毎年の事なんだけど…1月2月位まではBLOGの更新がマメになるんだよね。段々先細りして行くんだけど(苦笑)
子供の頃からこーゆー性分って変わらないんだよなぁ~「年も改まった事だし、今年こそはマメに日記付けるぞ!」「今年こそは家計簿ちゃんと付けるぞ!」
的なヤツですよええ。
まあ、いいじゃないですか。今年もやっぱり同じパターンなんだろうけどまだ頑張ってますよーっと。^^;
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「信長協奏曲(のぶながコンツェルト)」
フジTVの月9ドラマとしては異例の「戦国時代モノ」としてヒットした同タイトルドラマの映画化による「完結編」
時代物とは言うものの、設定としては「現代の高校生(ロクに歴史も勉強してない軽バカ系)が戦国時代にタイムスリップしてしまう」という内容なので
会話がイマドキっぽくても設定が多少破たんしていてもとりあえず許されてしまうというぬるい感じですね。
元はコミックが原作のようですが自分はコミック未読、TVドラマは大好きで全てリアルタイムで鑑賞済。
簡単なあらすじ…
小栗旬君演じる「バカ高校生のサブロー」はひょんな事で戦国時代にタイムスリップしてしまう。そこで出会ったのが自分と顔がそっくりの武将・織田信長だった。
信長は歴史で伝えられているのとは随分キャラが違っていて、自分は家臣を従えてやっていける自信がないから自分と顔がそっくりなサブローに
「俺の代わりに信長になってくれ」と頼んで、自分は「明智光秀」と名乗って顔を隠しつつ(顔は怪我をした体で頭巾を被る)サブローの側で家臣として着いている事になった。
信長になったサブローは持ち前の明るいキャラとカリスマ性を発揮し、どんどん家臣たちの信望を集めて勢力を拡大、不仲だった妻の「帰蝶」ですら
サブローと仲睦まじくなって行くのを嫉妬と羨望で見つめる明智光秀(本物の信長)だったが、信長に恨みを晴らす為に近付き側近にまで上り詰めていた「羽柴秀吉」が
明智光秀が実は本物の信長だった事に気付いて光秀に接近、サブローを亡き者にするようにけしかけて行く…
まあ、そもそもTVドラマが始まった段階で思っていた事だけど「小栗旬君が高校生役を演じるのはいくらなんでもムリがあり過ぎる」
コレに関してはもうどうしようもない。最初の頃は「せめて高校生じゃなくて大学生っていう設定にすりゃーいいのに」とも思ったんだけど
そーすると「いくら何でも信長の歴史(どーやって信長が死んだか)を知らない大学生って存在し得るのか?」という「日本人どこまでバカが許されるか問題」
に発展してしまうな…と。いや、そもそも高校生で戦国時代の年表知らないヤツがいる段階でもう絶対におかしいんだけどさ。^^;
とは言っても、高校生という下敷きはあるものの「信長」になってしまえば後は信長のキャラとして話が進むので無問題。問題なくはないけどもうどうでもいい。
TVドラマでは安土城の完成目前辺りまでを見せて、いよいよ安土城落成~本能寺の変を映画で見せています。
多少歴史が前後していたり取り上げていない事も多々ありますが、そんな事はどうでもいい。よくこの手の時代物のドラマを観て「史実に則っていない」と
文句垂れる手合いがいますが、そもそも本作は主人公が「信長」ではなくて「サブロー」というバカ高校生という段階で史実もクソもなくなっている訳ですからw
まあ、そうは言っても実在した有名武将(しかも日本の歴史の一時代に大きく影響を及ぼした武将)を取り上げている訳ですから、時代の流れ的に
変えてはいけない部分はきちんと押さえてはいます。多少その歴史の流れ的に史実とは違っていても、例えば浅井長政がどこで死んだだとか(コレはTVドラマ内での出来事)
理由は全然違っていてもある時点で信長が少数の家臣や兵だけを従えた状態で京都の本能寺に身を寄せるだとかいった事は歴史の流れに従っています。
信長の功績を全く知らなかったバカ高校生のサブローだったが、自分で考えて自分で決断・行動してきたハズの今までの出来事が
(当然自分が戦国時代に現れた事で歴史は変わってしまったのだろうと思っていた)実は後に歴史の教科書に載っていた通りに物事が進んでいたのだと知り、
更にはどうやって自分が死ぬのかまでは判らなかったものの(コレはサブローが持っていた歴史の教科書から斎藤道三が本能寺の変のページを破り捨てていた ※TVドラマ)
