「係長 青島俊作THE MOBILE 事件は取調室で起きている！」

時系列でいうとどこの事件なのかな。映画第三弾の直前？ラストのセリフでうかがえるからね。

織田裕二の一人芝居だときついなと思ったら、あの笹野高史や中村靖日が出てきてうれしいかぎり。

だって「運命じゃない人」で無垢なる善人を演じた中村は、あのイメージのまんまで以降もキャリアをつみあげていて、ほんの少ししか出てこない「ステキな金縛り」でも、いるだけでおかしい。彼自身のおかしみと、中村をキャスティングするセンスの幸せな融合か。

ちょっと商売がはいった作品だけど、そのあたりも「踊る大捜査線」に似合っていてお得な一本でした。

で、ちかごろ見た映画につづけて彼が出演していたのでその特集はもうすぐ！

2012日本シリーズ第6戦 巨4－3日ハム

第5戦はこちら。

ああ野球は本当に面白いなあ。でも毎回こんなに面白かったら身が持たない。

日ハムは小谷野や糸井、そして稲葉などのしぶとさに加え、最後の最後に出た中田のスリーランに観られるように、チームとして本当にいい感じ。

対する巨人は監督と主力の不倫騒ぎがあり、背後に野球を愛していない男が控えていたりするのでしんどいシーズンではあった。

お互いの4番打者が本領を発揮し、最小得点差でゲームセット。

「すごいシリーズだったわねえ。こんなにすごいのは初めてじゃないの？」

野球ファンになってから日が浅いうちの奥さんはまだ甘い。これまでの壮絶な歴史を語り倒そうと思ったら

「あら、この人……」

新聞のおくやみ欄で知り合いの名前を発見。たのむよ。このタイミングでそれやめてくれよ。テンションだだ下がり。57才で心筋梗塞か……

山口とマシソンの順番をひっくり返したのは、原なりの山口への感謝だろうか。福田と高木のピッチングも今日は心臓に悪い。わたしも52才で倒れたくはないぞ。

ボウカーがMVPをとれなかったことに批判もあるだろう。でも、むかしのシリーズで、起死回生のホームランを打ったクルーズがあっさりクビを切られたこともあったので、彼の前途は洋々とはいかないかも。あ、ほんとに古いお話でした。

坂本と松本、そして澤村と宮國は確実にレベルアップ。ペナントレースを終えて、これだけハードな試合がつづいたのでみんな身体はボロボロのはず。でも、この経験で成長することを考えると、CSと日本シリーズの二本立てはやはりつづけてほしいかな。

あ、それからシリーズの影のMVPは亀梨和也です。礼儀正しく、クレバーな中継をどうもありがとう。

今日の画像は、猫よりも副虹です。すみませんよーく観ないとわかりません

日本シリーズ第5戦 日ハム2－巨10

第4戦はこちら。

酔っ払いながらテレビ観戦。いやいつもそうなんだけど、昨日は友だちと居酒屋でとっぷり試合終了まで。迷惑な客。

たばこを好きなだけ吸い、芋焼酎のお湯割りを女将をつくってもらい、おつまみが目の前にどんどん出てくる。

おまけにここのテレビはわたしに野球を見せるために買ってくれた（笑）と女将がふかしているぐらいだから天国である。調子こいて良識ある人が聞いたら怒りそうな無礼なこともバンバン語っております。

さて、それにしてもこんな試合になるとは思わなかったなあ。吉川は肝心なところで（というか最初から）制球が定まらないし、打線も思い切りに欠けていた。

杉内が出てこなかったのでホッとする。来季を考えて休ませてやってほしいな。

そして“もっている男”斎藤佑樹登場。好きな選手なのになあ。しみじみと飲む。

「もってたんだよね」

「もってたんだ」

「どこでなくしたかなあ」

とても無礼です。第6戦につづく。