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2018年7月23日9時38分台のブログ投稿状況

2018-07-23 | Weblog
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このgooブログには、たった1分間の間に、10本の記事がアップされている。
登録者数は、280万を超えているのだから、当然かもしれないが、
それにしても、ものすごい数。
その中で1000番以内定着を達成しつつあるこのブログは、たいしたもの。 笑い
自画自賛である。

みなさまの応援あってのたまもの。

感謝です。
これからも、せまりくる死の直前まで、
たんたん更新、継続します。


第5 注意管理不全と心理安全工学

2018-07-23 | 安全、安心、
第5 注意管理不全と心理安全工学
「注意しろだって!。それができないから、困っているんだよ」

●はじめに
 注意不足とエラー、事故との関係はよく知られている。しかし、単なる注意の不足だけで事を済ましてしまっては事の本質を見逃すことになる。注意の特性を踏まえた注意管理の方策を考える必要がある。

●注意の2つの側面を区別する---注意の特性認識支援
 注意には能動的な側面と受動的な側面とがある。
騒音中でも自分の名前が呼ばれれば自然に気がつく(カクテルパーティ現象)。これが注意の受動的な側面の1例。
 騒音の中で演説を聞き取るために懸命に耳を傾けるのが注意の能動的な側面の1例。
 注意の外部管理は受動的な側面に、注意の自己管理は能動的な側面に着目することになる。ただし、注意の能動的な側面の自己管理にも限界がある。いたずらに自己管理を強制するのは悪しき精神主義になってしまう。注意の特性を踏まえた外部からの支援が必要である。

●注意の受動的側面を活用する---注意の受動的側面活用支援
 注意を自然に引きつけるのは、「目立つもの」「よく知っているもの」「興味関心を引くもの」である。
 事故防止には、注意のこの受動的側面を活かすことになる。 
一つは、否が応でも注意を引きつけて注意喚起をする。
 「美人多し、脇見運転するな」という交通標語?は、この点では秀逸な?事例である。
 もう一つは、注意集中を乱す情報環境の排除である。
 走行中の携帯電話の禁止、作業中の無造作な呼び出し放送の禁止などなど。ここ一番での集中が求められる作業をしているときには、これらが決定的なエラー、事故原因になる。
 いずれも、注意配分の最適環境を提供するという観点からの作業現場の設計が求められるところである。

●注意量を増やす---注意活性化支援
 注意は自分である程度はコントロールできる。したがって、注意配分に失敗して事故を起こすと、「たるんでいる」として不当なくらいに責められる。
 たるみとは、仕事に必要な十分な量の注意を注がないことである。具体的には次の2つの場面で起こる。
 ・ぼんやり---注意の全般的な低下
 ・あきる---注意の時間的劣化
 「ぼんやり」も「あきる」も、実はごく自然な注意現象である。それだけにかえって、メタ認知を働かせることを怠りがちになるのか、自己コントロールがなかなか難しい。
 強制的に休憩を入れたり、バックグラウンド・ミュージックや指示など、外的な注意活性化の手段を用意する必要がある。

●注意集中度と注意範囲の兼ね合いを考える---注意集中・範囲の兼ね合い支援
 注意を集中すれば認知活動は活発になる。
 しかし、注意量には限界があるので、あれこれと注意を配る範囲が広くなれば一つ一つへの注意集中の度合いは低くなる。逆に1点に注意集中すると、集中した認知活動は活発になるが、それだけしか見えなくなってしまう(視野狭窄)。
 注意集中度と注意範囲と間にはトレードオフ(あちらたてればこちらがたたず)の関係がある。
 作業の内容によって、あるいは、進行状況によって、このトレードオフは微妙に変化してくる。
 たとえば、作業開始と終了時は注意範囲を広く、目標達成までは集中度を高く、といった調整が必要となる。 
 そうした自己管理に加えて、チームでの作業では、仕事に注意を集中する人と、広く注意をあちこちに配る人とを用意する、といった注意の集団管理もあってよい。

