散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20150926最近読んだ本

2015年09月26日 23時06分06秒 | 読書
■「致死量未満の殺人」三沢陽一

■「アルファ/オメガ」フランチェスカ・ヘイグ
核戦争後の地球では、子供はアルファと呼ばれる正常個体と、必ず障害を持って生まれるオメガのペアで生まれるようになっていた。主人公はオメガでありながら障害がなく、特殊な能力を持って生まれていた。アルファとオメガの敵対意識が高まりつつあるなか、主人公は特殊な能力を生かし、旅に出るが…。

■「デザイナーベイビー」岡井崇

■「ひらく芸術」北川フラム

■「待ち伏せ」池波正太郎
再読。

■「地球連邦の攻防1」佐藤大輔
異星人との不幸な接触から地球人類は恒星間戦争に突入した。何十年を経て、講和が結ばれるが、肥大した軍隊の扱いを含めた戦後処理が大変なことに。クラシックなテーマでこれから何を描くのか。楽しみである。

以下、図書館の3冊。
■「人が人を裁くということ」小坂井敏晶
一読の価値あり。

■「君がいない夜のご飯」穂村弘
再読。

■「円卓」西加奈子

秋の夕食

2015年09月26日 20時36分01秒 | 食べ歩き
ついに私の夏休みも残すところ後2日。まあ、ずっと好調だった体調も下り気味(遊び過ぎて疲れた)だから、いい潮時だろうか。ということで、夏休みの最後は琴似の和食の店「S」へ。

最初の1品はとうもろこし豆腐。酒は芳水(徳島)を冷やで。



2品目はあまりにも品数の多い前菜盛り合わせ。シマエビ、だだちゃ豆、秋鮭の南蛮漬け、蟹身に海老卵、煮ツブ、南瓜の信田巻、おひょうきらず和え、サンマとたらこ、かすべの燻製、辛子蓮根。これだけで最初の酒が無くなりそうだ。



続いて刺身。マグロ、海老、ホタテ、タコ(頭、足)、平目。マグロの上質さと海老の鮮度(ミソまで旨い)が印象的。



外は軽く雨が降り出した模様。少し温度も下がってきたので、大七(福島)を燗してもらう。

次はカマス塩焼き。北海道ではカマスってあまり食べないよね。コマイをもう少し繊細にしたような白身の魚というところか。栗がついてきたのが秋を感じさせてくれて、嬉しい。



次も秋の風味。白子と牡蠣天・秋ナスのキノコあんかけ。白子と牡蠣、それぞれ口中に味が広がる。秋ナスもいいが、全体をまとめているキノコ風味がいい。



最後は松茸・鱧・海老の土瓶蒸しと寿司。やはり土瓶蒸しの出し汁はたまらない。寿司はマグロ、まつかわ鰈、しまあじ、鮑(上に乗っているのは柚子こしょう)、ウニ。バランス良し。





デザートに柚子シャーベット。この後、ちょっとお茶を飲んで終了。ちょっとした(いや、かなりの)贅沢であった。



外に出ると、雨はほぼ上がっていた。今日はこの辺で帰ることにするか。


20150926ギャラリー巡り

2015年09月26日 16時15分12秒 | ART
本日は品品法邑→茶廊法邑→500m美術館→市民ギャラリー→三越→アリアンス→エッセの7か所。

■品品法邑「ドイツ・ポーランド2人展」。
なかなか見たことのない作風なので、刺激があった。ダム・ダン・ライさんがちょうどいたので、いくつか解説していただく。

■茶廊法邑「池田緑展 I WAS BORN.」。自分の誕生以降の全ての日付をテプラで打ち、1年単位でプラスチックの筒に封入していく作品がメインの展示である。作家の池田さん(説明頂いて会話したので”さん”付け)が生まれてから現在に足るまでの住んだ場所と時間の経過を表現しているのだ。「仕事を辞めてからテプラのテープの色が明るくなった」という池田さんだったが、仕事時代は緑色のテープを使用している。ご自分の名前と同じ色なのだから、決して暗かったわけではなく、自分のベースとなっている期間なのだという意味であろうか。

この作品のいいところは、否応なく我が身を振り返らされるところで、私は生れてから住んだ場所は9か所。ほぼ北海道内であるから、もう一つ面白みに欠けるところがある。また芳名帳代わりに誕生日と名前を書いてもらえないかという申し出にもお応えしてみた。自分も死ぬまでの時間の方がこれまで生きてきた時間より少ないだろうから、いろいろ思う所はあるよね。

■500m美術館「早川祐太×高石晃×加納俊輔 三つの体、約百八十兆の細胞」。うーん、ピンとこない。一番しっくりきたのが次の作品である。



■500m美術館「SAPPORO ART MAP 3」。札幌市内の美術ギャラリーを紹介する展示。

高橋弘子「underground contact」:しまった、どこのギャラリー紹介なのかメモしてこなかった。画はいい感じ。

 

法量美佳「(無題)」:手堅くて好きな作風。



■市民ギャラリー「第67回毎日書道展」。出品作が多すぎて訳が分からない。大字書部と前衛書部がパッと見やすいので良かったかも。ところで前衛書部は文字から受けたイメージを表現しているだけに見えるのだが、日本語以外の別の国・民族の文字、黒以外の色彩、幾何学的図形、関数やフラクタル図形の使用などチャレンジしたことはあるのかな? もっと新しいことが出来る余地があるように思えるのだが。

■アリアンスフランセーズ「吉田玲×オオバリオ」。良く分からない展示が多いギャラリーだが、今回の展示は作品としてまとまりがあった。特に吉田玲の版画が好み。

■ギャラリーエッセ「岡田大岬・書 エジプト憧憬〔1〕~ヒエログリフ」。ギャラリー内にヒエログリフの発音表が掲示されているのだが、「フ」と発音する文字が3種類、「ク」と発音する文字が4種類もあると、もうどうでもよくなるな(表意文字ならば当然かもしれないが、アルファベットに相当する表音文字なのに、という意)。

がっつり根室

2015年09月26日 12時11分04秒 | 食べ歩き
大変気になるメニューがあったので、環状通東近くの喫茶店「G」を再訪(9月2回目)である。とにかくメニューの種類が多い店なので、違うものにもひかれつつ、何とか初志貫徹でエスカロップを注文する。

今日は前回より混雑気味だったが、それほど待たずにエスカロップ到着。プレートに盛られ、横には目玉焼き、サラダ、コンニャクたらこ煮、キュウリ漬物が乗っている。スープは大体セットになっている模様。



カツの下のライス部分は玉ねぎ、マッシュルーム、ピーマン、ベーコン等の具が入って炒められている模様。本場、根室のエスカロップは竹の子入りというのが定番なのだが、そこは固いことを言うまい。なかなか美味しかった。

さらにこれに食後のコーヒーがついて来る。週刊誌を2冊ほど読みながら、私にしてはゆっくりしてしまった。