甲賀の末裔の女性と、伊賀の下忍が、お互いを忍者と知らずに結婚。宿敵同士であることもだから意識していない。しかし関係は次第に醒めていき、離婚寸前の状態にある。確かに、忍者に結婚は難しいのかも。
あのぉ、でもこの設定って、泥棒の娘と警察一家の長男が結婚してトラブル続出……「ルパンの娘」といっしょじゃないですか横関さん(笑)
まあ、そう指摘されるのは覚悟の上でしょう。妻が壮絶な能力者で、夫が組織の一員というところまでいっしょなんですから。一種の変奏曲だと。
で、この変奏曲が実はめちゃめちゃに面白かったのである。
甲賀と伊賀の忍者としてのありようが対照的で、甲賀は新しい武器に貪欲的だけれど、伊賀はひたすらに保守的。
「ダサくない?」
でも数的には伊賀の方が圧倒的。伊賀が徳川方についたことがその背景にあり、それってきっと史実なんでしょう。
……ここまで来て誤解されているかもと気づく。これ、時代小説じゃなくて現代のラブコメです。え、さっそくフジテレビがドラマ化?
とするとヒロインの蛍は誰が演じるのかな……菜々緒かあ!亭主は「ラジエーションハウス」の鈴木伸之。でかい夫婦ってことね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます