散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

小旅行(5) 札幌琴似

2015年09月23日 21時51分08秒 | 飲み歩き・琴似界隈
ということで、今一つ空回りしながら札幌に戻ってきた。途中の電車は客が少なくノーストレス。さすがに連休の最終日とあって、あまり出かける人は多くない模様。

さて琴似に戻り、食事は済んだので一杯引っかけていこう。いつものバー「D」に行ってみたが「ガーン」、本日休業とのこと。連休最終日だし、大体ここは休みを取らな過ぎだしな。斜め向かいのバー「M」も休みとあって、これは猛烈にいやな予感がしてきた。食べずに飲める店がないのではあるまいか。

いやな予感を抱えつつ、地下鉄の琴似駅方面へと歩く。全く行くべき店が思いつかない。そしてある通りまで来たときに横を見ると「そうか、開いてたか!」。割と良く行く居酒屋「D」が開いているではないか。今日はバー使いをさせていただこう。

ということで店に入る。本日の営業は22時までということだが、まだ1時間以上あるし、全く問題無しだ。最初にミニビールを頂き、通しは鮭のつけ焼き、白子焼き、かまぼこ入り卵焼きである。



さあ、マスターに洋酒をお願いということで、1杯目はオールドパー12年の90年代ボトル。オーソドックスさに少しだけ華やかさが加わっている。

2杯目はラガヴーリンダブルマチュアード1989。そもそも好きなラガヴーリン、しかもその濃い奴ということで、申し分のない味だ。ここで少しおつまみ追加ということで、パテ・ド・カンパーニュ、鶏ハム?、チーズ等を頂く。



3杯目はレジェンド・オブ・キューバン・ラム Pre-1962。ラガヴーリンの後で、全く物足りなさを感じないラム酒というのは凄いのではあるまいか。これは力強さと熟成の良さを兼ね備えた酒だ。



マスターに北九州旅行の話を聞いてもらい、チーズケーキの締めも登場し、予定外の一日だったが、何とかこれでおさまりがついた。ちなみにこれだけ飲んで、勘定は普通のバーの半額強という所だと思う。ありがとう、マスター。


小旅行(4) 岩見沢

2015年09月23日 19時15分12秒 | 食べ歩き
滝川でしばらく列車を待ち、折り返して岩見沢に移動。今日は岩見沢の洋食店でオードブル等をつまんで一杯やろうという狙いなのである。目的の洋食店の明りがついているのを確認しつつ、その他の店の空き状況を確認しながら街を歩く。

さて、いよいよ、と満を持して洋食店に向かったところ、衝撃の「本日16時より貸切」という表示が!! まあ、今日は親族か仲間うちで集まる人もいるんだろうな。それにしても、ガッカリだ。

20分後に札幌方面への列車があるので、移動するかとも思ったが、それじゃあまりにも負け犬だ。再び岩見沢の繁華街を歩きながら「今日は焼肉だな」とふと思い、目に付いた「G」に入って見ることにした。

幸いこちらは先客が何名かいるものの、それほど混雑していない(混雑しているときの1人焼肉はスペースの関係上気まずいことがある)。座敷に上がり、まずは何よりもビール。そして上サガリ、上ホルモン、上ミノ、キムチを一気に注文する。

まずホルモン、そしてサガリ。

 

ミノは厚みがある。キムチとタレも到着。

 

そしてそれを一人焼く。慣れているので全く寂しくはない。どういう順番でどういう量で焼き、ビールを飲み、キムチを挟むかという焼肉・鉄板経営で大忙しなのである。



今回は珍しく飲む方向よりはご飯が食べたくなってきた。ジンギスカンを追加して、ご飯小を注文。



最後はご飯に焼き上がったジンギスカンを乗せ、残りのタレを回しかける(ああ、血圧が)。しかし、それが旨い。この店のご飯は単独でも行けるくらい美味しかったので、締めのジンギスカン丼も非常に旨かった。



連休最終日の今日、休みの店も多いようだし、札幌に戻るかな。

小旅行(3) 滝川

2015年09月23日 15時45分11秒 | ART
滝川に到着。何度来ても滝川駅前の商店街は悲しくなるのだが、あるお店で20時以降はバーになるという表示があった。なんだか楽しそうだが、滝川に20時までいる訳にもいかない。



ということで、目的は滝川市美術自然史館「英遠と万寿三 創作のひみつ」である。

 

岩橋英遠「木1・2・3」:現実にないような枝の線。抽象画に近づいている。
岩橋英遠「北の海(陽)」:自然は限りなく大きい、ということを描きだそうとしている。
岩橋英遠「燿」:雪と沈む夕日、空が真っ赤に染まっている。上手い。

一木万寿三「雪上剪定」:江部乙の果樹園を経営していたころの作品。明るく突き抜けた感あり。
一木万寿三「雌阿寒青沼」:山は横から雄大に見え、沼は上空から丸々と見える。
一木万寿三「トドの碑」:トドワラだろうか、緑の空をバックにあたかも人間のように見える。ユーモラス。
一木万寿三「蝶と立像」:孫娘と蝶の標本を描いた作品。全く同じ標本が現在も残っており、隣に展示されているのが興味深い。

見終わり、駅へと戻る。おや!? 駅前のロータリーにあった彫刻が無くなってしまっているようだ。撤去されたのだろうか。

 

