散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

最後にバー 控え気味

2018年06月23日 21時43分16秒 | 飲み歩き・北海道内
焼肉を食べた後の締めは、もちろん小樽のバー「A」だ。

開店すぐに入ったので、一番客になってしまい、グレンリベット12年のソーダ割りでスタート。通しにチーズなどを頂く。



2杯目は恒例のシャンゼリゼ。



この辺で、常連らしき年配夫婦が2組登場。マスターとの話を聞いていると、マスターの車(カローラスプリンターSLらしい)のパッキンは部品が無く、もう自動車工場の手作りで作られているらしい。小樽の自動車工場の人たちが「任せとけ!」といろいろやってくれるらしい。

3杯目はカクテルブックを見せてもらっているうちに思い出したペロケ。この独特の味わいがいい(ペルノーとミント入り)。



次は女子2人組(私より20歳くらい上かなあ…)がやって来て、「バターせん、ね」と言っている。お、久しぶりに食べたくなったぞと思ったら、ちょうど出勤してきたママさんが一かけら渡してくれた。ああ、これこれ。無性に合うんだよね、せんべいとバター。



締めはカンパリを使ってもらおうと、オールドパルにする。



今日は昼から飲んでいないし、食事も先に取ったし、かなりコントロールして飲んでいるので、まだまともな状態である。ちょっとバス時間の調整をさせてもらってから、マスターとママに挨拶をして外に出る。おっと、小ぶりながら雨が降って来た。こういうこともあろうかと思って持って来た傘をさしてバス停に向かう。



20時13分のバスで札幌に向かう。今日はウトウトもせず、予定通りのバス停でしっかりと降りた。時間が早かったので、家に帰ってもう少しウイスキーを飲んでから就寝。

小樽で焼肉

2018年06月23日 18時05分48秒 | 食べ歩き
さて、今日の夕食はどうするかと思ったが、前回の小樽訪問で気になっていた店に行くことにした。焼肉・ホルモンの「S」、初訪問である。

先客が誰もいないなか、カウンター席に座り酎ハイレモンを注文。飲み物と焼肉のたれ、非常に火力の強い炭火がやって来た。



肉はホルモンとサガリを注文。先にキムチがやってきたので、これをつまみに肉を待つ。





というほど待ち時間もなく肉がやってきたので、早速焼いて行こう。



ホルモンは薄くて面積の広いタイプ。七輪の上で大きく広げ、こんがり焼き目がついたところを食べる。サガリは赤身のせいか火の通りが早い。いずれも甘くないタレのおかげで、すっと食べられる。それから火の加減のせいか、玉ねぎがいい状態に焼きあがるね。

第2シリーズは烏龍ハイを頼み、ウマイ(上ナンコツ)と豚精(肩ロース)を注文。あ、上ナンコツってこの歯ごたえばかりのタイプか…。



と思ったが、昔食べたものよりは柔らかく、それなりに味わいがある。豚精はオーソドックスな味。肉の皿につけタレが入っているので、それに絡ませて焼くと、豚肉の味わいが良く分かる。



やっと次の家族連れが来て、店にも動きが出てきたし、4人前食べればいい所かな? ところでこの店、年配の店主と若々しいバイト女子2名が初々しく働いていることを書いておきたい。だから何ということは全くないのだが。


20180623ギャラリー巡り

2018年06月23日 16時30分39秒 | ART
本日は近美→資料館→富士フイルム→三越→SONY→さいとう→スカイホール→DO-BOX→道新→大丸。ここで小樽に移動し、オーセントギャラリー→小樽芸術村→小樽美術館→小樽文学館→小樽市民ギャラリーの15か所。

■北海道立近代美術館「フランク・シャーマン・コレクション」。もう一度見ておきたくなった。



今日は一説には気温が29度まで上がるという話もあったのだが、全然そんな感じがしない。



■スカイホール「中谷武個展 折り紙に誘われて」。折り紙の折れ目や紙を切った所をモチーフにした絵画で、あまり見たことのない新鮮な印象。

■小樽芸術村「浮世絵展 第2期」。
落合芳幾「時世粧年中行事之内 競細腰雪柳風呂」:女風呂(当時は混浴か?)を描き、若い女性から年配の女性、三助も登場。一角では桶を振り上げての大げんかになっているという面白い作品。
葛飾北斎「浪千鳥」:北斎の春画があったが、眼の書きっぷりが魔夜峰央を思わせる。

