「天国からの道」「ふしぎな夢」星新一
初期はニヤリとさせられる切れ味を身上としていた星新一が、晩年は悪い意味で民話化・幻想化しているのが気に入らなかったのだが、この作品集は違う。
切れ味と幻想性が良い意味で合体している傑作。やはりこの人は違う。
「VOW17」
自分で写真を撮ると中々爆笑できるものは撮れないものである。
「あのころの未来」最相葉月
星新一の作品を取り上げたエッセイ集。星の文明批評的な所を主に捉えている。
そこに鋭いものがあったことも事実だが、彼の本質はすっとぼけたユーモアのような気がしないこともない。
「あきらめのよい相談者」剣持鷹士
小さい謎をもちかけると相談者が解答を出してくれるよくあるパターンの作品だが、謎が面白いしさほど無理なく解決に至っているので好印象。
但し九州弁の語りは読みにくい。
初期はニヤリとさせられる切れ味を身上としていた星新一が、晩年は悪い意味で民話化・幻想化しているのが気に入らなかったのだが、この作品集は違う。
切れ味と幻想性が良い意味で合体している傑作。やはりこの人は違う。
「VOW17」
自分で写真を撮ると中々爆笑できるものは撮れないものである。
「あのころの未来」最相葉月
星新一の作品を取り上げたエッセイ集。星の文明批評的な所を主に捉えている。
そこに鋭いものがあったことも事実だが、彼の本質はすっとぼけたユーモアのような気がしないこともない。
「あきらめのよい相談者」剣持鷹士
小さい謎をもちかけると相談者が解答を出してくれるよくあるパターンの作品だが、謎が面白いしさほど無理なく解決に至っているので好印象。
但し九州弁の語りは読みにくい。