青い空が何かむなしい。



そして滝川駅の待合室には確か蕎麦屋さんがあったと思うのだが、そこも閉店しているのであった。


小旅行(2) 岩見沢

2015年09月23日 14時02分07秒 | 食べ歩き
森林公園駅からとりあえず江別へ移動。江別から岩見沢に移動。電車はまあ空いている。



岩見沢に到着し、まずは昼食だ。今日は食堂っぽい店ということで、迷わずこの店のイメージが頭に浮かんだ。「N」食堂へ初めて入って見る。4人がけテーブルはそれぞれうまっているため、ちょっと困ったなあと思いつつ座敷の4人がけ席を利用させてもらうことにした。

 

この後の様子を見ると、客は自分でカウンターに水を取りに行き、ついでに注文するというシステムの模様。それを把握する前であったが、たまたま店の人が来てくれたので、王道のカツ丼を注文することにした。

先客にほとんど料理が出ていなかったので「こりゃ長くかかりそうだ」と思ったが、意外にてきぱきと料理が出はじめて、私の所にもほどなくカツ丼がやってきた。丼とお椀の二つの蓋をとる。



お椀は味噌汁ではなくお吸い物のよう。出汁の香りが良く出ている。これをちょっと飲んでからカツ丼を食べると、まさにこれが食堂のカツ丼。甘辛く味は濃いめ、汁気も多目。卵のとじ加減はかなり良いが、カツはしんなり気味。いや、ご飯との一体感があるからそこがいいのである。

かきこむようにして食べ、漬物を食べ、お茶でほっと心を和ませる。もう100円安ければ完璧なのだが、良い食堂のカツ丼にであった。

この後、道に迷いつつ、岩見沢市絵画ホール・松島正幸記念館へ。



常設展では「松島正幸の世界<こころの旅路ヨーロッパ>」が開催中。彼の日本をテーマにした作品はどちらかというと端正な印象だが、ヨーロッパをテーマにした作品は濃厚な感じがする。

2階では企画展「岩見沢の美術 セレクト5展」が開催されている。

生田直弘「キューブ「風車」」:キューブを棒状に変化させ、さらに回転して作り出す形だろうか。
今橋香奈子「サクラウタ」:物語に登場する女性を描いているような作品。
尾形香三夫「練上皿「ふたつの世界」」:グレーのさざ波が皿の上を走っているよう。タペストリー作品に近いか。

佐藤宏三「「午後」石狩川河川敷」」:馬の親子を中心にドーンと描いた作品。
下田徹「追憶O」:水の流れるチューブのような爽やかさと、生命のひそんでいる黄身の悪さが同居している。
宮地明人「そこに在るということ」:こちらは物語を極力排し、それでいて人は存在しうるのだよという作品に見える。

駅に戻る。駅前横丁では、かつて私が訪問した居酒屋「Y」が閉店になっていた。岩見沢駅2階で「深呼吸 佐藤千穂絵画展」を見てから、滝川へと向かう。


小旅行(1) 森林公園

2015年09月23日 11時29分43秒 | ART
連休中の小旅行である。今日は一日散歩切符を使い、琴似駅を出発。快晴である。



祝日なのでラッシュに会うこともなく森林公園駅に到着。



ここからバスで北海道博物館へと向かう。もちろん目的は「夷酋列像」展である。

 

混雑を予想して少し早目に来たのだが、なんと入口に一番前に到着。私以外の人が並ぶ気配もあまりない。



入場したら「最初の展示は後回しにして、まずブザンソン美術考古博物館の夷酋列像を見よう」と作戦を練っていたのだが、入口からわずか5mくらいの所にそれがあった。東京の展覧会のイメージもあり、力み過ぎていたのは私だけの模様。

その後、一時ブザンソンの夷酋列像の所が混雑していたが、後で見ると時には誰も見ていなかったりして、拍子抜けの混雑の無さであった。

さて、その後、恒例のごとくメモを取りながら見ていたのだが、警備員氏から「鉛筆の使用は禁止です」とのお言葉。シャープペンシル禁止はわかるが(インクの出るペンとの区別がつきにくい)、まさか鉛筆禁止とは思わなかった。警備員氏が勘違いしているのだろうと思い、受付嬢に聞いたところやはり禁止とのこと。ここで言い合ってもらちが明かないので、後日事実確認をすることしよう。ということで、あまりここに書くべきことがない。

「夷酋列像」だが、蠣崎波響のものを元本として、写本が作成されていく。実に正確に写本がされているのだが、やはりどこかで変形してしまい、二人の人物が合体した作品になったり、一般的なアイヌ民族を表す形にすり替わって行ったりする。また蠣崎自身も「関羽図」や西洋人物図をもとにした所もあるようで、当時の絵画イメージの流れが分かる展覧会であった。また私は夷酋列像に十二神将のイメージも含まれているのではないかという気がした(武器を持ったポーズや動物が良く描かれていることから)。

その他、円山応挙の作品があり、蠣崎波響の花鳥画が非常に上手いことも分かった。後、いわゆるアイヌ文様だが、展示の流れを見ているとその原型は龍と雲図ではないかという気もするのであった。

大変興味深い展覧会だったのだが、いつもメモを取る身としては、鉛筆使用禁止がなあ…。生まれて初めてそんな展覧会にであったよ。

常設展示は今回スキップし(早く見に来なくては)、移動開始。帰りはバスの時間が合わず、森林公園駅まで歩く。天気がいいので少々暑くなってきた。