散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

東京散歩 1日目夜

2005年09月14日 22時55分30秒 | 旅日記
夜になり、銀座の「S」へ。
今日は暑かったのでビールが旨い。貝刺し(アワビ、平貝、
ホッキ、青柳など)は、量が少ないがお値打ち品だったと思う。
つまみにピッタリのそら豆唐揚げ、鮎塩焼き、鳥豆腐を注文。
あまりボリュームが多いメニューがなくて良かった。
日本酒も追加して、満喫。

続いて、ぜひ行ってみたかった銀座のバー「S」へ。
XYZ、マティーニ、サイドカー、ハンターと4杯注文。
マティーニには冷凍のジンと常温のジンを使い、「これで
香が立ちます」とのこと。

また、ハンターには「チェリーヒーリングに負けないように
オールドグランダッドの50度を使いました」と、嫌味のない解説
と共に飲むカクテルの美味しさはひときわ。

店主のK氏も「コンテストでは立ち居ふるまいがポイントで・・・」
と色々ポーズを見せて楽しませてくれた。
名バーだと思う。
4杯飲んで、かなり撃沈。


東京散歩 1日目昼

2005年09月14日 12時52分42秒 | 旅日記
遅い夏休みで東京に行ってきたので、その記録をアップする。
主に美術関係のギャラリー巡り、居酒屋・バー・立ち飲みを中心とした
食べ飲み歩きの記録である。

***
1日目。
小雨の札幌をスタート。
東京へ向かう飛行機の中で「終戦のローレライ1」を読破。

新橋の第一ホテル東京へチェックイン、すぐに竹橋へ。
昼食は毎日新聞社ビルの「A」で高菜肉そば。
古めかしい昔ながらの中華料理屋という感じだが、竹の子、
豚肉、高菜の味が溶け込んだスープは中々のもの。
麺はちょっと柔らかめで平打ち。



昼食後、東京国立近代美術館の「アジアのキュビスム」展へ。
日本人では、三岸好太郎の「コンポジション」が出展されて
いる。また、萬鐵五郎の「もたれて立つ人」が茫洋とした
スケールを感じさせ、古賀春江の「縁側の女」がアジア的
暗さを感じさせる。

日本人以外の作品も、総じてアジアの中間的な色使いと
キュビスムが融和して違和感がない感じがした。
(得てしてキュビスムは奇抜になりすぎる気がする)
常設展では原田直次郎の「騎龍観音」が壮大なB級作品と
でも言うべき所が面白かった。