事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

玉ねぎ

2023-06-16 | 日記・エッセイ・コラム

「アヤメだか菖蒲だか」はこちら

「みなさんご存じですか。玉ねぎはこうやって田舎では保存します」

「伍長、奥様との共同作業ごくろうさまでした」

「親父がしゃしゃり出てくる前にやんなきゃ」

「しゃしゃり出るって、てんとう虫のサンバ以来です」

……わたしは毎年思っている。なんで一気に玉ねぎを収穫するんだと。少しずつ穫ればいいんじゃないかと。

違うんだね。葉が倒れてから一週間後が適期なんだ。知らなかった。ごめんよ親父。

てんとう虫のサンバは今でも披露宴の定番なんだろうか。

“くーちづけせよとはやしたて”

と延々とリフレイン。仕方なく新郎新婦がキス……ないよね今は(笑)

すいません。告白します。チェリッシュのえっちゃん(松崎悦子)のことが、わたしは好きでした。

父の日篇につづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「魔の山」The Goodbye Man 「ファイナル・ツイスト」Final Twist ジェフリー・ディーヴァー著 文藝春秋

2023-06-16 | ミステリ

ネヴァー・ゲーム」につづく、懸賞金ハンター、コルター・ショウものの第2作と第3作。ここまでで第1期が完結。

1作目がわたしはどうも合わなかったのだが、どんどん面白くなっています。

行方不明の人間を探し出して懸賞金をうけとるという、ほんとにそんな商売が成り立つのかなと思いながらも、あらゆる手段を駆使して目的を達成するコルター。そして彼自身も、兄の行方を捜しているのだが……

常に確率を意識して行動する冷静さ、兄につらい思いをさせたのではないかと後悔する繊細さが同居するコルターにどんどんひきこまれていきます。読者の予想を常に裏切るディーヴァーの腕前はあいかわらず。

さて、つぎはリンカーン・ライムの新作にとりかかりましょうか。

「ハンティング・タイム」につづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする