「ブレット・トレイン」
伊坂幸太郎氏著の小説「マリアビートル」をハリウッドリメイクした上で実写映画化。自分は原作未読。
いやね、「ハリウッドリメイク」ぢゃねーわなそもそも一度も映画化されてない作品だから言うなれば「初めての実写映画化」だわな。
まあ、そんなこんなで本作の予告編観た段階で大体分かった。伊坂幸太郎氏のお墨付きを貰って正々堂々とハリウッドで大金突っ込んでパロったアホアホ作品なんだな、と^^;
あらすじ
あるブリーフケースを盗むよう謎の女性から指令を受け、東京発京都行の高速列車に乗り込んだ殺し屋・レディバグ(ブラッド・ピット)。ブリーフケースを奪って降りるだけの簡単な任務のはずだったが、疾走する車内で次々に殺し屋たちと遭遇してしまう。襲い掛かってくる彼らと訳も分からぬまま死闘を繰り広げる中、次第に殺し屋たちとの過去の因縁が浮かび上がってくる。(Yahoo!Movieから丸パク)
いやぁー予告編観て大体想像は付いてたものの、予想の遙か斜め上行くトンデモ展開で楽しいったらありゃしないわね!
とりあえずね、日本人的には何から何までツッコミどころが満載で!、このトンデモ設定をまるっと受け入れて「ハリウッドMADEの【なんちゃってニッポン】ネタだから~♪」と大らかな気持ちでニヤニヤしながら受け入れられる(むしろトンデモニッポンを楽しめちゃう!)タイプの人でなければ本作を許容する事は難しいでしょう。
あくまでもコレはリアリティゼロのファンタジーアクションで、たまたま舞台が「何処かのパラレルワールドのニッポン」だった、というだけの事だと早々に割り切らなければ本作の魅力を見誤ってしまう可能性が高いです。日本人神経質な方が多いですから~みんな肩の力抜いてたまにはアホアホファンタジーアクション楽しもうねぇ~^^
という訳で、ブラピは殺し屋なんだけどプチ心が病んでた?みたいでセラピーを受けていて最近心穏やかになってちょっぴり調子が上がって来たかな?な状態。
彼は自分の「悪運」に悩んでいるようで、殺す気もないのにたまたま自分と関わった事で人が死んでしまう事にちょっぴり気を咎めている…ので、敢えて銃は持たない・使わないを信条にしているらしく、今回のミッションにも銃を携帯するように指示されていたものの頑なに銃は手に取らずに東京駅から新幹線に乗り込んでいく。
ブラピのキャラがずーっとずーっと可愛い♪最初から最後までずーっと可愛い♪悪気なくやっぱり自分と関わったヤツらが次々死んでいくんだけど、それでもやっぱり可愛い♪
で、この新幹線にはある思惑を持ったオンナと、それにそそのかされた状態で乗り込む事になった男(息子が昏睡状態の大怪我を負わされて復讐の為に乗り込んだ)が居て、コレはそもそもブラピ演じる「レディバグ」のミッションとは全く絡まない状態で話が進んでいくんだけど、この新幹線には他にも別ミッションで雇われていた殺し屋達が数組混在していて、それが話が進んで行くと微妙~に細い線で繋がっていて、最終的にはある人物の思惑で全て集められていたのだ、という事が判明する。
あ、先に書いた「ある思惑を持ったオンナ」と彼女にそそのかされた状態で乗り込んだ男は【ある人物】にとっても想定外の珍客だっただろうと思われ。
まあ、そんな訳で本作色んな殺し屋がビシバシ登場するので誰が何だったんだか?と混乱しそうな気がするんですが、これは脚本が上手かったと思う…登場人物多い割に人物相関図が割とスッキリしていて観ていて混乱する事がなかった。全然違和感なく話に入り込めたし、なんならキャラの説明エピソードがちょっと面白くて見入っちゃうレベルw
本作とにかくスタイリッシュでね、脚本も相当練られてたと思うけどアクションシーンの質や見せ方、突拍子もない展開等もとにかく洒落てましたね。
こういう作品って絶対に日本では作れないだろうなぁ~と改めて思わされましたよ。コレなら伊坂氏も自分の作品の映画化とは言うものの、全く違った解釈で受け入れられたんじゃなかろうかと思いますね。「俺の作品をいじくり倒して面白いもん作ろうとハリウッドが本気出すとこーなっちゃうんだー!(ワクドキ」位は思ったんじゃないですかね?^^
そんなこんなで、ブラピ以外だと日本人的にはやっぱり真田広之さんに目が行きますわなぁ。
なかなか渋い役ドコロを演じていらっしゃって、本作では日本語台詞も英語台詞もどちらも同じ位の分量で流暢に話されていましたし…ソードファイトシーンはやっぱ萌える!
本作ね、全部がお笑いネタっぽく感じちゃうかもしんないけど、実は意外にアクションシーンの質が高かったです。特に列車内のアクションは狭い空間でのファイトなので基本肉弾戦系に成らざるを得ない訳で、そーすると…アクション映画ファンは萌え萌え必至な訳ですよ!(ウフフ♪
きっと日本では怒号渦巻く…評価がパッキリ割れそうな作品ではありますが、個人的にこういうバカっぽいのにガチで作り込んでいる本気アクションモノ、大好物ですよ!
