お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

釈徹宗先生の法話

2017年07月09日 | 仏教


昨日午後は、鳥栖市の九州龍谷短大へ。
 佐賀教区三根組寺主催の「報恩のつどい」に私もお参りさせていただきました。
 
 ご講師は、釈徹宗先生。

 厚かましくも、開始前、学長室におられた先生にご挨拶。
いくら、私の心臓に毛がはえているとは言え、1人では、とても勇気がありませんが、Z寺坊守さまが案内してくださり、ご尊顔を拝すご縁に恵まれ、ツーショット写真まで撮っていただきました。わーい、わーい

 釈先生は、とても気さくで、物腰が柔らかく、ますますファンになりました。

 ご法話では、落語の「こんにゃく問答」をご紹介いただきながら、
真摯に道を求める姿勢、真宗門徒で言えば、聞法を重ねることの大切さをお説きくださいました。

 報恩 の「恩」の字の心の上「因」は、大きな敷物の上に人が寝ている姿を現していて、
私のためにしてくださったこと(恵みや縁)を前身で受けとめること

 そして、恩を知ったからには受けた恩を次世代にパス(pass)してゆく

 釈尊から七高僧、いろいろな法縁により、私のところまで、仏教の御教えのパスが届いてくださった。
その報恩の思いを受け継ぎ、報恩(つながり)を実感することが、生きる力と、聞かせていただきました。

 写真 ↑ は、三根組のコーラスの皆様による仏教讃歌 
 心にしみる美しい歌声

 感動、感動 の 尊い「ご縁」に恵まれました 
 有り難うございました 

 あ~ 仕合わせ 

 


 

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貴重なお話

2017年07月06日 | 雑感
 佐賀も大雨警報の中、きょうは、同窓会役員4名で、伊万里の大先輩Fさんのお宅(真宗寺院)へ。

 同窓会佐賀県支部が発足してボチボチ60年ということで、同窓会の冊子を作成中ですが、一番に原稿を送付くださったのがFさん。
そのF先輩に、補足のお話を伺い、写真をお借りするため伺いました。

 午前中で失礼する予定で、午前8時半に佐賀市内を出発しましたが、途中、ノロノロ大渋滞。長崎自動車道も一部不通区間があったため、国道に流れ込んだ車両や、脇道、抜け道の道路冠水を避けて国道に入った車で大混雑だったようです。

 通常なら1時間ちょっとで到着予定が、倍近く時間がかかり、到着したのは11時過ぎ。

 結局、F先輩に、お昼ご飯まで馳走になり、お話を伺いました。

 太平洋戦争真っ只中の学生生活。
 東山七条で学徒出陣を見送ったこと。大阪高槻市の軍事工場まで電車で通ったこと。京都空襲で寮が爆撃され、友人が生き埋めになった(幸い助かった)体験。その爆撃の火事で隣家の親子は亡くなられたこと、終戦後、京都駅で新聞紙に座り、順番を待って汽車の切符を手に入れたこと、佐賀の実家に帰ると、実家が灰になっていたこど(佐賀空爆で炎上)・・・などなど、生々しい体験を聞かせていただきました。

 また、明治初頭の廃仏毀釈で、当時のご住職方が、ご本尊の絵像、名号をふすまの中に隠されていたこと。それをFさんとご門徒さんで発見されたこと、それも含め、お寺の歴史を本にされた、その貴重な本も見せていただきました。

 90才になられた今も、眼鏡なしで本を読んでいらっしゃる、耳も遠くない、足腰もしっかりされている、絵も描かれている・・・などお元気で、意欲いっぱいの先輩に、へなちょこ後輩の私は、大いに刺激を受け、学ばせていただいた貴重な1日でした。

 私たちだけでお話を伺うのは、もったいない。もっと、たくさんの若い者に、お話いただきたい と、思ったことでした。

 本当に有り難いご縁を賜りました。ご多用の中、お接待くださった若坊守さまにも感謝です。ありがとうございました
 
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バロック展

2017年07月05日 | 佐賀ネタ


昨日の台風3号
朝、長崎市に上陸と聞いた時は、一瞬構えましたが、何事もなく過ぎ去りました。

 午後から、夫と県立美術館へ。
開催中の「バロックの巨匠たち」展を見学。

ブリューゲル、レンブラント、ルーベンスなどのキリスト教の宗教画や人物像を中心とした、光と影 の巧みな絵画を拝見、感動いたしました。

ヨハネ・パウロ二世美術館(ポーランド ワルシャワ)からの絵画が数多くありました。


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仏とは

2017年07月04日 | 仏教
 

 写真 ↑ ポスターは、鹿児島教区キッズサンガ(子どもの集い)のポスターの1枚。
 本堂に掲示しています。

 ひらがなを読めるようになった2番目の孫が、このポスターを見て、「人間を卒業したら何になる?」の答えを父親に教えてもらったようです。
 私たち、仏教徒・浄土真宗の教えに帰依している者にとって、

 答えは、「仏さま」

 もちろん、仏とは、単に死者のことではありません。

 仏とは、覚った方(智慧と慈悲に満ち満ちた方)。
     智慧があるので、悩み、苦しみから解放された方。 
 仏とは、まだ、覚りに至らない人々を自分と同じような安楽の境地に導きたい(救いたい)という、慈悲の心に満ちあふれ、救済の「はたらき」をする方 


 私が人間を卒業して、仏に成れるのは、
全ては、阿弥陀如来の本願力(逃げる者も 漏らさず すくい、仏にしたい という、仏の慈悲の願い)によるものです。

 全て「本願他力」によるもので、私の生前の善根には、自分の自己満足、名誉欲など微妙に混り、ピュアではありませんから、私の心をあてにした力(自力)では、私なんぞ、とうてい仏には成れません。

 阿弥陀如来がいてくださって、よかった~
 「本願他力」に願われて、もったいなくも、有り難いこと、よかった~
 浄土(覚りの世界)があって、よかった~
 人間卒業してお終いという、虚しい人生でなく、よかった~
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池坊巡回講習会

2017年07月02日 | 行事・案内


きょうは、年に1度の池坊巡回講習会へ。

 ステージ上で、ご講師が講義をしながら、お花を生けられるのを、ゆっくり、のんびり拝見させていただきました。

 今年は、初代 池坊専好 が主人公の映画「花戦さ」が公開中(7月14日まで)ということもあり、「花の力」というテーマで、
「花戦さ」に因んだ解説が多くありました。

 写真 ↓ は、本日のご講師の1作品です。



 毎回、講習会最後に、会場の参加者に、花器やお花が当たる、プレゼント抽選があるのですが
きょうは、お隣S組のK寺坊守さまに花器が、大当たり

 う、うらやましい~  

 
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