自分の死後の出来事が書いてあるページを読み解くに、年号を見るとこの数年内には自分が何らかの理由で死ぬ事が確定的だと悟ってサブローが大いに動揺する。
個人的に、今若手の役者さんの中で小栗旬君と佐藤健君の2人は別格だと思ってるんですよね。
とにかく光り輝いている。ご本人さん自身の放つオーラやカリスマ性がもうハンパない。他の役者さんを圧倒していると思ってます。
本作でもそんな小栗旬君の魅力が爆発。本当は自分はムカイリ君がお気に入りなんだけど、小栗旬君の前ではムカイリ君なんて霞んで霞んでチリか埃状態(コラコラ
ムカイリ君は歴史の教科書上ではほとんど取り上げられていない「池田恒興」という人物を演じていましたが、本作ではサブローの片腕としていいポジションを確保。
だからこそ小栗君とのツーショットの絡みも多かったんですが…まあ、2人並ぶとやっぱりオーラが違うんだよなぁ(溜息)
それに比べて演技派との評価が高い、秀吉を演じた山田孝之さんは小栗君とは別の意味で光っていたなぁ~と。
この人、本当に演技の幅が広いというのか、とにかく「変幻自在の役者らしい役者」と言うんでしょうか。表情で見せる演技が秀逸でした。
クライマックスの本能寺での信長(明智光秀)とのツーショットシーンは、ちょっと背筋がゾッとする程の表情でした。
柴田勝家を演じた高嶋兄とか松永久秀を演じた古田新太さん、家康を演じた浜田岳さん辺りはドラマにいいスパイスを与える上手いキャラ作りしてましたね。
以下、重要なオチに絡む記述がありますので、未見の方はスルー推奨(一応文字を隠しておきますので読みたい方は下部はドラッグして文字反転させて下さい)
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昔からタイムパラドックスネタで必ずぶつかる「歴史のバタフライ・エフェクト問題」ですが、本作もTVドラマの最終回を観た段階で
「もう最終的なオチはココしか考えられないだろう」と思っていた展開な訳ですが、やっぱり思った通りの落としドコロだったので全く違和感なく本作を観ていましたね。
と言うか、本能寺の辺りから「うん、まあそーでしょうねえ。それしかオチは考えられませんもんねぇ」と頷きながらの鑑賞、とでも言うのかw
ただ、カッパが出て来た段階で「ん?コイツは…もしかしたらオチに微妙に絡んで来るのか?」とモヤモヤしながら観ていたんですが、やっぱりオチ以降に
重要なツールを提供する役割を担っていましたね。ところでカッパはどーやってサブローの名前と住所を知ったんだろ?
…あ!そーか。帰蝶がサブローの残した「学生証」を持ってるから、それで分かったって事か!なるほどナルホド。(←すまん書きながら納得してもうたわw)
サブローと、あと松永久秀がTVにチラッと写って、んでカッパからの手紙を読んだ段階で本作におけるタイムスリップのルールが一応確立していた訳ですが
だったら本作って「その後の信長コンツェルト」みたいなスピンオフ・現代版も可能だという事だよね。今頃斎藤道三は何処で何してるんだろー…みたいなw
そんな、TVドラマ時代のキャラなんかも頭の中から引きずり出して楽しめる作り方をしていたなーと思います。(まあ勝手に自分が楽しんだだけですがw)
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ま、そんなこんなでTVドラマからずーっと楽しませて貰っていたので、映画も個人的には充分満足出来る作りだったと思います。
でもコレ…TVドラマ版を全く観てない人にはちょーっと苦しいかもしれないですね。
一応映画冒頭でTVドラマで起こっていた出来事と本作の背景をダイジェストに見せてくれてはいましたが、余りにも駆け足過ぎて
(特に藤木直人さんなんて数秒しか写ってなかったわよう!涙)本編が始まっても戸惑う人が多いのではなかろうかと推察。
まー最近はスター・ウォーズといい本作といい「事前予習」が必須の作品が主流なんでしょうかね…自分は両方ともどっぷり遣ってたから問題なかったですけど♪
最後の最後に難癖付けちゃうとさー…
信長が帰蝶と結婚したのが16歳の時。だからコレは本作の「バカ高校生が~」と年齢的に合ってるから問題ないんだけどさ、
実際の本能寺の変で信長が死んだのが49歳な訳で、ここまでで30有余年経ってる訳で…このドラマ的にはほんの数年の間の出来事みたいになっちゃってるけどネ
