天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「銀魂2 掟は破るためにこそある」@30本目

2018年08月21日 | 映画感想
「銀魂2 掟は破るためにこそある」

昨年公開になってなんと2017年度邦画実写作品で興行収入1位となった「銀魂」の第二弾が早くも劇場公開。
っつーか、続編が翌年封切って物凄く早くないですか?昨年1作目が公開中に既に続編制作が決定して、更に撮影もし始めた位のペースか?^^;
という訳でメインキャストは全員前作から引き継ぎ、更に本作で登場のNEWキャラも盛り込んで益々パワーアップ!

あらすじ
宇宙からの侵略者「天人(あまんと)」が台頭するパラレルワールド「江戸」。家賃も払えない状況の万事屋の3人組(小栗旬・菅田将暉・橋本環奈)は
生活費を稼ぐ為にしぶしぶアルバイトを始めたのだが、バイトする先々で何故かお忍びで遊びに来た将軍様(勝地涼)とバッティングしてしまう。
時同じくして江戸の治安維持に努める特殊警察「真選組」では後発キャリアでありながらみるみる頭角を現し近藤勲(中村勘九郎)の信頼も厚い「伊東鴨太郎(三浦春馬)」と
近藤の片腕であり副将の「土方十四郎(柳楽優弥)」の間で内紛が起こり、真選組創設以来の大問題へと発展して行く。

前作の時にも書いたんだけど、本作に関しては映画しか観てない状態。
最近原作コミックの方が近々連載終了が決定したとかネットニュースで見たんですが、昨年実写劇場版1作目を観て以降今に至るまで結局原作コミックを手にする事もなく。
だからあくまでも原作を全く知らない状態で本作だけを観たレビューになります。原作に思い入れのある方々の間で本作超酷評らしいですが、それはコミック発の作品には
まま起こる現象だと思っています。まあ仕方ない事ですよね。

という訳で、本作始まって早々に「牛の肝臓が食べたい」で盛大にコーヒーを吹いて個人的に大惨事に(滝汗)
いやぁ~自分の前の席に人が座ってなくて本当に良かった…もしも前に人が居たら本当に目も当てられない惨状となっていた事でしょう^^;
そんなこんなで本作も徹底的にパロったり「ピー音」連発したりモザイク祭りの連続技で笑って笑って~…

と思ってたら、映画の前半と後半でまるで全く別の映画なのではないか?と思える程ガラリと様相が変わってちょっとビックリしちゃいました。
映画冒頭~中盤までの「将軍様お忍び騒動」までは「いかにも!な福田監督のやり口」でお馴染みハチャメチャコメディ色をガンガンに打ち出して来ていたんですが
コレが真選組のお家騒動ネタにシフトして行くとお笑い要素がほとんどなくなってかなりのシリアス進行に。
まあ、このお家騒動絡みで何とか笑いの要素を打ち出して繋いでいたのは柳楽優弥君演じる「土方十四郎」のヘタレなヲタクネタ位のものか。
本作土方のヲタクキャラは面白かったなー。柳楽優弥君上手いよね。て言うか本作のメインキャストはみんななかなかな芸達者さんを揃えてますよね。
個人的には勿論小栗君目当てで観に行ってるんだから小栗君萌え~♪なのは当たり前として、それ以外にも伊東鴨太郎を演じた三浦春馬君と沖田総悟役の吉沢亮君、
それから河上万斉役の窪田正孝君はかなりツボったなぁ~。吉沢亮君は最近ガンガン露出が増えてる気がするのは気のせいかしら?

という訳で、クライマックスの殺陣多めのアクションシーンなんぞもなかなか見応えあります。スローモーション多用してるのちょっとウザい気もするけど
アクションの質はなかなかなモノだと思いましたね。橋本環奈ちゃんの大立ち回りもかなり頑張っていたと思いますし。
それから…このアホみたいな話の展開でいきなりシリアスムードになったかと思うと中村勘九郎さんとかガチ演技で涙ポロポロこぼしながら熱演されちゃって
「えええええ。いきなりまさかのガチシーンっすかぁ~(滝汗)」な事もあったり…いやぁ~役者さんって本当に凄いよね。この作品であのムードで演技するの
相当難しいと思うんだけど、このアホアホ脚本でどーやって自分の気持ち作って行くんだろー^^;

と、あくまでもいくらでも続編作れそうな展開で話は終わっていましたが…コレまだ需要あるんでしょうかね?(滝汗)
この手の悪乗りパロ創作ってパターン見えてくると正直ダレますもんね。ここらが潮時でしょうか~…本来深夜ドラマ枠かいきなりDVD化レベルの作りだと思うしw
コメント
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