散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

文字が多い

2016年03月12日 20時03分54秒 | 食べ歩き
最後はバーだからと、少し何か食べたくなってきた。とは言っても、そんなに大量には食べられないしな。



ということで狸小路のラーメン店「A」へ。混雑しているんじゃなかろうかと思ったが、先客は1名。カウンターの手前の席に座る。注文はまあ、この店は塩ラーメンという話もあるだろうが、醤油ラーメンにしておこう。

すぐに醤油ラーメンが到着。



随分久しぶりに食べるが(私の記録が正しければ、なんと8年ぶりらしい)、なかなか良くできたラーメンだ。麺の湯で加減よし、スープも旨い。表面のネギのハリハリした触感と、海苔の風味も正解。そして少しだけ入れるサバニンニク粉も、風味チェンジには悪くないと思う。

気になったのは店内に注意書きが多いことだ。「食事中、食後のスマホゲームは禁止」(まあ、当たり前だ)、「カバンやコートは椅子の後ろではなく、足元の荷物置き場に」(狭い店だし、もっともだと思う)など、あまり沢山張り出されるのはなあ…。まあ、回転勝負のラーメン店で、ゲームをするような人間が湧いてくるのだから、やむを得ないのかなとも思うが。



お隣の「U」食堂。何やら工事をしているようだ。店内改装ののち再オープンするのか、はたまた廃業なのかは、何も表示がないため分からない。



ちなみに、この後、久しぶりに行ってみたバーはなぜかオープンしておらず、空振りだった。西11丁目ではなすすべなく、そのまま帰宅して家でもう少し酒を飲むのであった。


当然のことながらバー

2016年03月12日 19時40分26秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
焼肉店で夕食を済ませてから、すすきののバー「N」へ。この流れ、約10か月ぶりのようである。



カウンターに新しいボトルが何種類かあったが、その中からまずはガイアナダイヤモンドラム10年(ブラックアダー)を注文。

 

綺麗な琥珀色。飲んでみるとラムの甘味と、いい香りが口の中で爆発! これは10年熟成とは思えない味わいだ。64度超とあって、ほんの少しだけ加水すると、より甘味と程よい酸味が感じられる。しかも最後の勘定からすると、ウイスキーに比べるとだいぶお得な値段なのだと思う。

2杯目はズブロッカ+ディタ+GET27+レモンのカクテル。しかし、ディタというリキュールはよくできているね。いろいろ個性的な味がするところを全体に上品にまとめているのだ。



これは傑作カクテルではないだろうか。Nさんからも「これは一般の方にも」というお墨付きがでた。

3杯目はテキーラ+スーズ+GET27+パイナップルのカクテル。スーズのひなびた木の根の香りをパイナップルの甘さがフォローした味。これもスーズの味さえわかっていれば、かなり飲みやすいカクテルではなかろうか。



結構酔っぱらってきたので、今日はこの辺で。次に行こう。

今日は焼き肉の日

2016年03月12日 18時24分59秒 | 食べ歩き
今日の一杯は洋風居酒屋にしようか、焼鳥居酒屋にしようか迷っていたのだが、ギャラリー巡りの時間が17時を過ぎてしまったため、焼肉の「K」に行くことにした。考えていた店は17時すぐに入らないと、かなりの混雑が予想されるからだ。幸い「K」はまだまだ空いていた。

酎レモンを頼んで、上ホルモンと豚ナンコツから。

 



今日の火力は安定していて、ホルモンも上手く焼ける。豚ナンコツは薄切りなのですぐに火が通り、軟骨のところの噛みごたえがいい。

第2弾はハツとサガリ。ハツの歯ごたえももちろん良かったが、やはり肉らしさのあるサガリが食べたい。

 

飲み物はやはり1杯では足りず、燗酒を追加。



大変満足。やはり焼肉はいいものだ。

20160312ギャラリー巡り

2016年03月12日 17時24分24秒 | ART
本日は市民→らいらっく→富士フイルム→レタラ→円山→ポルト→大通→グランビスタ→時計台→たぴお→大同→エッセ→大丸→JR ART-BOX→資料館→三越→スカイホール→さいとう→ivoryの19か所。20か所には到達しなかったが、相当まじめに回ったと思う。午前10時に家をスタートし、昼食などを挟みつつ17時過ぎまで見て歩いているのだ。

■市民ギャラリー「札幌平岸高等学校デザインアートコース十周年記念展」。なかなか見ごたえあり。
菊池さくら「待つ駅」:暗い中で植物の化石標本のようなものと、壁に浮遊する岩と植物が展示されていた。見せ方が上手い。
味藤渚「つづく続く日々のこと」:子供8人×2枚の絵画作品。顔の表情を見て観察眼が鋭いなと思う。
高橋智乃「正常な街」「正常な街-内部の記録-」:廃墟ビルや学校の写真と、もしかしたら廃墟となってしまったのかもしれない団地群の絵画作品。「廃墟ブーム」に乗ったのかという気がしないこともないが、十分見ごたえのある展示となった。

