天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「イエスタデイ」@45作目

2019年10月21日 | 映画感想
やべぇ。
最近急激にやる気が蒸発してしまってしばらくニートと言うか…遊びには行ってもBLOG更新する気力がなくなってました。
かなりネタが詰んだ状態なので、しばらくサラッとネタUPして行きます(既に色々忘れてる事も多いのでw)
今現在2019年11月7日なので…既に半月近く経っちゃってるし!ドヒー

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「イエスタデイ」

という訳で、昨年の「ボヘミアン・ラプソディ」大ヒット以降雨後の筍的に制作されている「アーティスト物」の系譜…とはちょこっとだけ違うけど、まあ乗っかってる系(コラコラ
本作で取り上げられているのは「ザ・ビートルズ」、まあいずれは絶対に誰か取り上げるだろうとは思ったようん。
ただし、ビートルズの半生を描いている訳ではなくて「もしもある日あるきっかけで自分以外の人がビートルズの存在を知らない世の中になったなら」というファンタジー

あらすじ
イギリスの海辺の町に暮らすシンガー・ソングライターのジャック(ヒメーシュ・パテル)は、幼なじみで親友のエリー(リリー・ジェームズ)に支えられてきたが全く売れず、夢を諦めようとしていた。
ある日ジャックは、停電が原因で交通事故に遭遇。昏睡(こんすい)状態から目覚めると、この世には「ザ・ビートルズ」がいないことになっていた。(Yahoo!Movieから丸パク)

因みに劇中ではビートルズだけでなくてオアシスとコカ・コーラも存在しない事になってた。なんでや?
で、主人公のジャックはビートルズが世の中から消えて誰もその存在も楽曲も知らないと分かると…自分の作品として発表しちゃう訳ですわ。ゲスい~w
そしてその楽曲は実際と同じよーにバカ売れする。
…でもコレに関しては個人的にちょっと疑問視したいかもしれない。いくら素晴らしい楽曲でもそれを歌う人物が変わるだけで売り上げが全然変わると思うんだけどな。
ビートルズの楽曲はジョンが、ポールが、リンゴが、ジョージが歌って演奏したからこそあれだけ売れたんだと思いたい。

まあいいや、本作は「いい曲は誰が歌ってもいい曲」という事でジャック作という体で売れに売れていく。
そしてこのパラレルワールドには何故かエド・シーランは実在する(つーかエド・シーランがご本人役で登場して軽く衝撃的だった!)
実際のエド・シーランがド素人の自宅に直接訪ねて行く事はあり得ないんだけど映画はパラレルワールド設定なので物凄いフランク且つフレンドリーw

で、この話はいつどういう展開でパラレルワールドから現実に引き戻されていくのかな?(それをハラハラドキドキ楽しませてくれるんだろうな)と思って観ていたんですが…
自分が想像していたのとはぜーんぜん違う展開だったのでちょっと驚きましたわ。
海辺の小屋であの方が登場した時には思わず「はえぇぇぇ~!?」って声出ちゃったわな^^;
それにしても…パラレルワールドにはポールとリンゴとジョージは存在しなかった設定なのか…なんかそれがちょっと納得行かないって言うか。
いや納得いかないというよりも「ビートルズにリスペクトしてる作品ならジョンだけじゃなくて他のメンバーにも触れて欲しい!」っていう気持ちかな?

ま、自分多分生まれて初めて聞いた外タレの楽曲が(少なくとも誰が歌っているのか自覚して聞いた楽曲が)ビートルズだったので少々思い入れが強過ぎたのかもしれない。

という訳でなんだかずーっとモヤモヤしながら本作を観ていたんですが、まあ最後はこれはこれで大団円なのかな。
ビートルズの楽曲が当然ですが沢山登場しますので、本作をきっかけに今の若者にももう一度ビートルズを周知して貰えれば嬉しいかなーと。
そして本作に出演している役者さんを誰一人知らなかったんだけど、敢えて有名どころの役者さんを起用しなかったからこそ話に入り込み易かったのかな?
それと主人公が生粋の英国人(白人)ではなく敢えてのインド移民系だったのも今の時代を反映させているのかな?等々、色々考えさせられましたね。
コメント
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