「サバカン SABAKAN」
1980年代の長崎を舞台にした少年の友情や家族の絆等をノスタルジックに描いた青春映画。
実はちょっと前のアメトーク!に草なぎ君が本作のプロモ兼ねて出演してて、その時に「日本版STAND BY MEって感じ」って言ってたんだわね。それと、先日スマホゲームの遠征で九州回ってて、長崎県内グルグルしてた時に本作のポスターをアチコチで見掛けて「なんかシャレたデザインのポスターだなー」って引っ掛かってたんだよね…という事もあって鑑賞。
あらすじ
1986年、長崎。小学5年生の久田(番家一路)は、愛情深い両親(尾野真千子、竹原ピストル)と弟と共に時にはけんかもしながら暮らしていた。彼はあることを機に、家が貧しいためにクラスメートから避けられている竹本(原田琥之佑)とイルカを見るためにブーメラン島に行くことになる。
この冒険をきっかけに二人の絆は深まっていくが、ある事件が起きる。(Yahoo!movieから丸パク)
主人公の子役2人は共にほぼ無名で本作でスクリーンデビューの子達らしい?ですが、2人共上手かったなぁ~。
て言うか、本作本当に配役ドンピシャでしたね。特に久田家のラインナップはドンピシャを通り越してズルいレベルwww尾野真千子さんのあのポンポン飛び出す威勢のいいセリフと頭のはたき合いシーンには誰もが「昭和の田舎ってこんなんだったわー!」ってニンマリしちゃうハズ。
とにかく徹底して「昭和ノスタルジック」をつき通していて、例えば今だったらクラス内で貧しい子を集団でいじるとか大問題になりそうだけど、昔はクラス内のいじめだ何だって子供が親に訴える事もなければ親が学校に乗り込んで来る事もなかったから、良くも悪くも子供達は素直で残酷だったなと。
夏休み、久ちゃん(久田)と竹ちゃん(竹本)の2人の大冒険から始まるアレコレが…あー、自分も子供の頃ってここまでの規模じゃなかったけど友達と色んな「冒険」したよなーってスクリーンを観ながらぼんやりと思い出していましたね。
あと、本作は小学五年生という設定かな、久ちゃんが斉藤由貴ちゃん(アイドル)のポスターにチューしたり、父ちゃん母ちゃんがKISSしてるかどうかを気にしたり、綺麗なおねーさんのおっぱいが気になって目が離せなかったり、ああいう思春期の入口に立ったクソガキ感が実に瑞々しくて可愛らしかったな。
それからいつまでも「またねー!」って言い合うの!アレ自分も子供の頃やってたわー…本作の推奨鑑賞対象者は「1980年以前生まれの田舎育ち」ですかねやっぱり(苦笑)
いよいよタイトルに絡むネタエピソード…鯖缶をこういう使い方するの、初めて見たんだけどーーーコレはメジャーなメニューではないよね?^^;
家に鯖缶あるから今度作ってみようかな。いや、でも、きっとスクリーンで観て「へぇ、なんか美味そうじゃん♪」って思った、あの期待値は出ない気がするね(苦笑)
そしてこの後の展開って…あー、やっぱりそー来たのかー⤵⤵⤵って気分だったけど、あの事件の前に久ちゃんが竹ちゃんのお母さんから聞いて「自分の事を友達だと思われてなかった」って誤解するくだりが、もうその後のイヤな展開を想像させて凄く悲しくて切なかった。
まあだからこそのクライマックスシーンに繋がるんだけどさー、そんなもん号泣するしかないけどさー。
草なぎ君の訥々とした語り口がまたいいよね。
竹ちゃんに「久ちゃんは直ぐに諦める!」って子供の頃叱咤されて踏ん張ったあの頃の気持ちがもう一度蘇る…あれもこれも何もかも観客に説明しない見せ方が上手い。
子役達も、草なぎ君も、母ちゃんも父ちゃんも内田のじじいも、決して饒舌ではないけど(母ちゃん父ちゃんの喧嘩は饒舌だったけども!w)でもみんな優しい気持ちを持っていて、それが言葉はなくとも充分伝わってくる…こういう作品って、時代を超えて定期的に作られる決まりでもあんのかな。そして必ず心に刺さって来るよね。
正直、初めて「STAND BY ME」観た時、大して何とも思わなかったんだよね。「ふーん」程度だった記憶。アレはまだ自分がうんと若かったからなのかな?って。
それが今「サバカン SABAKAN」で大泣きしてアレコレ昔の事を思い出してる自分がいる。映画ってその作品を観るに相応しい「旬な年齢」ってのがあるんだなー。
