散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20181202最近読んだ本

2018年12月02日 21時53分27秒 | 読書
■「超越知性体の最後のゲーム ペリーローダン581」マール、エーヴェルス
あまりの突然のやられっぷりに、「ふふふ、奴は超越知性体四天王の中では一番の小物…」というセリフが聞こえそう。

■「全国「駅ラーメン」探訪」鈴木弘毅
交通新聞社新書のコアな本はいいね。

■「裏世界ピクニック3」宮澤伊織
非常に読んで薄気味の悪い話が続々出てくる。

■「一週間のしごと」永嶋恵美

■「味なメニュー」平松洋子
ジュースバーの記述が非常に素晴らしく、つい誘われてしまう結果に。

■「イデアの影」森博嗣

■「ローダンNEO13 トーラ救出」ヘルマン・リッター

以下、図書館の2冊。
■「昭和の玉手箱」赤瀬川原平

■「おいしい大地、北海道!」すずきもも

20181202ギャラリー巡り

2018年12月02日 13時53分48秒 | ART
本日は彫刻美術館に行ってきた。坂の上にある美術館なので、足元が悪くならないうちにと思ったが、一部の道路は凍り付いていた。天気は良く、乾燥している路面もあるので、何とか無事に到着。



■本郷新記念札幌彫刻美術館「本田明二展」。本田明二ギャラリーからの作品が一番多く、続いて旭川市彫刻美術館、近美・芸森・彫刻美術館というところか。本田明二ギャラリーには11年前に行ったきりなので、作品を見ることができて、ありがたい。

会場は珍しく右回りで観覧する。

「観音菩薩像」:珍しい仏像彫刻に嬉しくなる。



「杜の守り神」「仔馬II」:動物で縦長の彫刻作品というのは、キリンなどを除いては珍しいのでは。何となくただの野生動物ならぬものを感じる。

 

「けものを背負う男」「夷酋ノチクサ」:「けものと男」シリーズは抽象型と具象型に分かれる。具象型は蠣崎波響の「夷酋列像」を見て始まったそうで、そのスタートから、やがてその本質に迫っていこうと抽象型に展開したものなのだろう。

 

「風の中のマント群像」:この作品もマントの形が中心になっているが、マントを描くことで人と風を描き出している。



「抜海鳥を抱く」:本郷新の顔で「鳥を抱く女」に寄せて作った、盟友に対する思いを表現したのか、ちょっとしたギャグなのか考えさせる作品。



本郷新「本田明二像」:本郷はストレートな肖像彫刻を作成している。



撮影可能だったので、何点かの写真を掲載したが、ぜひ幅広い本田の作風に直接触れてほしいものだと思う。



ちなみに、先日倒壊した「鳥の碑」の跡はこんな感じになっていた。



それから宮の森美術館は閉館という噂だが、建物はこんな感じだった。

 

素敵ランチ

2018年12月02日 12時31分01秒 | 食べ歩き
今日は彫刻美術館を目指すのだが、その前に昼食を取るべく寄り道。新しい店、しかも定食屋さんができているのを発見し、喜んで近づくものの、ランチ値段で1000円以下のものがない。結果的に1000円を超えるとしても、それ以下の選択肢が無いというのはどうだろうか。ちょっと引いてしまったが、いつか立ち寄ってみることにしたい。

ということで、すべりやすい道を若干遠回りになりつつ、寿司の店「T」に到着。店に入ると先客は無し。小さなカウンターと、むしろこちらがメインと思われるテーブル席は8、4、4、2名用と一人で来るのは難しいタイミングがありそうだ。今日は幸い他の客がいないので、2名席に腰を据える。

ランチメニューから、ちらしランチを選択。実は1000円以上の値段になるのだが、今日はここに来ようと思っていたので、まあ、良いではないか。テーブル上には鯛スタンプの箸袋、魚のかたちの箸置きがあり、なかなか細やかな感じ。



最初に出てきたのは茶わん蒸し。多分、作り立てだと思う。中身はしいたけ、オクラ、白身魚、素麺に梅がちょっと盛ってある。素麺が小さなスプーンでは食べにくいが、味はしごく良いではないか。



そして海苔の味噌汁と、ちらし本体が到着。乗っているのは、いくら、タコ、ゴボウ漬け?、カンパチ?、平目、サーモン、マグロ、玉子焼きというところか。ご飯の上には海苔ととびっこが散らしてあった。ご飯とのバランスが良く取れた盛り合わせ方だと思う。





食べ終わって、お茶を差し替えていただき、デザートにかぼちゃのプリンが出る。控えめな甘さとかすかに残る歯ざわりから、おそらく自家製だと思う。上に載った小さな黄色いものはアイスクリームで、味の変化も申し分ない。



これは良いランチだった。他ににぎりランチ、刺身と煮魚のランチもある。ぜひとも行きたいが、なかなか行きにくい所にあるのだけが惜しいところか。