その129「偽装同盟」はこちら。
中山七里の、犬養隼人と高千穂明日香のツンデレコンビの同題のミステリが原作。テーマは明確に安楽死。死を目前にし、苦痛にあえぐ人間に安らかな死を与える(塩化カリウムを注射する)行為は犯罪として糾弾されるべきなのか。
中山原作だから、あっと驚く仕掛けがラストに仕込んであるのだが、映画では早々にそれは明かされている。メディアが違うから仕方のないことかもしれないが……
犬養を演じたのは綾野剛(ちょっとイメージ違うと思った)。高千穂は北川景子(こちらはなかなか)。他に柄本明、木村佳乃など。ワーナーはシリーズ化をもくろんだはずだが、ちょっとそれきついかも。
その131「ビター・ブラッド」につづく。
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