小野穂奈美「館」:夕張にある木造3階か4階(屋根裏部屋?)の建物を撮影した作品。この方、架空の映画ポスター作品を得意としており、その流れで夕張を取り上げたのではないかと思う。
高橋和加奈「PM8時」:人物の立体作品。造形が非常に上手い。
吉田るい「Specimens」:街角の一言を標本形式でコレクションしたもの。かなり面白いのでは。ところでお名前が酒飲みチックな感じ。気になる。

下山明花「走光性」:光に近づく蛾をほぼ白色で描いた作品。

■らいらっくぎゃらりぃ「高井秀樹陶展」(高は本当ははしご高)。正攻法の茶わんから、「ExcaliNABE」(聖剣エクスカリバーと鍋をかけたもの)というユーモア作品まで、なかなか素晴らしい作品が展示されていた。

■グランビスタギャラリー「蒔く 林久美子作品展」。ガラス器にかなり複雑な文様。ちょっと欲しくなる。

■時計台ギャラリー「行動展北海道地区作家展」。
小笠原実好「ブラックナッツ」:カシューナッツであろうか。巨大なナッツが描かれ、表面をぐりぐりとえぐる線がいい。大迫力。

■ギャラリーたぴお「Loop HOKKAIDO EXHIBITION2016」。狭いギャラリーにみっしりと展示が。
佐々木仁美「振り返る勇気振り返らない勇気」:小さな金属を貼りつめた青い豆のさや上の物体。フォルムの自然な感じと色合いがいい。
カトウタツヤ「墓守の島」:表現がより繊細になった感じを受けた。ラファエル前派的な、象徴主義的物語の感じもある。
能和暁「born・live・bear」:子供の顔を描いた大きな作品に目が行く。

■大丸画廊「現代アート2016」。
ロス・ラブグローブ「WATERWORLD」:浮世絵に対するオマージュ作品として、海外作家が作成した木版画のシリーズの1点。「大はしあたけの夕立」をモチーフにしているが、橋を通りがかっているのがふにゃふにゃした宇宙生物っぽいもので、空にも変な宇宙船のようなものが飛んでいる。ちょっと面白いかも(ただし、他の5点は私にはピンと来なかった)。

■JR ART-BOX「Around the Roadcones」。工事現場などにおいてあるロードコーン(円錐形の注意標識)に興味を持つ作家の展示。非常に高速でロードコーンの写真が切り替わっているので、上手く撮影できなかった。



■札幌市資料館「JRP日本リアリズム写真集団札幌支部写真展2016」。
大坂忠「玉撞き屋の千代さん」:大阪で古くからある撞球場と、その店主をテーマにした作品。もう題材が良すぎて、舞台を撮影しているかのよう。
佐藤通晃「1Q84」:1984年の小樽を撮影したものだが、着流しで杖をついたご老人が歩いているのがいい。昭和前半の香りだ。

リーフレット写真はリオのカーニバルの一幕らしい。私が参加したら、絶対調子が悪くなると思う。

■スカイホール「TURNER AWARD 2015」。
本山智香子「偽装人-女子高生(16)-」:女子高生の服がかかったタンスの中をのぞき見する感じだが、タンスが段ボールでできている描写になっており、一筋縄ではいかない作品。
西岡愉季子「いちじく」:イチジクの繊維と果汁の感じまで表現された立体作品。
吉田祥子「ぼくのにちようび」:広大な広場にポツンとブランコと滑り台が置いてある。ぼくのにちようびには、他の人は不要ということか。

■さいとうギャラリー「シニアの方の健康促進展」。色紙に年を取ってからの健康のための一言が書いてあるのだが、じわじわと面白くなってくる。私も年老いてきたということなのだろう。

博多系うどん

2016年03月12日 12時04分58秒 | 食べ歩き
本日の昼食はギャラリー巡りの途中で、うどんの「S」へ。この店は「黄金のだし」が売り物のような気がするのだが、つい冷たいうどんを頼んでしまった。選べるトッピングは鶏天、セットのご飯は炊き込みご飯だ。



麺は強力な歯ごたえという感じではなく、ソフトな口さわりなのだが、それでもしっかりしたコシがある。汁は冷製なのでごく少量。やはり温かいうどんにすべきだったか。途中で柚子胡椒をくわえると、非常に新鮮な味と香りが引き立った(家にある数カ月たったものとは大違いだな)。

トッピングの鶏天は揚げたてではないように思うが(出てくる時間から推測)、ちゃんと温かくいい感じ。炊き込みご飯にも柚子香が効いており、ちょうど食べやすい感じだった。

メニューもずいぶんあるし、また来てみるか。