春画以外は撮影可能なので、雰囲気だけでも少し。

 

 

今回は浮世絵展(500円)だけ見たが、第3期は久々に全ての展示会場を見ることにしようかな。

ところで、券の購入の仕方が分かりにくいようで、通常の入場券(詳しく分からず)を買っては、「それでは浮世絵展は見られないんです」と言われている人が、前回も含めて何人かいた。それだけ間違う人がいるということは、何らかの形で不親切な状態になっているのではなかろうか。



■市立小樽美術館「中村善策-画風の変遷」。
「マリア館のある風景」:多分、初めて見たのではなかろうか。色々質問しているオジサンがいたのだが、中村善策の作品は油彩以外も含めると350点ほど収蔵されているとのこと。なるべくこれまで展示していないものを、公開してほしいものだ。
「大沼と駒ヶ岳」:山肌の流れるような線がいいと思う。
「小樽の祝津港」:右から左に岬が伸びる図は、あまり中村善策には無いのではなかろうか。

■市立小樽美術館「小樽画壇の煌めき 描きつぐ伝統と発展」。2000年代の作品も1点あったが、概ね昭和に描かれた作品ばかりであった。
白江正夫「小樽港(赤い屋根)」:手前3分の1ほどを占める建物の赤い屋根が、スポーツカーを思わせるような格好の良さがある。
小川清「小樽風景」:昭和63年の作品で、そろそろ滅びへと向かう小樽の巨大な建物群が見て取れる。
小川清「坂の上の建物」:岸田劉生の「道路と土手と塀」の角度を思わせる、小樽の急坂が描かれている。



■市立小樽文学館「亀井秀雄の仕事とこれからの文学館」。
「御訴訟申上候」:亀井の生家にあった訴状や古文書を読み解いた本。



「亀井家に伝わっていた剣術の巻物」:江戸時代のもので、剣術の構え・型に名前がついているようだ。

 

亀井がおおば比呂司を訪ね「弟子になれないか」と言ったところ、おおばは亀井が大学生であることを知り「そりゃあ、もったいない」と断ったエピソードなど、興味深い話がいろいろと紹介されていた。

 

小樽文学館の図書コーナーは改修中のため、古本の閲覧はできない状態になっていた。コーヒーは飲めたので、ちょっと休憩してから、小樽の街に繰り出した。

閉店251

2018年06月23日 16時08分42秒 | 写真館

前回、小樽に来た時には店主体調不良による休業のお知らせが貼ってあったのだが、今回はとうとう破産の告示書が貼ってあった。もちろん「ニュー」のついていない方の店は営業中だと思うが、私はこの店舗にしか行ったことが無いため、感慨深いものがある。

あっさり過ぎ

2018年06月23日 11時52分28秒 | 食べ歩き
正午の少し前に腹が減ってきて、昼食へ。何となく中華気分になっていて、頭の中でいろいろ検討した結果、大通近くの「S」へ。

店頭のランチメニューを眺める。今日は夕食が早めになるだろうからあまり重厚なのは避けて、となると鶏スープ麺だな。



ということで店に入り注文。ランチタイムには小ライスをつけられるということだったが、やめておく。あまり待たずに鶏スープ麺が到着。むむっ、相当お上品な感じだな。



早速食べて見ると、麺のゆで加減良く、スープはあっさり塩味ながら悪くない感じ。野菜は歯ごたえを残した状態で入っており、チャーシューの代わりには、これまた上品な蒸し鶏が入っている。

美味いかどうか聞かれるともちろん美味いということになるのだが、最初に私が求めていた中華料理がこれだっただろうか? といって重厚な定食という気分でもなかったしなあ…。ま、これはこれで、夕食がはかどるだろう。