ミリタリーオタク、制服(誤解なきよう)フェチであることを隠そうともしない押井の言いたい放題。
それはけっこうだと思う。わたしは怒らない方の半分だから。劇場版の機動警察パトレイバーにおいて「なぜ自決しなかった!」と凄んだセリフは押井の本音か。
軍事オタクの観点からすれば、世の政治家や一般人のやっていること、考えていることのほとんどはあほらしいとしか思えないのだろう。その意味ではわたしもいわゆる“お花畑の住人”だ。オスプレイに騒ぐ人間への軽蔑を隠そうともしない押井よりも、インタビューされている沖縄県民の真後ろを、“普通に”オスプレイが飛んでいくドキュメンタリー映画「戦場ぬ止み」の映像に驚く人間だから。
軍事の観点からだけ考えていては、世の阿呆たちによって世界が動かされていることに我慢できず、かなりしんどいはず。あ、だからこんなにいらついているのか。