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2013-03-03 | 心の体験的日記
valuestar導入して
すぐにダウンロードしたのが麻雀
もちろん、無料
楽しい
ほぼ毎日、勝つまでやっている

それにしても、スマホでゲームに熱中しているひとびとが
多すぎないか
子どもまでまきこんでのゲーム社会
しかもユビキタス
能力陶冶が心配



「総合的な学習と情報教育について」

2013-03-03 | 教育
01/11/29 鹿児島めい友会     

雑感「総合的な学習と情報教育について」            筑波大学心理学系

---学習は確かに楽しいものであるが、同時に努力を伴うものであるということを忘れてはいけない。---色鮮やかなマルチメディアの世界に浸って「学習せよ」と子どもたちを奨励するのは、集中力と根気に欠ける精神を育成せよと言うに等しい。(ハーリー)

人間の精神は、思考を表現し拡張できる道具、装置、技法を駆使する能力に大きく依存している。(ブルーナー)

新しい電子の教師の潜在力には恐ろしいものがある。教育者たちは、これらの影響力を無視するほど無邪気なのだろうか。それは、現実には新たなカリキュラムとなっているのに。(ボイヤー)


●いよいよ始まる総合的な学習 週休2日制による授業時間の減少の中での総合的な学習がいよいよ本格化する。  基礎基本をどうするとか、なんでもありの総合的な学習とか、議論はかまびすしいが、もはや議論している段階ではない。やるしかないところまできてしまった。  教科書のない授業が始まるのである。わくわくするようなことが全国の教室で始まるのである。  思いつくままに子供にとってのメリットを挙げてみる。 ・学習の幅が拡がる   ・現実とのかかわりが密になる ・知的好奇心をベースにした学習が行なわれる
●情報教育と総合的な学習  
情報教育それ自体は、既存の教科カリキュラムのあちこちに組み込まれているが、総合的な学習の中で情報教育をどうするかは、情報化社会の今、一つのメジャーなテーマとしてあってよい。  やや面倒なのは、生まれたときから高度な情報機器を操って生活してきた子供の、情報についての意識と行動が思った以上に進んでいることである。  情報機器を使ったありきたりのテーマでは、子供の知的好奇心を満足させることができない。  むしろ、「進んでしまった」情報意識と行動そのものをテーマにするほうが、学習効果があるかもしれない。たとえば、 ・民放はなぜただでみることができるのか ・携帯電話を誰もが持つことで何が変わったか ・ファミコンで遊ぶことの良いところと悪いところを考える  さらに、12年**月**日での鹿児島・めい友会での講演でご紹介させていただいたような、情報そのものに目を向けさせるようなテーマもよさそうである。たとえば、 ・マニュアル(取扱説明書)を作ってみる(情報の加工) ・新聞記事を書いてみる(情報の編集) ・運動会の企画をしてみる(情報の生成)
●情報化社会での生きる力をつける
 情報化社会は、情報によって作り出される「仮想世界」が肥大した社会である。  その際立った特徴は次の4つだと思う。
・現実世界の一部を拡大・強調する---編集情報の提供
・思惟世界を見えるようにする---ビジュアル(イメージ)化優位
・多彩な代理経験を提供する---代理経験優位
・時間的・空間的な制約が緩い---ボーダレス社会の加速
 これまで大人が生活してきた重厚長大な産業社会とは違って、猛烈なスピードで、しかも、思いもつかない質的な変化が起こっている社会の中で、これからの子供は生きていかなければならない。 そんな子供に、大人の過去の遺産ばかりを詰め込むような教育はリスクが大きい。生きる力、生き延びる力を奪ってしまうかもしれないからである。  そうした歴史認識のもとで、教育の構造改革を考えてみると、総合的な学習は、かなりいい線をいっていると思っている。  そして、総合的な学習の中で情報教育にかかわるテーマを取り上げることも、極めてカレント性のあることだと思っている。  教える内容も教え方も一人一人の教師の創意工夫が活かされる授業ができるようになったのである。こんな時期に教師をしていられることの幸せを存分に味わって欲しいものである。 *****タイトル抜きで本文67行

◆共時性(synchronicity

2013-03-03 | 心理学辞典

◆共時性(synchronicity)

自然に起こる現象も人間に起こる現象も、因果的に説明することが、現代科学のドグマである。しかし、人間の日常的な体験として、「会いたいとふと思った人に偶然町中で出会った」とか「予兆したことが実現した」といったことがあることも確かである。このように、ある心的な状態と外部の出来事とが、あたかも因果的な関係があるかのように、共に起こる(意味をなす)ことを共時性という。C・G・ユング(Jung)の提唱した概念で、共時性の認識の成立が、心的疾患に悩む患者の態度を好ましい方向に変化させることがあるとしている。