1800文字 40文字 45行
周りを元気にする
ユーモア⑨「ユーモアは、自分も周りも元気にさせる」
●ユーモアを生み出す心
「おい癌め酌みかわさうぜ秋の酒」(江國滋)
すごい句ですね。575の制約のなかに凝縮されたたユーモアの極地。日本人のユーモア文化、」ユーモアセンスも捨てたものではありません
・ 自分の病気さえ冷静にみつめ(客観視)
・ それをしっかりと受け入れて(受容)、
・ それを周りにいる人々と一緒になって笑い飛ばしてしまう(サービス精神)
これこそ、ユーモアを生み出す心の真髄ではないかと思います。そして、それを持っている人をユーモアセンスのある人と言い、尊敬されますし、周りを元気にしてくれます。
● ユーモアで心を元気にするコツ
① 相手の興味、関心、そして、知識に配慮する
こんなユーモア、いかがでしょうか。
「アメリカの家庭で、日本製の電球が切れたので電話した。何人の日本人がくるか。
答 3人。一人が日本製であることを確かめ、1人が電球を交換し、一人が切れた電球を輸出する。」(早坂隆「世界の日本人ジョーク集」中公新書ラクレ)
これがユーモアになるのは、あなたに日本人の国民性の典型についての知識(固定観念)があればこそです。それを顕在化し誇張することで笑いを誘います。
あまりに、当たり前すぎるのもジョークになりません。また、相手に興味、関心がないもの、解釈するための知識のないものは、座を白けさせるだけです。
ユーモア精神の中にある、この周り志向注目してください。
② おかしさ、おもしろさを志向する
ユーモアねたは、やはりそれなりに日頃から収集することを心がける必要があります。まずは、心をオープンにして、おかしいこと、おもしろいこと探しをする習慣が必要です。
落語家、お笑いタレントをみていて感心するのは、実に豊富なユーモアねたを持っていることです。それなりの努力をしているのだと思います。
その努力は、副産物として、周りと自分をポジティブに見させてくれることにもなります。
③ ユーモアを受け入れる雰囲気を作る
あなた自身がユーモア発信者であること、あるいは、あなた自身、ユーモアを受け入れる人であることを回りにわかってもらうことも大事です。
そして、さらに、あなたの周りも、ユーモアを発する、あるいはそれを許す雰囲気になってもらう必要もあります。ともすると、まじめさと格式を重視する日本文化のなかでは、これは、なかなか難しいところがありますが、あなたが率先してそういう雰囲気を作り出すこともあってよいと思います。
たとえば、あなたがユーモア発信源になる心意気に加えて、相手が笑わそうとする心意気には即応するようにする。あるいは、ちょっとしたおもしろグッズ、元気グッズを自分の身の回りに置いておくなんてことも雰囲気つくりには効果があると思います。
④茶化し、ひやかしねたは厳禁
綾小路きみまろの中高年女性を素材にしたこけネタ。こけにされた女性から大うけ。でも、これは誰もができることではありません。きみまろ芸だからこそ笑いがとれるのです。
人を茶化す、あるいはこけにするユーモアは、やめておいたほうが無難です。相手が傷ついてしまうことがあるからです。とりわけ、女性ねたは、セクハラにもなってしまうこともありますので、たとえ酒席であっても慎んだほうがよいと思います。
周りを元気にする
ユーモア⑨「ユーモアは、自分も周りも元気にさせる」
●ユーモアを生み出す心
「おい癌め酌みかわさうぜ秋の酒」(江國滋)
すごい句ですね。575の制約のなかに凝縮されたたユーモアの極地。日本人のユーモア文化、」ユーモアセンスも捨てたものではありません
・ 自分の病気さえ冷静にみつめ(客観視)
・ それをしっかりと受け入れて(受容)、
・ それを周りにいる人々と一緒になって笑い飛ばしてしまう(サービス精神)
これこそ、ユーモアを生み出す心の真髄ではないかと思います。そして、それを持っている人をユーモアセンスのある人と言い、尊敬されますし、周りを元気にしてくれます。
● ユーモアで心を元気にするコツ
① 相手の興味、関心、そして、知識に配慮する
こんなユーモア、いかがでしょうか。
「アメリカの家庭で、日本製の電球が切れたので電話した。何人の日本人がくるか。
答 3人。一人が日本製であることを確かめ、1人が電球を交換し、一人が切れた電球を輸出する。」(早坂隆「世界の日本人ジョーク集」中公新書ラクレ)
これがユーモアになるのは、あなたに日本人の国民性の典型についての知識(固定観念)があればこそです。それを顕在化し誇張することで笑いを誘います。
あまりに、当たり前すぎるのもジョークになりません。また、相手に興味、関心がないもの、解釈するための知識のないものは、座を白けさせるだけです。
ユーモア精神の中にある、この周り志向注目してください。
② おかしさ、おもしろさを志向する
ユーモアねたは、やはりそれなりに日頃から収集することを心がける必要があります。まずは、心をオープンにして、おかしいこと、おもしろいこと探しをする習慣が必要です。
落語家、お笑いタレントをみていて感心するのは、実に豊富なユーモアねたを持っていることです。それなりの努力をしているのだと思います。
その努力は、副産物として、周りと自分をポジティブに見させてくれることにもなります。
③ ユーモアを受け入れる雰囲気を作る
あなた自身がユーモア発信者であること、あるいは、あなた自身、ユーモアを受け入れる人であることを回りにわかってもらうことも大事です。
そして、さらに、あなたの周りも、ユーモアを発する、あるいはそれを許す雰囲気になってもらう必要もあります。ともすると、まじめさと格式を重視する日本文化のなかでは、これは、なかなか難しいところがありますが、あなたが率先してそういう雰囲気を作り出すこともあってよいと思います。
たとえば、あなたがユーモア発信源になる心意気に加えて、相手が笑わそうとする心意気には即応するようにする。あるいは、ちょっとしたおもしろグッズ、元気グッズを自分の身の回りに置いておくなんてことも雰囲気つくりには効果があると思います。
④茶化し、ひやかしねたは厳禁
綾小路きみまろの中高年女性を素材にしたこけネタ。こけにされた女性から大うけ。でも、これは誰もができることではありません。きみまろ芸だからこそ笑いがとれるのです。
人を茶化す、あるいはこけにするユーモアは、やめておいたほうが無難です。相手が傷ついてしまうことがあるからです。とりわけ、女性ねたは、セクハラにもなってしまうこともありますので、たとえ酒席であっても慎んだほうがよいと思います。