…うん、まあ、本当にどーでもいいんだけどさー!あははははー!^^;
子供の頃からこーゆー性分って変わらないんだよなぁ~「年も改まった事だし、今年こそはマメに日記付けるぞ!」「今年こそは家計簿ちゃんと付けるぞ!」
的なヤツですよええ。
まあ、いいじゃないですか。今年もやっぱり同じパターンなんだろうけどまだ頑張ってますよーっと。^^;
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「信長協奏曲(のぶながコンツェルト)」
フジTVの月9ドラマとしては異例の「戦国時代モノ」としてヒットした同タイトルドラマの映画化による「完結編」
時代物とは言うものの、設定としては「現代の高校生(ロクに歴史も勉強してない軽バカ系)が戦国時代にタイムスリップしてしまう」という内容なので
会話がイマドキっぽくても設定が多少破たんしていてもとりあえず許されてしまうというぬるい感じですね。
元はコミックが原作のようですが自分はコミック未読、TVドラマは大好きで全てリアルタイムで鑑賞済。
簡単なあらすじ…
小栗旬君演じる「バカ高校生のサブロー」はひょんな事で戦国時代にタイムスリップしてしまう。そこで出会ったのが自分と顔がそっくりの武将・織田信長だった。
信長は歴史で伝えられているのとは随分キャラが違っていて、自分は家臣を従えてやっていける自信がないから自分と顔がそっくりなサブローに
「俺の代わりに信長になってくれ」と頼んで、自分は「明智光秀」と名乗って顔を隠しつつ(顔は怪我をした体で頭巾を被る)サブローの側で家臣として着いている事になった。
信長になったサブローは持ち前の明るいキャラとカリスマ性を発揮し、どんどん家臣たちの信望を集めて勢力を拡大、不仲だった妻の「帰蝶」ですら
サブローと仲睦まじくなって行くのを嫉妬と羨望で見つめる明智光秀(本物の信長)だったが、信長に恨みを晴らす為に近付き側近にまで上り詰めていた「羽柴秀吉」が
明智光秀が実は本物の信長だった事に気付いて光秀に接近、サブローを亡き者にするようにけしかけて行く…
まあ、そもそもTVドラマが始まった段階で思っていた事だけど「小栗旬君が高校生役を演じるのはいくらなんでもムリがあり過ぎる」
コレに関してはもうどうしようもない。最初の頃は「せめて高校生じゃなくて大学生っていう設定にすりゃーいいのに」とも思ったんだけど
そーすると「いくら何でも信長の歴史(どーやって信長が死んだか)を知らない大学生って存在し得るのか?」という「日本人どこまでバカが許されるか問題」
に発展してしまうな…と。いや、そもそも高校生で戦国時代の年表知らないヤツがいる段階でもう絶対におかしいんだけどさ。^^;
とは言っても、高校生という下敷きはあるものの「信長」になってしまえば後は信長のキャラとして話が進むので無問題。問題なくはないけどもうどうでもいい。
TVドラマでは安土城の完成目前辺りまでを見せて、いよいよ安土城落成~本能寺の変を映画で見せています。
多少歴史が前後していたり取り上げていない事も多々ありますが、そんな事はどうでもいい。よくこの手の時代物のドラマを観て「史実に則っていない」と
文句垂れる手合いがいますが、そもそも本作は主人公が「信長」ではなくて「サブロー」というバカ高校生という段階で史実もクソもなくなっている訳ですからw
まあ、そうは言っても実在した有名武将(しかも日本の歴史の一時代に大きく影響を及ぼした武将)を取り上げている訳ですから、時代の流れ的に
変えてはいけない部分はきちんと押さえてはいます。多少その歴史の流れ的に史実とは違っていても、例えば浅井長政がどこで死んだだとか(コレはTVドラマ内での出来事)
理由は全然違っていてもある時点で信長が少数の家臣や兵だけを従えた状態で京都の本能寺に身を寄せるだとかいった事は歴史の流れに従っています。
信長の功績を全く知らなかったバカ高校生のサブローだったが、自分で考えて自分で決断・行動してきたハズの今までの出来事が
(当然自分が戦国時代に現れた事で歴史は変わってしまったのだろうと思っていた)実は後に歴史の教科書に載っていた通りに物事が進んでいたのだと知り、
更にはどうやって自分が死ぬのかまでは判らなかったものの(コレはサブローが持っていた歴史の教科書から斎藤道三が本能寺の変のページを破り捨てていた ※TVドラマ)
