◆災害心理学(accident psychology)
災害意識、災害防止、災害後の心的ケアなどを研究する分野。
新しい分野ではないが、大規模災害やテロの発生のたびに、この分野への関心が高まる。リスク(危険)をどのように考えているか(認知)やリスク時にどのように行動するか、またどのような対策をとるべきか(リスク管理)といった問題も、これに含まれる
●ジェンダーの心理学
客観性、論理性、価値中立性が重視される科学であっても、時代思潮の影響を多かれ少なかれ受ける。心理学の場合は、ナチス・ドイツでの優生学のように、時代の権力からもろに影響を受けた場合もあったし、ジェンダー心理学のように、深く静かに進行する価値観の変化に影響を受けることもあった。
男と女は身体的にも心理的にも違いはある。問題は、その違いを、固定化する方向で、それとも活かす方向で、あるいは縮める方向で認めるかである。いずれの方向をめざすかによって、科学としてのジェンダー心理学の内容も方法論も異なる。それを決めるのは、時代思潮である。
現在の日本のジェンダー心理学を支える時代思潮は、男女の扱いの違いに敏感でありつつ、それを殺すのではなく活かす方向にある。つまり、違いを違いとしたうえで、それを活かすにはどんな仕組みを社会の中につくりだすのが望ましいかを考えるようになってきている。したがって、必然的に、ジェンダー心理学の研究は、アカデミズムに自閉することなく、心理学の枠を越えて学際的な場で行われるようになり、さらに、社会と積極的にかかわる実践的、政策提言的な研究を志向するようになっている。
心理学専門用語は
⑥自分が何者であるかを知ること >
⑦欲求不満を社会的に価値のあるものに向けること >
⑧勝手な理屈を作り出して自分をなぐさめること >
⑨社会的な活動の中で身につける性格 >
⑩社交的、活発で、気持ちが外にむいている性格の特性 >
⑥自分が何者であるかを知ること >
⑦欲求不満を社会的に価値のあるものに向けること >
⑧勝手な理屈を作り出して自分をなぐさめること >
⑨社会的な活動の中で身につける性格 >
⑩社交的、活発で、気持ちが外にむいている性格の特性 >