第46回「大坂の陣」はこちら。
おっと今週も入れてもう2回しかないのか。この大河は、なんというかスルッと観ることができるので、最終回が近いことをあまり意識しないできてしまった。
たとえば「鎌倉殿の13人」だったら、おーし今週も勝負だ!(なんの)って感じで肩に力が入ったものだけど……
これは「どうする家康」を批判しているわけではなくて、短いアバンタイトルから軽快なテーマソング(うさぎのアニメ付き)に移り、そして静かにドラマが始めるというフォーマットがそうさせていたんだと思う。
そのせいか、これまでは「うわああ、今週はどうしても時間が合わなくて見られない!」ってこともなく、わたしはここまでのところ軽く完走しています。関係ないですか。そうですか。
今回は浅井三姉妹のお話。茶々(北川景子)、初(鈴木杏)、江(マイコ)の三人がそろうと壮観。くわえて大蔵卿に大竹しのぶが出てきたので大笑い。大河ドラマはこの人をどこかで出演させないといけなくなったんでしょうね。
三姉妹のなかでは、真ん中の初の活躍はあまり語られてこなかった。そこで古沢良太さんは、阿茶局(松本若菜)に対抗できる聡明な女性として登場させた。「ち、食えない女」とばかりに阿茶が苦虫をかみつぶすあたりが妙味。
さて来週で店じまい。そこで、茶々も家康も乱世の亡霊として退場する準備を。いっしょに消えようとする矜恃が、長いことこの大河を観てきたおかげでじんときます。
来週はナレーターのあの人も、去年の大河のあの人も特別出演する最終回。ぜったいに観なくっちゃ。あ、ちょっと肩に力が入ってます。
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