2月の港座上映会(2月20日です)の夜の部は特別企画。劇団onelive(ワンライブ)とのコラボによる「朗読ライブin港座」。
酒田出身で、建築家として活躍しながら小説を書き始め、その才能から将来を嘱望された北重人氏の「海上神火(かいじょうしんか。「汐のなごり」所収。直木賞候補作)」を、朗読、音楽、映像をミックスしてお送りします。
酒田を舞台にした、遊女と船頭の三十年にわたる恋物語。開場18時半、開演は19:00となっています。料金は500円(学生300円)です。
2009年、胃がんのために惜しくも亡くなった北氏(享年61才)の世界を、ぜひご堪能ください。
……なんかもう凄いことになっているみたい。みなさんぜひぜひ。にしても北重人さんの早すぎる死は悔やまれる。わたし、母親が末期ガンのときに病院のベッドのそばで彼の作品を読んでました。いやもうこれが泣ける泣ける。港座の近辺は、まさしくこの作品のモデルとなった遊郭街。遊女の悲恋がうかがわれる街。