監督:ロバート・マリガン
原作:ハーパー・リー
米国映画協会が選定した映画ヒーローのトップに、ペック演ずる主人公のアティカス・フィンチ弁護士が輝くほど、アメリカでは名作扱いされています。「ものまね鳥を殺すために」という原題が秘める絶望と希望。すごい映画です。
主人公の娘の視点で語られるストーリーは、ハーパー・リーの子ども時代の思い出がもとに。
彼女と共に冒険する少年のモデルはなんとトルーマン・カポーティ。その縁でリーはあの「冷血」の取材にも同行しています。黒人の冤罪を晴らしてめでたしめでたしといった単純な映画では決してありません。アティカス・フィンチは、確かに“こんな大人になりたかった”と誰もがあこがれるヒーロー像かも。とりあえずわたしはペックのメガネが素敵だと思いました。
上映は4月30日(金)15:00、18:00。ぜひ。
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