第1部 気持ちを元気にするキーワード 2013年4月15日
「自尊心」の原稿がない
幸せ一杯 幸運
積極的 うれしい
前向き なるようになる
生き生き ゆったり
1部 気持ちを元気にするポジティブ心理術
あ
愛 すみ4-17
遊び 4-18
運4-19
おおらかさ 4-21
か
から元気 4-22
感動 4-23
がんばる 4-27
き
気晴らし 4-28
義憤4-29
休息 5-2
元気グッズ 5-5
元気づけ習慣 5-7
こ
幸福感 5-9
さ
散歩 5-11
し
自己実現 5-14
自信 5-17
自尊心 ない!
勝負5-20
宗教心 5-21
心身一如 5-23
進歩感 5-26
す
好き 5-30
た
態度変更 6-2
達成感6-5
楽しみ
楽しみ「気持ちの元気 1部
「楽しみがあるから生きられる」
●楽しみと楽しむ
「楽しみ」と「楽しむ」は、名詞と動詞の違いですが、楽しみは未来、楽しむは現在を志向しているという違いがあります。
「明日は、彼女とデート。楽しみだ」は未来。
「彼女とデートを楽しむ」は現在。
楽しみのこの未来志向がポジティブマインド作りに活用できることになります。
もう一つ、関連して「楽しみ」の特徴があります。
それは、現実のなかにあるものとなんらかのつながりがあるイメージの世界でのエピソードだということです。回りくどい言い方をしました。例を挙げてみます。
・目の前にいる自分の娘の結婚を楽しみにしている自分。
・勉強でのがんばりが合格という形で実現するのを楽しみにしている自分。
ここで大事なことが2つあります。
一つは、楽しみは未来志向、したがってイメージの世界の話ではありますが、現実から出発していることです。夢物語、空想とは違います。
もう一つは、ポジティブ志向です。同じ現実でも、まったく反対のイメージを描くことも簡単にできます。
・目の前の娘が結婚できなくてさびしい思いをしている自分
・勉強しても不合格になる自分
ですから、楽しみ志向になるような心の習慣が必要なのです。
●楽しみを楽しむコツ
①楽しみのレパートリーを増やす
楽しみは、所詮、将来の心の世界、イメージの世界の話です。なんでも楽しみと考えてしまえばいいのです。
遊びは言うまでもなく、つらい仕事でも勉強でも、なんの変哲のない日常生活でも、先を考えればいくらでもそれに関連した楽しみをイメージすることができます。
しかも、そのイメージは自分が創造したものでいいのですから、楽なものです。できるだけ豊富な楽しみのレパートリーを心の中にもって生きていくのがコツです。
②楽しみの工程表を作る
楽しみは、未来を志向しています。未来は無限です。明日の楽しみを考えるのもよいし、1月後、1年後、10年後、―――の楽しみを考えることもできます。楽しみの工程表作りですね。
③楽しみの時系列化をする
子育ての楽しみのように、今の楽しみが次の楽しみへとつながるような楽しみの時系列もありです。
そして、こんな気持ちになれれば最高です。(フレデリクソン著「ポジティブな人だけがうまくいく 3;1の法則」日本実業出版社)
「起こる前には、「すばらしいことがおこるぞ」とわくわくし、
起きている間は、「味わいつくそう」と考え
終わったあとは、何度もそれを思い出していい気分を味わうのです。」