散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

お盆週間(2)

2017年08月16日 18時49分47秒 | 飲み歩き・琴似界隈
そう、今日までお盆休みという人は結構多い。午前中は全く知らない人との打ち合わせだったが(しかも、ほぼ相手にしゃべり続けられた)、午後の打ち合わせは人が少ないためにあっさり終わり、「ま、今日は早退しますか」ということで30分早く会社を出た。

さて、この天気の良さはどこかで一杯だな、と今週の初めには酒を控えようと思っていた人間にはあるまじき考えなのだが、さらにそこで行きたい店が天啓のように浮かんだ。ということで、地下鉄二十四軒駅まで移動し、静岡居酒屋「FJ」へ。

そう、静岡の料理を出す居酒屋がしばらく前にできていたんだよね。何しろ静岡は好きな県で、これまで2回行ったことのある私としては、一度は行かなければならないと思っていたのだ。

店に入ると、先客3名がすでにテーブルで飲みだしている(私も早退して来たのだが…)。さて、ここで飲み物と言えば静岡割り(地元の発音ではしぞ~か割り、なのか?)を注文。まずは生しらす刺身だな。



ほう、なかなかさっぱりと食べやすいしらすである。次はドカンとお得な静岡のフライ3点盛りというのを行こう。3点とはみしまコロッケ、黒はんぺんフライ、小アジのフライである。これを使って下さいと静岡のウスターソースも出てきた。



みしまコロッケとは、三島産のメークインを使うもので、中の具材などには特段の決まりはないらしい。ところが、これが相当に美味い。揚げたてのせいはもちろんあるが、中のじゃが芋がトロトロの感じで、つい熱い熱いと思いながらもほぼ一息に食べてしまった。なかなかの名物ではあるまいか。

静岡割りをお代わりし、次は浜松餃子だ。これも私は静岡から長躯、浜松まで遠征し食べてきたものである。



一般的に浜松餃子は円形に盛り込み、中央部にもやしを置くことが多いのだが、1人前(5個)ではそれは難しいだろう。餃子の下側には、お約束のもやしもある。私は何となく茹でもやしを想像していたが、これは炒めもやしであった。



早速食べてみると、中はふんわり柔らかく、肉の感じよりは野菜の感じが強い、あっさり味であったが、確かにこれが浜松餃子なのだろうと思う。

なかなか良い店であるが、小食の私にはフライ3点が響いてきたので、今回はこれくらいにしておこう。他にも静岡名物で気になるメニューがいくつかあったなあ。



1軒飲み終わってもまだ明るく、今はいい季節だなと思う。