散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

久しぶりの東京(2)

2017年08月28日 23時07分46秒 | 飲み歩き・東京
さて、ホテルにいくことも考えて、神田から新橋へ移動。夕食を食べていないので、しばらく新橋をさまよった結果、2回ほど来たことのある「V」へ。かなりの混雑っぷりだが、手前の方が空いていたので、何とか場所を確保することができた。

1杯目は生すだちサワーでスタート。食べ物はと・・・、早い時間は口頭注文でOKらしいが、込んでくると自分で紙に書いて注文するらしい。カウンターも狭いので、まず第一弾として、レバーフライ、ワラサのなめろう風を注文。

ワラサは鰤に近い魚だろうか。小さめの角切りになっている身を見ると、赤身のところ(といっても色はピンク色だが)、脂の線が入っているところがあり、味わってみてもなかなか新鮮。これはお手ごろでいいつまみだ。



レバーフライは揚げたてのところに辛子をつけてと。腹が減っていたので、レバーの味と言うよりは、ソースのしみ込んだ衣が胃にドンと来る。やっぱり腹が減っていたのだ。



第2弾は周りで注文する人がやたらに多い抹茶割りとつくね大根煮、のり納豆。つくね大根煮はもう少し熱々だとベストだったのだが、大根にはつくねの味がしみ込んでおり、ほっとする煮物の味。



のり納豆はのりにネギ、細かく刻んだ沢庵が入っており、これをのりに乗せて食べるものだ。これは家でも作れてしまうつまみだが、飲み屋で食べるとなんとなく美味いものである。



 

これで一通り心が落ち着き、夜食と明日の朝食をコンビニで購入してからホテルへチェックイン。新しく快適なホテルだったが、ホテルのHPにのっていた地図が異常に分かりづらく(私が方向音痴だから?)、少々迷ってしまった。



後はシャワーを浴びてから、軽めの夜食。何だか腹いっぱいになってきた。程々の時間に寝ることにしよう。


久しぶりの東京(1)

2017年08月28日 19時31分10秒 | 飲み歩き・東京
午後一の会議が終わると共に、札幌駅から新千歳空港に移動。新千歳空港ではレイアウトの変更が行われているようで、ちょっと迷って遠回りして飛行機に乗り込む。なぜか知らないが、今日はほぼ満席ということで、かなり辛い。逃避代わりに、前半の1時間は眠って過ごすことにした。


→待合室の座席も変わっている。

東京に到着し、モノレールで浜松町に移動、さらに山手線で神田に移動。今日は比較的気温が低いとのことだが、さすがに湿度が高く、私には暑い。何しろ5か月ぶりの東京とあって、前回来たのは3月だったからな。

今日の1軒目は恒例のバー「H」へ。いつもの時間より遅めなので、先客が5名ほどいたが一番奥の席が空いていた。久しぶりの訪問なので挨拶をして、1杯目はモスコミュール的なものを注文。



出てきたのはジンジャーエールの代わりにジンジャービアが使われたモスコミュール。苦味が少し強く、これはいい感じだ。

2杯目は「ホワイトミントとディタを使ったカクテルを」とお願いして、TIOぺぺ+GET31+ディタ+PICON(古いPICON ROUGEというボトル)のカクテルが出てきた。シェリー酒とミントとディタの相性は実はすこぶるよろしい。他にシェリーカクテルというと、バンブー等があるのだが、一時かなり飲んでいたものの、あれはベルモットのせいか微妙に好みでないところがある。今回のカクテルはシェリーベースの傑作といっていいだろう。



3杯目以降はマスターのオールドボトル攻撃にあい、まずはオールドオーバーホルトから。普段、ウイスキーというよりもマンハッタンのベースという感じだが、飲んでみるとしっかりウイスキーらしい。現在のバーボン固有の癖と感じる少し甘い味わいがそれほど感じられないのだ。



次はスコッチを試そうということで、ヘッジスバトラー。これは昔懐かしいブレンデッドの味。何もピート香が強いだけがスコッチではない。こういうマイルドなのも、心落ち着くものである。ちなみにこれは明治天皇に贈られたこともあったらしい。



最後にウイリアムロウソンズという8年熟成のブレンデッドで締める。これはヘッジスバトラーよりはコクがあるものの、やはりマイルド系ブレンデッド。たまにこんなを試してみるのも面白かった。



ふー、調子よく飲んだ。