伊坂幸太郎氏著の小説「マリアビートル」をハリウッドリメイクした上で実写映画化。自分は原作未読。
いやね、「ハリウッドリメイク」ぢゃねーわなそもそも一度も映画化されてない作品だから言うなれば「初めての実写映画化」だわな。
まあ、そんなこんなで本作の予告編観た段階で大体分かった。伊坂幸太郎氏のお墨付きを貰って正々堂々とハリウッドで大金突っ込んでパロったアホアホ作品なんだな、と^^;
あらすじ
あるブリーフケースを盗むよう謎の女性から指令を受け、東京発京都行の高速列車に乗り込んだ殺し屋・レディバグ(ブラッド・ピット)。ブリーフケースを奪って降りるだけの簡単な任務のはずだったが、疾走する車内で次々に殺し屋たちと遭遇してしまう。襲い掛かってくる彼らと訳も分からぬまま死闘を繰り広げる中、次第に殺し屋たちとの過去の因縁が浮かび上がってくる。(Yahoo!Movieから丸パク)
いやぁー予告編観て大体想像は付いてたものの、予想の遙か斜め上行くトンデモ展開で楽しいったらありゃしないわね!
とりあえずね、日本人的には何から何までツッコミどころが満載で!、このトンデモ設定をまるっと受け入れて「ハリウッドMADEの【なんちゃってニッポン】ネタだから~♪」と大らかな気持ちでニヤニヤしながら受け入れられる(むしろトンデモニッポンを楽しめちゃう!)タイプの人でなければ本作を許容する事は難しいでしょう。
あくまでもコレはリアリティゼロのファンタジーアクションで、たまたま舞台が「何処かのパラレルワールドのニッポン」だった、というだけの事だと早々に割り切らなければ本作の魅力を見誤ってしまう可能性が高いです。日本人神経質な方が多いですから~みんな肩の力抜いてたまにはアホアホファンタジーアクション楽しもうねぇ~^^
という訳で、ブラピは殺し屋なんだけどプチ心が病んでた?みたいでセラピーを受けていて最近心穏やかになってちょっぴり調子が上がって来たかな?な状態。
彼は自分の「悪運」に悩んでいるようで、殺す気もないのにたまたま自分と関わった事で人が死んでしまう事にちょっぴり気を咎めている…ので、敢えて銃は持たない・使わないを信条にしているらしく、今回のミッションにも銃を携帯するように指示されていたものの頑なに銃は手に取らずに東京駅から新幹線に乗り込んでいく。
ブラピのキャラがずーっとずーっと可愛い♪最初から最後までずーっと可愛い♪悪気なくやっぱり自分と関わったヤツらが次々死んでいくんだけど、それでもやっぱり可愛い♪
で、この新幹線にはある思惑を持ったオンナと、それにそそのかされた状態で乗り込む事になった男(息子が昏睡状態の大怪我を負わされて復讐の為に乗り込んだ)が居て、コレはそもそもブラピ演じる「レディバグ」のミッションとは全く絡まない状態で話が進んでいくんだけど、この新幹線には他にも別ミッションで雇われていた殺し屋達が数組混在していて、それが話が進んで行くと微妙~に細い線で繋がっていて、最終的にはある人物の思惑で全て集められていたのだ、という事が判明する。
あ、先に書いた「ある思惑を持ったオンナ」と彼女にそそのかされた状態で乗り込んだ男は【ある人物】にとっても想定外の珍客だっただろうと思われ。
まあ、そんな訳で本作色んな殺し屋がビシバシ登場するので誰が何だったんだか?と混乱しそうな気がするんですが、これは脚本が上手かったと思う…登場人物多い割に人物相関図が割とスッキリしていて観ていて混乱する事がなかった。全然違和感なく話に入り込めたし、なんならキャラの説明エピソードがちょっと面白くて見入っちゃうレベルw
本作とにかくスタイリッシュでね、脚本も相当練られてたと思うけどアクションシーンの質や見せ方、突拍子もない展開等もとにかく洒落てましたね。
こういう作品って絶対に日本では作れないだろうなぁ~と改めて思わされましたよ。コレなら伊坂氏も自分の作品の映画化とは言うものの、全く違った解釈で受け入れられたんじゃなかろうかと思いますね。「俺の作品をいじくり倒して面白いもん作ろうとハリウッドが本気出すとこーなっちゃうんだー!(ワクドキ」位は思ったんじゃないですかね?^^
そんなこんなで、ブラピ以外だと日本人的にはやっぱり真田広之さんに目が行きますわなぁ。
なかなか渋い役ドコロを演じていらっしゃって、本作では日本語台詞も英語台詞もどちらも同じ位の分量で流暢に話されていましたし…ソードファイトシーンはやっぱ萌える!
本作ね、全部がお笑いネタっぽく感じちゃうかもしんないけど、実は意外にアクションシーンの質が高かったです。特に列車内のアクションは狭い空間でのファイトなので基本肉弾戦系に成らざるを得ない訳で、そーすると…アクション映画ファンは萌え萌え必至な訳ですよ!(ウフフ♪
きっと日本では怒号渦巻く…評価がパッキリ割れそうな作品ではありますが、個人的にこういうバカっぽいのにガチで作り込んでいる本気アクションモノ、大好物ですよ!