八千代市との共同で、東京成徳大学八千代キャンパスの学生が
ボランティアで運営している
ボランティア活動としては、もっとも長く続いているものの一つ
今日はその辞令交付式
2~4年生まで26名
過去の累積では、324名
あいさつメモ
ごくろさま
でも
キャンパスのなかでは学べないことが学べる恰好の機会
さらに、社会的な使命を帯びた仕事を体得してもらうにもとてもよい機会
大変かもしれません
投げ出したくなることもあるかもしれません
そんなときは、電話の向こうにあなたを頼る子供がいることを
思って、がんばってください
1)心のネガティブ、ポジティブってどんなもの
心の三分法はよく知られています。知情意ですね。
●知は、頭の働き 認知
●情は、気持ち 感情
●意は、意欲 意志
となります。
これに、もう一つ、周りと自分、これを心の社会性と呼んでおきます
●社会性 周りとの関係 対人関係
この3分法と社会性を使って、ネガティブ、ポジティブを、次のような図式で、考えてみます。中に入っているのは、キーワードの例です。
ネガティブ ポジティブ
知 頭が働かない 頭が活発に働く
情 不幸 悲観 悲しい 幸せ 楽しい 明るい
意 意欲低下 やる気まんまん
社会性 嫌い 好き
ポジティブのネガティブの間には、膨大な「普通の状態」があります。普通の生活では、この「普通の状態」であることのほうが時間的にも場面的にも多くなります。
しかし、人間の心は生き物です。
「普通の状態」が多いのは良いことですが、そのままずっとは不自然です。一日のうち、どこかで何時間かは、ポジーネガを体験することで、心を活き活きさせることが必要ですし、そのようにしていることが実は多いはずです。
それは、いつもいつもポジである必要はありません。ネガでも良いのです。ネガがあってのポジですから。
「普通」でありたいと願いながら、ポジ、ネガを味わう、もっと言うなら堪能するくらいの感じですね。
2)ネガ<-普通―>ポジの間を動く
ネガ<-普通―>ポジの3つの状態が、「普通」を基本にネガへ行ったり、ポジへ行ったりしながら、毎日の生活が展開されます。そして、ときには、ポジばかりで舞い上がり、ときには、ネガばかりで落ち込んだりします。
基本的には、そこに動き、つまり、ネガから普通、ポジから普通への動きがあれば、それが正常ということになります。それは、時間の自然な力によっても起こりますが、自らの力でもある程度はコントロールすることもできます。本書では、それを、日記を書く、読むことでやってみたらどうでしょうか、というすすめになります。
3)ネガティブに考えて、ポジティブに行動する
さらに、もう一つの基本があります。それがここの見出しです。
一般に、ネガティブな状態のときは、心の深読みをします。そこまで深入りしなくとも、というほど深く自分の心を読もうとします。
夏目漱石の前期3部作「三四郎」「それから」「門」はお読みになったでしょうか。後期三部作『彼岸過迄』『行人』『こゝろ』もあります。いずれも、筆致こそ軽快ですが、登場事物の心の深読みに驚かされます。その読みには、心理学者など足元にも及びません。
いずれも、漱石の心身の病が深く影を落としているようです。つまり、ネガティブな心が産んだ傑作です。
漱石を引き合いに出すまでもなく、ネガティブな心は、心の深読みにつながります。
「ネガティブなときは、木しかみない。ポジティブなときは、森しかみない」
「ネガティブなときは、本質をみる。ポジティブなときは、うわべしかみない」
「ネガティブなときは、足元をみる。ポジティブなときは、空をみる」
ややポジティブに不利な表現をしてみましたが、一面の真実だと思います。
そこで、見出しです。
ネガティブに考えることによって、心を深読みし、ネガティブから抜け出るために、あえてポジティブに行動することで、ネガ<-普通―>ポジの3つの状態の間の動きを自分でコントロールしてみたらどうか、という提案です。
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きょうは年に一度の健康診断
きらい
人間ドッグには入ったことがない
でも、
血圧、アレルギー、前立腺
と3つの薬が常備薬
減ることはない
腰、膝がやや痛くなるが、サポータでしのげる
胃の検診は、パスを続けている
中性脂肪が高いがそんなもの、気にするなが
かいずかクリニックのお医者の開設
不整脈があるが、そんなもの、気にするなが
つくばだい出身の医師<<その病院、全員の医者の学歴が待合室にはってある
のみたて
というわけで、健康診断
やってもしかたがない
でもやらねばならない
よくよく考えたら、4月新学期とのお付き合いが
小学校入学以来<<当時、幼稚園なんてありえなかったなー
4月新学期と63年間もつきあってきた
うーん、
それが秋に変わる?
うそだろ! という感じ
なんであんなこと、考えたんだろう
学事日程は、1日ずらすだけでも大変
それを半年も一気に変えるなんてね
まったくわが大学では関心ない
自分も関心ない
履歴書に半年のブランク
常識ではありえない話だが、
出所が、東大だから話題になる
まー、これであれこれ教育談義が深まればそれはそれで
意義ありかなー
4 やる内容を分割する
時間を分割して、間に休懇を入れながら仕事や勉強をするのを分散法という。それに対して、やるべき内容を分割して、それの区切りごとに休憩を入れるのを分習法という。
似ているようで、少し違う。内容を分割すれば、それぞれをやり終える時間も結果としては分割されるという点では似ている。しかし、分散法が時間の区切りを第一義に考えるのに対して、分習法は、あくまで内容の区切りである点に違いがある。
流れ作業のようにいつも同じことを繰り返す単純作業では、仕事の内容から区切りを入れることはできない。六〇分続けたら五分、2時間たったら15分というような休憩をはさむことになる。つまり、分散法がとられることになる。
そうしないと、飽きががきて能率があがらないだけでなく、エラーも起こる。
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次の文字をできるだけ早く書いてみてください(仁平義明氏による)。
「お」-->
「わ」-->
「番」-->
図 同じことをくり返しているとエラー(書字スリップ)がおこる
********
これが勉強なら分習法のほうがやりやすい。問題ごと、節ごと、科目ごと、という具合に意味的なまとまりがあるからである。
分習法で問題になるのは、まず、どのくらいの大きさのまとまりを設定するのがいいのかである。
これには決め手はなく、やさしいものであれば、必然的にそのまとまりは大きいものになるし、むずかしければ小さくなる。
ところで、時間にしても内容にしても、分割すれば中断が発生する。中断すると能率が落ちるのであろうか。それともあがるのであろうか。
これに一つの解答をあたえることになった中断効果についての心理実験を紹介しておく。
色々の種類の作業をさせて、いずれの作業もあえて途中で強制的に打ち切ってしまう。時間分割である。そしてしばらくしてから、作業者にどんな種類の作業があったかを思い出させる。
この結果、すべての作業を終わりまで通してやった群とくらべると、作業の途中で強制的に中断した群のほうが、よりたくさんの作業内容を思い出すことができたという。作業途中の中断が作業者に緊張をもたらし、記憶に効果的に作用したのである。
この中断効果が示すことは、休懇を入れたい時とか、用事でやむをえず中断しなければならない時などには、あえて、内容のまとまりの途中でやめておくのがよいということを示唆している。そうすれば、前のことが記憶に残っているので、すぐに再開することができる。