PART3「忖度ワクチン」はこちら。
「世の中いい人ばかりで、もっと競争するよりもみんながすべての人を許容して、そういう社会の中で子供が生きていければそれは理想。校長だけど現場が分かってない。社会人として外に出たことはあるんかなと思いますね」
「決めたことをやらないというなら処分の対象。考え方は違うけど、教育振興基本計画に沿って学校運営するのが当然の話。社会人として当然じゃないの?組織の決まったことを覆そうと言うのなら、自ら公約掲げて市長にならないと変えれませんよ」
……ご存じ、大阪市長の発言。この、ひたすら雑なコメントは相変わらずなこととはいえ、彼が怒って見せたのは
「場当たり的な計画で学校は混乱を極め、児童、生徒や保護者に大きな負担がかかっている。子供の安全・安心も学ぶ権利も保証されない」
という現場の校長の意見書に対して。
現場を知らないのがどっちかは自明なんだけど、ここの市長のたちが悪いのは、実は現場を知ろうなんて思いもしていないのが透けて見えるあたり。それにしても大阪の人たちって本当にこんな市長を支持しているんですか。あなた方が考える現場って、どんなところなんだろう。
PART4「意図的な放言」につづく。
本日の1冊は「ZONE 豊洲署刑事 岩倉梓」福田和代著 角川春樹事務所
久しぶりに事務職員犯人もの登場。しかしいくらなんでも、なお話でしたが。
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