散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

琴似ゴールデンコース

2010年10月01日 22時07分35秒 | 飲み歩き・琴似界隈
久々に私の琴似ゴールデンコースである。仕事終わりに琴似の居酒屋「D」へ直行し、ちょっと風邪気味っぽかったので、今日は燗酒から入る。滋賀県の酒、喜楽長だ。燗をすると、これは体にしみわたるなあという味になる。

通しは見た目で数の子かとおもったら、繊維質が感じられる。これは非常に珍しいそうめんカボチャを煮付けたものらしい。初めて食べるが、不思議な食感である。注文は、まずはしめ鯖を頼んでみた。他の刺身も旨そうだが、私は何と言ってもしめ鯖好きだ。



実にダイナミックな切身で、腹側のあたりの脂の入りぐあいが素晴らしい。続いて、ちょっと珍しいチカマリネを注文。一般的に小魚のマリネというと揚げてあるのだが、これは焼いたものを漬け込んだらしい。さらにマスカルポーネチーズを加えているということで、コクが増しているのが分かる。



飲み物は陸奥八仙(しっかりした酸味がある)、醸し人九平次山田錦へ。食べ物は食事代わりにペンネのカレーグラタンを注文。



おお、これは重量感のあるつまみだった。最後に紫蘇味噌をおつまみにちょっといただき、マスターの美術話(函館の長谷川潾二郎展に行ったらしい)を聞きながら、腹がいっぱいになった。店を出て琴似のJR駅方面へ移動。

週末なので込んでいるかと思ったらそうでもない「D」であった。1杯目は腹がいっぱいなので、ベネットを頼む。まずはこれで消化を推進する。

2杯目は今月のウィスキーからと思ったが、話をしているうちに、有楽町のキャンベルタウンロッホの10周年記念ボウモアを飲むことになった。さすがに甘味と濃厚さとスモーキーさのバランスが素晴らしい。

次はラフロイグ・1993・カスクストレングス・16年(ダグラスレイン)だ。これは少し地味ながら、じんわりと濃厚な味わいが後から追いかけてきた。今日の飲みはこの位にしておこう。明日は1か月ぶりに病院に行かなくてはいけない。



ちょっとした贅沢で、タクシーによる帰宅。