軽く夕食

今日の夕食も事情により外で食べて行こう。バーを出て、またもやふらふらと狸小路を西へと進む。



お、今日は蕎麦屋「ＭＨ」が空いているな（後で８人組の海外の観光客が来たが…）。大テーブルの端に座り、悩んだ結果、ちょい呑みＢセットを注文。まず、選べる日本酒の中から、福司の純米吟醸が来る。



11種類の主に道内の酒からどれでも一つ選べるシステムなのだが、一番、単独で頼んだ場合に値段が高いのを選んでしまった。実はこういうシステムの時に、お得感を出そうとして、好みより高いものを選ぶという心根が私はあまり好きではない。今回は「福司がいいなあ～」と心から思って選んだ結果、たまたま値段も高かったということを、強く言っておきたい。

少しして、つまみ３点セットが到着。左から鴨かえし焼、カキ焼、山芋の梅肉和えである。鴨かえし焼きは、タレで煮込んじゃったのかいというくらいの火の通り方になっていたが、カキ焼は身もふっくらとして大変良かった。



これでほぼ酒を飲んだところで、締めのもり蕎麦。量は少なめだったが、もうこれで十分だ。



他のＡコース、Ｃコースも頼んでみたいのだが、どう考えても私の目にはＢコースが一番お得に見えるのだ。

お盆週間（４）

お盆週間と言っても、後半になるにしたがって通常営業に近づきつつある。それでもまだ今朝の地下鉄は混雑がひどくはなかった。昼食はちょっといいものを食べたが、その後もなかなかに大変な打ち合わせが続き、業務終了時には息切れ。つい、すすきの方面に歩き出してしまった。

今週は少し酒を控えておこうと思ったのだが、まったくそうではない１週間になってしまった。反省しながら、すすきののバー「Ｎ」へ。あれ、相当早い時間に入ったのに、さらに先客がいるとは…。

１杯目はニッカカフェジンを使ったギムレット。これはいいアイディアだろと思ったら、今月の初めにすでに飲んでいた…。ま、それはさておき、カフェジンの上品な力強さがカクテルに出て、普通は酸味のエッジが効いたギムレットなのだが、自然な甘みを感じられる。



２杯目はマール＋アクアビット＋GET31＋スロージン＋レモンのカクテル。これはマールが圧倒的な主役だ。その周りに、ちょいちょいアクアビットの香りや、ミントの風味が顔を出す。大体、ミントリキュールを使うと主役に躍り出てしまうのだが、これは圧倒的な力量でマールが制した感じ。こうなると、このマールで官能的なカクテルを作ってもらう手はあるな。



最後はクラシックオブアイラ。封を切ってもらいすぐに飲んだのだが、それでいてこの甘みと風味。いや、もう少しゆっくり飲めば良かったかな…。それでも途中で加水して、全くヘタらない味を堪能した。



やっと今週も終わりだ。ビルを出ようとして、出口にこんな飾りがあることに初めて気がついた。

少々贅沢な昼食

本日は打ち合わせのタイミングで、12時よりちょっと前に会社を出て、途中で昼飯を食べる店を探す。今日は初めての店を開拓するかと思い、札幌駅近くにある牛たんの「ＹＢ」へ。

昼少し前なのだが、すでに込みだしている模様。この後、私が店を出るまで、ひっきりなしに客が来ていた。さて、何を頼むかというと、牛たんシチュー定食もあるのだが、やはり牛たん定食だろう。目の前で牛たんが焼かれるのを見ていると、やがて私のところにも麦飯、テールスープ、牛たんのセットがやってきた。



写真で見る牛たんは少々小さいが、それなりの枚数（半切り６枚）はあった。ちょうど適切は歯ごたえと、牛たんの味わいが麦飯に合う。テールスープは少々塩分過剰にも思えたが、ころころと柔らかいテール肉が嬉しいくらい入っている。

そして特筆すべきは南蛮味噌だ。これは牛たんに少し載せて、ご飯と合わせて食べると、ほんのりとした辛味に味噌の味も相まって、相当に美味い。これはやはり完成された組み合わせと言わざるを得ない。

常日頃食べられる値段ではないが、時にはいいのではないだろうか。

　

翌日になって気がついたが、実はこの店が琴似にあった時（７年前）に一度訪問したことがあったようだ。