、その真偽を問うことなく、自分自身に対しても、また人に事を解説する時にも、ごく普通に展開される一つの推論である。 自分で自分を納得させる推論としては、実に都合がよい。なにせ、自分の頭の中の知識を使っての推論なのだから。また、ニュース解説者などにとって、TVという情報権威付けのお膳立てもあって、その後知恵解説はすんなりと視聴者には受け入れられやすいし、視聴者にもそれでそれなりに納得してもらえる。 かくして、後知恵推論花盛りとなりがちであるが、繰り返すが、後知恵推論には真偽の確認が出来ないことが多いので、心ある人からすると、「そうは言うけど本当?」となりがちである。さらに、後知恵推論は、既有の知識の枠内に限定した狭い推論をしがちであるため、新奇な事態では誤る可能性が高くなる。 こうした後知恵推論が、事故の原因分析、犯罪の動機分析で使われるとどうなるであろうか。事故や犯罪が起こると、それが大規模かつ特異であればあるほど、どうしてそれが起こったのかを知りたくなるのは当然である。そこに後知恵推論への誘惑がある。 ●事故の原因分析 事故が起こると、その原因は何かとなる。警察にとっては事故に関係した人々を裁くための論理を構築するため、一般には、次の事故の防止に役立てるためである。 事故分析は、事が起こってから時間を逆にさかのぼってその原因を探るので、逆問題と言われる。逆問題なので、当然、そこで展開する推論は後知恵となる。ただ、通常の後知恵推論とは違って、事故の場合には、多くの証拠が現場に残されることが多い。これが、後知恵バイアスを防ぐのに役立つ。たとえば、ブレーキ痕の長さから事故時のスピードをかなりの精度で推測できる。これは、後知恵ではなく、れっきとした科学的推論である。多くの事故分析では、こうした保全資料を科学的に分析することで、真の原因に迫る。 問題は、原因が錯綜していたり、どうにもわけがわからない時である。そんな時に使われるのが人為ミス説という後知恵の定番である。これなら、人がかかわる事故の原因としてはほぼ当たりである。これですべてが解明され、事は一巻の終わりとなる。しかし、このような形での人為ミス説は、思考停止のための概念装置でしかないし、次の事故防止のために実効性のある対策を立てるのには役立たない。 ●犯罪者の動機分析 事故分析の人為ミス説と似たような後知恵の定番が、犯罪者の動機分析である。 こちらのほうは、たとえば、証拠にもとづいて殺人がどのようにおこなわれたかを完全に解明でき犯人が検挙されても、必用におこなわれる。場合によっては、それによって、罪が軽重が決まることさえある。 犯罪の動機探しは、ほとんど証拠のない逆問題解きになる。「むしゃくしゃしていたから放火した」「無視されたから殺した」などなど。もっぱら犯人の自供からからーーこれも後知恵なので真実とは限らないことがあるーー、その動機を推論することになる。それが衆目の納得のいくものであれば、それで終わり。納得がいかない動機説明(供述)がなされると、最悪は精神鑑定となる。 ●後知恵バイアスを克服する 後知恵バイアスと名を打ったために、後知恵が悪者のような話になったが、しかし、後知恵にもそれなりの留保づきなら利用価値があることは確かである。 まずは、後知恵を無造作に使ったり、その真実性を頭から信じてしまうようなことがないように注意すること。そういうこともあるかもしれないが、別の可能性もあるかもしれないと常に疑いの心を持つ。 2つは、後知恵は、自分の既有知識を使っての推論である。したがって、知識の質を良質なものにする努力を怠たらないようにする。そうすれば、理のある後知恵となる。 3つ目は、あいまいさ耐性をつけること。浅薄な後知恵が展開されるのは、ともかく早くわかってしまいたい、何が何やらわけがわからないのはいや、との気持ちが強い時である。訳がわからない状態であれこれと思いをめぐらすことを楽しめるくらいの気持ちになれば言うことなしである。 最後は、検証マインドである。事実や証拠による検証がなされるまで事の真実を納得しないことも必要である。これが、科学的思考である。(K)
画像取り込み 2011-04-24 | 心の体験的日記 きれいな画像が公開されている 右クリックで簡単に取り込める そして、このブログにアップもできる でも、著作権が気になる もっともユーチューブは、 もっと天真爛漫に? 映像を無断でアップしているらしい 情報は無料もやや行き過ぎかも なお、このブログ 月200円の有料になっていたのを 今日、届いて、カード明細で気がついた これだけのサービスをうけているのだから これくらいは当然 gooさん、ありがとうございます