すてきな言葉

　またまた、老母のことですが

　お世話してくださる看護師さんに対して、
「すみませんね。こんな年寄りが、いつまでも生きて、手をとって、迷惑かけて・・・」
　それに対し、看護師さんは明るく答えてくださる。
「迷惑だなんて・・・私もいずれ年取りますから、順番、順番」

　また、老母は、やせて、しわだらけになった自分の手足をながめては、くりかえし、くりかえし
「きたないねえ　骨と筋と血管だらけで・・・」
と、ため息ながらに言う。

　私はせいぜい、「ウン、８０代でピチピチは、しとらんやろ（してないでしょう）」
と、言うくらいだけれど・・・

　それに対して、主治医のＹ医師の名言
「しわは、歴史ですから」

　
　

いくつになっても、どんな状況であっても

　大腿骨骨折で入院中の老母。

　イヤがっていたリハビリも、何だかんだ言いながら頑張って
今は、歩行訓練器具のバーに両手でつかまって２往復
昨日は、歩行器で身体を支えて歩く練習も

　８７才という年齢からすると、順調な快復です。

　母の病室（５人部屋）に、私が「こんにちは」と入り、
母が、私の顔を見て、一番に発する言葉は、毎回同じ

「みんな、元気にしてるね」

　いくつになっても、子どもは子ども・・・
　私たちが母を案じるより先に、
私たちのほうが母から案じられているのでした・・・

法専寺仏教壮年会

昨日は、午前９時から仏教壮年会例会。
　この例会、通常は、隔月の土曜日夕方からなのですが、
毎年１１月の例会は、例会後にグランドゴルフ大会を行うため、午前中の早い時刻始まりです。

　写真は、例会始まりの勤行（昨日は、「正信偈」の意訳勤行・「しんじんのうた」）の様子。
　左隅には、３才の孫も正座して参加。
真ん中、ピンクの毛布には、もうすぐ３ヶ月になる孫がいます。

　勤行の後は、住職が「讃仏偈」の解説。
　学びの後は、行事案内や話合い。

　そして、終了後、近くのＫ公園に移動して
Ｇゴルフ大会。

　若坊守＋３才の孫で、１人分の参戦をしていたのですが
若坊守が下の孫の授乳中、急遽、私が代わりにプレーすることに・・・

　もともと何をさせてもドジで、運動神経もゼロの私。
その上、これまでは、世話係で、スティックを握ったことすらなかった私。
あまりのヘタぶりを、授乳しながら、ながめていた娘にあきれられました・・・

　
　ま、私のＧゴルフのエピソードなど、どうでもいいのですが、

　仏教壮年会会員も人数が減少しています。

　気楽な会ですので、新たな若手男性（お寺では６０代は若手です）のご参加もお待ちしております　よろしくお願いします

　仏教壮年会、
　次の行事は、仏教婦人会と合同の
法専寺バス旅行（１２月１日）です。

　１月には、新年会（料亭で飲み会）も予定されています。



　

１１月の言葉

　真宗教団連合（真宗１０派の連合：派に別れていますが、同じ親鸞聖人の教えであり、教義は同じです）かの「法語カレンダー」１１月の言葉は

　浅原才市さん（１８６０年～１９３２年　石見国：現　島根県太田市で下駄職人をしておられた方で、真宗では「妙好人」（真宗の教えを深く味わい、み教えをよろこばれた
方）と称されておられる）の言葉

　忘れても
　慈悲に照らされ
　南無阿弥陀仏
　
　東井義雄先生（１９１２年～１９９１年　真宗者であり、教育者）の詩でつづる
「ほのぼのカレンダー」１１月の言葉は

　大いなるものに
　生かされて
　生きる　しあわせ


　法専寺山門掲示板の言葉は

　西谷智章師（佐賀教区の前ご住職）の　ご法話で聞かせていただいた言葉

　生活とは
　生きるために大切なこと（仏の教え）を
　活用してこそ
　生活

１１月の行事予定

昨日、佐賀インターナショナルバルーンフェスタが始まりました

さて、今年も残り２ヶ月。法専寺関連の１１月行事予定です。

１１月　２日(土）　午後７時 若っかもんで飲もう会

１１月　４日（月・休日）　午前９時 仏教壮年会例会　　午前１０時半グランドゴルフ大会

１１月１５日（金）午後１時半　なでしこ会
　

　そして、教区行事では
１１月２６～２８日　午前１０時と午後１時半　本願寺佐賀教堂報恩講
　＊２８日は午前６時半の法座もあり
　＊お斎（おとき：精進料理の昼食）もあります。
　どなたでも、お参りください
　若手僧侶方による生の雅楽演奏にのって、法要がつとまります。

　また、１１月には、あちらこちらの組（そ・お寺のグループ）で、巡番報恩講も勤修されます。

　真宗門徒さんは、各ご家庭でも、お取りこし報恩講をつとめる季節です。