境内に咲き始めたグロリオサ。
本願寺派仏教婦人会連盟の季刊誌「めぐみ」に付録で法話集がありました。
その中の「帰る世界をいただいて」を拝読しながら、今春亡くなった臨終間際の母のことを思いました。
今生、生きてゆくのも思い通りにならないことばかりですが、死ぬのも簡単ではない、キツイことやなぁと。病・老・死の苦を身を以て私に教えてくれて母です。
私は眉間にシワを寄せ喘ぐ母の手を握り
「キツイね〜。でももうすぐ、懐かしい皆さんと会えるよ。私も後から往かせてもらうからね」
と、感謝の言葉と共に声をかけておりました。
倶会一処
仏さまに成らせていただいて、また、倶に会わせていただく世界に恵まれている安心を有り難く拝受しております。
南無阿弥陀仏