第32回「栄一、銀行を作る」はこちら。
放映時間がいつもと違うのはさすがに納得。この国の行方はこの選挙にかかっているからだ。
あ、あなた行ってない?自分の一票にどれだけの意味がある?あー、それは残念でしたね。こんなことを言いたくはないけれども、あなたに政治を語る資格はこれから4年間はない。
投票に行かないことが自分の意思表示?選挙に行くのは“関係者”だからかっこ悪い?わたしはあの宗教とは関係ないし、あの党とも関係してない、ジジイババアが動いているのも気持ち悪い?……なんかわかるような気も(笑)
しかし、行くべきだった。たとえ間違った選択をしたとしても、そのことに責任を持つべきだった。自分にとって意に染まない候補者しかいないとしても、少しでもましな方に投票すべきだった。それが選挙民の責任だ。
おっと「青天を衝け」のお話。政商、という存在に考えこまされる。冷静に見れば三井と三菱の激突。大久保利通(石丸幹二)は正直に、「自分に経済はわからん」と告白する。ああもう死亡フラッグたちまくり。
わたしの地元でも政商と呼ばれる人はいて、彼の意向が選挙に激しく反映する。投票するとトンカツが半額になるとか。ホントですよ。わたしはそのことにむかしは嫌悪していたけれど、きわめてまっとうな行動になりおおせていると思う。
もうそんなレベルじゃなくて、若い層が投票に行かないことが普通になってることへの異議申し立てとして有効だ。日本の選挙が旧態依然としたものなのは認める。でも、でもさあ……最後まで青天を衝けの話になんなくてごめん。
第34回「栄一と伝説の商人」につづく。
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