直訳すれば「小惑星の町」。この町は劇作家が舞台のためにつくった架空の町。劇中劇の製作過程が描かれるという複雑な設定。まあ、監督が「グランド・ブダペスト・ホテル」「犬ヶ島」などのウェス・アンダーソンですから(笑)。
彼の映画には、その才能への信頼と、きっと現場が楽しいだろうこともあって豪華なキャストが集合します。今回もすごいですよ。
トム・ハンクス、スカーレット・ヨハンソン、ティルダ・スウィントン、エドワード・ノートン、エイドリアン・ブロディ、ウィリアム・デフォー、そしてマーゴット・ロビー(わたしは今年、彼女の映画を何本見たのだろう)。
わけわからん、と敬遠する人もいるだろうけれども、俳優たちが気持ちよさそうに演じているのを見るだけでも楽しめます。