邦画篇はこちら。
つづいてキネ旬ベストテンの洋画篇。
1.「パラサイト 半地下の家族」ポン・ジュノ ビターズ・エンド
2.「はちどり」キム・ボラ アニモプロデュース
3.「燃ゆる女の肖像」セリーヌ・シアマ ギャガ
4.「ストーリー・オブ・マイライフ」グレタ・ガーウィグ SONY
5.「死霊魂」ワン・ビン ムヴィオラ
6.「異端の鳥」ヴァーツラフ・マルホウル トランスフォーマー
7.「フォードVSフェラーリ」ジェームズ・マンゴールド ウォルト・ディズニー
8.「ペイン・アンド・グローリー」ペドロ・アルモドバル キノフィルムズ
9.「1917 命をかけた伝令」サム・メンデス 東宝東和
10.「TENET テネット」クリストファー・ノーラン WB
……こちらは4本見ているので格好はついている。にしても邦画篇のトップがヴェネツィア映画祭監督賞受賞作品「スパイの妻」で、洋画のベストワンがアカデミー賞作品賞!の「パラサイト」」なのは、どうも意外性に欠ける気も。
前にも言ったように、パラサイトがポン・ジュノの最良の作品だとはわたしは思わない。「殺人の追憶」の緊張感のほうが確実に上をいっているし、怪獣映画である「グエムル」の恐怖をわたしは選ぶ。しかし、祝祭のような怒涛の展開こそ、外国人を圧倒するのに必要なものだったのかもしれない。
にしても、韓国映画が作品賞ってすごいな。ってことは日本映画だって……アカデミーの会員たちも、カンヌ映画祭パルムドールには抗えなかったということもあるか。あの人たちはお年寄りが多いし。まずはカンヌかヴェネチアかベルリンってことかなあ。
さて、それではわたしはどんな選択をしたかというと……
その前に世界興行成績篇につづく。
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