散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20080714最近読んだ本

2008年07月14日 23時13分51秒 | 読書
■「追憶のかけら」貫井徳郎
若くして死んだ作家の手記を入手した主人公。そこに書かれた謎を探るうちに、主人公の身にも謎が迫る。作中作とあわせて2本の傑作を読んだような満足感が押し寄せる、大傑作。結末の明るさも救いだ。

■「ローカル魚で絶品ごはん」上村一真
港の食堂って分かりにくいし、交通の便が悪い所が辛い。でも、旨そうだ。

■「秘宝のある寺<京都>」「同<奈良>」小山和
そりゃもう京都も奈良も行きたいものである。

■「名古屋ぶらり散歩」大橋建之、下川勝成
前回名古屋に行った時は、食べ物中心で町並みなど見る余裕がなかった。

■「レイコちゃんと蒲鉾工場」北野勇作
蒲鉾工場で起きる謎の事件解明を職業とする主人公。喫茶店の娘レイコと友人になるが、私は既に蒲鉾に置き換えられているのではないかと言う疑念が・・・。どこかディック的な怪しさがたまらない。

■「黙の部屋」折原一
謎の画家・石田黙の作品を見かけてから、その作品にほれ込みネットオークションなどで作品を探すうちに事件に巻き込まれる。架空の画家を題材にした作品かと思いきや、実は実在の画家。口絵に載っている作品を見ると、これが中々に魅力的な作品なのだ。

以下、図書館の2冊。
■「いんでないかい北海道」千石涼太郎
だいたい、立ち読みで読んでしまっていた。

■「札幌はなぜ日本人が住みたい街№1なのか」林心平
なぜでしょうねえ。取り上げられている札幌の文化が、PMFとイサムノグチに偏っているのが不満であるなあ。