1980年代の長崎を舞台にした少年の友情や家族の絆等をノスタルジックに描いた青春映画。
実はちょっと前のアメトーク!に草なぎ君が本作のプロモ兼ねて出演してて、その時に「日本版STAND BY MEって感じ」って言ってたんだわね。それと、先日スマホゲームの遠征で九州回ってて、長崎県内グルグルしてた時に本作のポスターをアチコチで見掛けて「なんかシャレたデザインのポスターだなー」って引っ掛かってたんだよね…という事もあって鑑賞。
あらすじ
1986年、長崎。小学5年生の久田(番家一路)は、愛情深い両親(尾野真千子、竹原ピストル)と弟と共に時にはけんかもしながら暮らしていた。彼はあることを機に、家が貧しいためにクラスメートから避けられている竹本(原田琥之佑)とイルカを見るためにブーメラン島に行くことになる。
この冒険をきっかけに二人の絆は深まっていくが、ある事件が起きる。(Yahoo!movieから丸パク)
主人公の子役2人は共にほぼ無名で本作でスクリーンデビューの子達らしい?ですが、2人共上手かったなぁ~。
て言うか、本作本当に配役ドンピシャでしたね。特に久田家のラインナップはドンピシャを通り越してズルいレベルwww尾野真千子さんのあのポンポン飛び出す威勢のいいセリフと頭のはたき合いシーンには誰もが「昭和の田舎ってこんなんだったわー!」ってニンマリしちゃうハズ。
とにかく徹底して「昭和ノスタルジック」をつき通していて、例えば今だったらクラス内で貧しい子を集団でいじるとか大問題になりそうだけど、昔はクラス内のいじめだ何だって子供が親に訴える事もなければ親が学校に乗り込んで来る事もなかったから、良くも悪くも子供達は素直で残酷だったなと。
夏休み、久ちゃん(久田)と竹ちゃん(竹本)の2人の大冒険から始まるアレコレが…あー、自分も子供の頃ってここまでの規模じゃなかったけど友達と色んな「冒険」したよなーってスクリーンを観ながらぼんやりと思い出していましたね。
あと、本作は小学五年生という設定かな、久ちゃんが斉藤由貴ちゃん(アイドル)のポスターにチューしたり、父ちゃん母ちゃんがKISSしてるかどうかを気にしたり、綺麗なおねーさんのおっぱいが気になって目が離せなかったり、ああいう思春期の入口に立ったクソガキ感が実に瑞々しくて可愛らしかったな。
それからいつまでも「またねー!」って言い合うの!アレ自分も子供の頃やってたわー…本作の推奨鑑賞対象者は「1980年以前生まれの田舎育ち」ですかねやっぱり(苦笑)
いよいよタイトルに絡むネタエピソード…鯖缶をこういう使い方するの、初めて見たんだけどーーーコレはメジャーなメニューではないよね?^^;
家に鯖缶あるから今度作ってみようかな。いや、でも、きっとスクリーンで観て「へぇ、なんか美味そうじゃん♪」って思った、あの期待値は出ない気がするね(苦笑)
そしてこの後の展開って…あー、やっぱりそー来たのかー⤵⤵⤵って気分だったけど、あの事件の前に久ちゃんが竹ちゃんのお母さんから聞いて「自分の事を友達だと思われてなかった」って誤解するくだりが、もうその後のイヤな展開を想像させて凄く悲しくて切なかった。
まあだからこそのクライマックスシーンに繋がるんだけどさー、そんなもん号泣するしかないけどさー。
草なぎ君の訥々とした語り口がまたいいよね。
竹ちゃんに「久ちゃんは直ぐに諦める!」って子供の頃叱咤されて踏ん張ったあの頃の気持ちがもう一度蘇る…あれもこれも何もかも観客に説明しない見せ方が上手い。
子役達も、草なぎ君も、母ちゃんも父ちゃんも内田のじじいも、決して饒舌ではないけど(母ちゃん父ちゃんの喧嘩は饒舌だったけども!w)でもみんな優しい気持ちを持っていて、それが言葉はなくとも充分伝わってくる…こういう作品って、時代を超えて定期的に作られる決まりでもあんのかな。そして必ず心に刺さって来るよね。
正直、初めて「STAND BY ME」観た時、大して何とも思わなかったんだよね。「ふーん」程度だった記憶。アレはまだ自分がうんと若かったからなのかな?って。
それが今「サバカン SABAKAN」で大泣きしてアレコレ昔の事を思い出してる自分がいる。映画ってその作品を観るに相応しい「旬な年齢」ってのがあるんだなー。