●管理用の注意を用意する---管理用の注意活用支援
 一つのことだけに注意を集中することで、認知活動をより活発にさせることは悪いことではない。
 ただ問題は、仕事に注意のすべてを使ってしまうと、メタ認知を働かせるための注意がなくなってしまうことである。
 注意配分の最適な状態は、複眼集中である。
 仕事に7割、メタ認知による管理用に3割の注意を配分するくらいが丁度よい。
 これによって、仕事の進行に応じた注意配分をしたり、自分の認知活動もモニタリングしたりコントロールしたりできる。
 管理用の注意が用意されるためには、あえて、注意を拡散してみるようなこともしてみる必要がある。道路の前だけに注意を集中していないで、時折は「あえて」周囲の景色にも注意を配ってみる。
 あるいは、一定時間ごとのアラームも、「我に返る」機会を提供する。

●集中の持続し過ぎに要注意---休息管理支援
 かつて、コンピュータ画面をみながら長時間の集中した仕事をすることから発生するストレスをテクノストレスと呼ばれ、その対策が話題になったことがある。現在、事態はもっと悪化しているように思うが、どういうわけか、話題性はなくなってしまった。
 これに加えて、日本の会社には、「ガンバリズム」の組織風土があるので、注意集中の持続を恒常的に働く人々に要求する傾向が強い。
 これでは心は持たない。自殺者年間2万人越えの原因の一端にもなっているはずである。
 決め手は休息である。休めば、無理なく注意資源が補給される。小刻みな休憩から、週単位の休憩、さらには年単位の長期休暇のきめ細かい組織的な休息管理が求められるところである。

●注意コントロールのタイプに配慮する---注意タイプ別支援
 注意には、集中と持続がある。両者は独立ではないが、あえて独立と考えて、2つの軸を直交させて、注意特性に基づいた人のタイプ分け(類型化)をしてみた。
 エラー、事故との関係で、各タイプ別に一言。
「真剣勝負型(集中度高いー持続力がある)」 
・常に緊張して仕事ができる
  ・管理用の注意をいかに用意するかが問題
「一発勝負型(集中度高いー持続力がない)」
・ここ一番で猛烈な集中ができる。
   ・注意レベルが下がったときの活動が問題
「気配り型(集中度低いー持続力がない)  
・いろいろのことに気がつく
   ・一つ一つの仕事をミスなくできるかが問題
「泰然自若型(集中度低いー持続力あり)」
・ じっくりと時間をかけた仕事が得意
  ・ここ一番での集中が求められたときが問題
 まずは、自分がどのタイプであるかを知ることで注意の自己管理をより効果的なものにしてほしい。
 さらに、チームで仕事をするようなときには、タイプにあった人の作業配置を考えることもあってもよいこと。

「コラム」第一のわき見と第2のわき見 
定位反射としての第一の脇見は一瞬です。したがって、高速
移動体での仕事でなければ、ミス直結とはならないのが普通で
す。ただ、通常は、さらにその意味を知るための第2の脇見を
します。
たとえば、「大音響→一瞬の集中的選択→元に戻る→大音
響の意味を知るための第2の脇見」となります。この第2の脇
見は、「能動的集中」を必要とします。その分、本筋の仕事へ
の集中力が減ります。ここで仕事を一時ストップさせての余裕
のある脇見なら問題ないのですが、移動体での仕事では難し
いところがあります。
危険表示などでも、第一の脇見をいざなうために「危険」を
目立たせるのはいいのですが、それだけでは十分ではありま
せん。第2の脇見用に、「なぜ危険なのか(why)」「どうすれば
よいのか(how)」の情報提供をする必要があります。

●失認/失語(agnosia/aphasia)

2018-07-23 | 心理学辞典


●失認/失語(agnosia/aphasia)
感覚器官は正常に機能しているのに、それが何であるかわからない(物体失認)、位置関係がわからない(視空間失認)、誰の顔かわからない(相貌失認)、リズムがわからないなど、世界の意味を知るための象徴機能が働かなくなる症状を失認と呼ぶ。失語とは、ことばにかかわる理解機能(感覚性失語)、表出機能(運動性失語)が失われることである。
脳の損傷部位と症状との対応がわかっているものが多い。しかし、脳の一部に局在させては説明できない症状もかなり存在するのも事実である。