自分の死後の出来事が書いてあるページを読み解くに、年号を見るとこの数年内には自分が何らかの理由で死ぬ事が確定的だと悟ってサブローが大いに動揺する。
個人的に、今若手の役者さんの中で小栗旬君と佐藤健君の2人は別格だと思ってるんですよね。
とにかく光り輝いている。ご本人さん自身の放つオーラやカリスマ性がもうハンパない。他の役者さんを圧倒していると思ってます。
本作でもそんな小栗旬君の魅力が爆発。本当は自分はムカイリ君がお気に入りなんだけど、小栗旬君の前ではムカイリ君なんて霞んで霞んでチリか埃状態(コラコラ
ムカイリ君は歴史の教科書上ではほとんど取り上げられていない「池田恒興」という人物を演じていましたが、本作ではサブローの片腕としていいポジションを確保。
だからこそ小栗君とのツーショットの絡みも多かったんですが…まあ、2人並ぶとやっぱりオーラが違うんだよなぁ(溜息)
それに比べて演技派との評価が高い、秀吉を演じた山田孝之さんは小栗君とは別の意味で光っていたなぁ~と。
この人、本当に演技の幅が広いというのか、とにかく「変幻自在の役者らしい役者」と言うんでしょうか。表情で見せる演技が秀逸でした。
クライマックスの本能寺での信長(明智光秀)とのツーショットシーンは、ちょっと背筋がゾッとする程の表情でした。
柴田勝家を演じた高嶋兄とか松永久秀を演じた古田新太さん、家康を演じた浜田岳さん辺りはドラマにいいスパイスを与える上手いキャラ作りしてましたね。
以下、重要なオチに絡む記述がありますので、未見の方はスルー推奨(一応文字を隠しておきますので読みたい方は下部はドラッグして文字反転させて下さい)
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昔からタイムパラドックスネタで必ずぶつかる「歴史のバタフライ・エフェクト問題」ですが、本作もTVドラマの最終回を観た段階で
「もう最終的なオチはココしか考えられないだろう」と思っていた展開な訳ですが、やっぱり思った通りの落としドコロだったので全く違和感なく本作を観ていましたね。
と言うか、本能寺の辺りから「うん、まあそーでしょうねえ。それしかオチは考えられませんもんねぇ」と頷きながらの鑑賞、とでも言うのかw
ただ、カッパが出て来た段階で「ん?コイツは…もしかしたらオチに微妙に絡んで来るのか?」とモヤモヤしながら観ていたんですが、やっぱりオチ以降に
重要なツールを提供する役割を担っていましたね。ところでカッパはどーやってサブローの名前と住所を知ったんだろ?
…あ!そーか。帰蝶がサブローの残した「学生証」を持ってるから、それで分かったって事か!なるほどナルホド。(←すまん書きながら納得してもうたわw)
サブローと、あと松永久秀がTVにチラッと写って、んでカッパからの手紙を読んだ段階で本作におけるタイムスリップのルールが一応確立していた訳ですが
だったら本作って「その後の信長コンツェルト」みたいなスピンオフ・現代版も可能だという事だよね。今頃斎藤道三は何処で何してるんだろー…みたいなw
そんな、TVドラマ時代のキャラなんかも頭の中から引きずり出して楽しめる作り方をしていたなーと思います。(まあ勝手に自分が楽しんだだけですがw)
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ま、そんなこんなでTVドラマからずーっと楽しませて貰っていたので、映画も個人的には充分満足出来る作りだったと思います。
でもコレ…TVドラマ版を全く観てない人にはちょーっと苦しいかもしれないですね。
一応映画冒頭でTVドラマで起こっていた出来事と本作の背景をダイジェストに見せてくれてはいましたが、余りにも駆け足過ぎて
(特に藤木直人さんなんて数秒しか写ってなかったわよう!涙)本編が始まっても戸惑う人が多いのではなかろうかと推察。
まー最近はスター・ウォーズといい本作といい「事前予習」が必須の作品が主流なんでしょうかね…自分は両方ともどっぷり遣ってたから問題なかったですけど♪
最後の最後に難癖付けちゃうとさー…
信長が帰蝶と結婚したのが16歳の時。だからコレは本作の「バカ高校生が~」と年齢的に合ってるから問題ないんだけどさ、
実際の本能寺の変で信長が死んだのが49歳な訳で、ここまでで30有余年経ってる訳で…このドラマ的にはほんの数年の間の出来事みたいになっちゃってるけどネ
…うん、まあ、本当にどーでもいいんだけどさー!あははははー!^^;