お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

7月の言葉

2017年07月22日 | 仏教
子ども達の夏休み突入と同時に、梅雨開けした北部九州ですが
昨日、佐賀も35℃超えの猛暑日、きょうも、サウナのような蒸し暑さです。

 さて、「法語カレンダー」の今月の言葉は

 功徳の宝海 みちみちて
 煩悩の濁水 へだてなし


 英訳は

 The treasure ocean of virtues is overflowing,
and for those who enter it,
the defiled waters of their blind passions not separated from it.

 「高僧和讃」

 本願力にあひぬれば むなしくすぐるひとぞなき
 功徳の宝海みちみちて 煩悩の濁水へだてなし


の後半部分です。

 阿弥陀如来の本願に 出遇わせていただいた者は 
人生を虚しく送ることはない
 如来の功徳は 海のように、みちみちて
宝海は、きれいな水も煩悩に濁った水も分け隔てなく
受け入れてくださる

 正しく生きよう と、思っても、なかなか難しい・・・
 そもそも、自分が「正しい」と思うことには、自分流の濁りが混じり、本当に「正しい」のか、実に危うい

 自覚できることは微々たることで、自覚できない濁りは相当なものでしょうが、その 濁り=煩悩 を抱えつつ生きている私を
そのまま引き受けて、いだいてくださる阿弥陀さま。

 有り難いですね~ 

 
コメント
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