散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

初春の東京(1)鶏料理

2019年02月25日 22時19分48秒 | 飲み歩き・東京
本日は普通に会社に出勤してから、出張の予定である。朝、薄いコートで外に出たが、幸いなことにそれほど寒くない。午前中は普通に仕事をして、昼食は事務所ビルに売りに来るお弁当を購入。何の気なしに買って後で気が付いたが、品名が「小盛り弁当」だった(値段は380円)。少食だな。

午後の打ち合わせが終わり、さっそく移動開始。想定していたのより1本前のエアポートに乗れたので、飛行機の時間を確認すると、こちらも1本前にできるかも知れない。悩んだ末に、思い切って予約変更だ。

空港ではほぼ時間が無く、空腹しのぎに気になっていたおにぎりを1個買い、待合室で食べる。案内を見ると飛行機が10分遅れになっているので、1本前倒しにした効果はあまりないかな…。



結局15分遅れで飛行機は出発し、到着も15分遅れ。羽田では端っこのほうのエリアに到着したので、結果的には1本後の便とあまり変わりは無いのかも知れない。急ぎ京急に乗り、蒲田へ。今回は宿泊場所を蒲田にしておいたので、ここの移動時間が短いのはありがたい。

ところがホテルはJRの蒲田駅に近い方なのだ。嫌な予感はしていたのだが、途中道に迷い、やっと蒲田駅を把握したと思ったら、ホテルが見つからない。地図上の位置を勘違いしており、駅前にある大通の駅側にホテルがあることが分かり、やっと到着。場所が分かったので、とりあえず晩飯を先に食べるか。

迷っていた間にいくつか気になる店があったが…。そんな中でもホテルからすぐ近くにあった鶏料理の店「TT」へ。店構えが落ち着いた感じだ。

店頭に表示のあった寄り道セットを注文し、飲み物はビールでスタート。通しに大豆煮がついてきた。ビールジョッキはかなりの小サイズだったが、これはやむを得まい。



料理は豆腐サラダ、鶏ハムが到着。お、なんかいい感じだぞ。





豆腐サラダはまさにそのままの味だが、鶏ハムがつまみには持ってこいだ。飲み物をハイボールに切り替えて(こちらは普通サイズのジョッキだった)、さらにだんご揚げ、温泉卵が到着。揚げたてのだんご揚げにはケチャップをアレンジしたソースがちょっとかかっており、なかなかの味。温泉卵は後に取っておくか。



酒2杯、つまみ4品のセットは味、量ともになかなかだ。これ以上そんなには食べられないので、かなり悩みつつ、焼鳥盛り合わせ(5本)と紀土の純米吟醸を注文する。



しばし待ってやってきた焼鳥盛り合わせは予想以上だった。まず炭火で焼いているのだろう。全体から立ち上がる香りが良い。



串はポンポチ、砂肝、鶏精、モツ(ハツとレバか?)、団子の5本セット。それになぜか手羽先がついているという、期待以上のセットなのだ。

塩味のものはそのまま食べ、タレ味のものは一口食べてから、温泉卵に絡めて食べる。塩気もちょうどよく、鶏肉の味わいもあり、かなり理想的な焼鳥だ。残念なのは一人で食べるのに盛り合わせを頼んだが、全部一緒に出てくると慌ただしくなるところかな。焼鳥単品は3本セットなので、それはそれでちょっと多いのだ。

それから他にも鳥刺し、空揚げあたりが猛烈に気になりながらも、注文は少し控えめにこのくらいにしておこう。勘定をしてもらう際に「焼鳥美味かったです」というと、おかみさんがニッコリ微笑んだ。店の人の感じが良いのもありがたいところだ。それから煮大豆の通しはセットを注文するとその金額の中に含まれるようだ。これもほんのちょっとの話だったが、ありがたいことだ。

今日は月曜日のせいか、先客は2組。そんなに騒がしくない会社員グループだったのもちょうどいい雰囲気であった。しかし、私が勘定する直前に来た常連らしい2名は、今一つ常連のような気がするなあ。



飛び込んだ店に満足し、コンビニで買い物をしてからホテルに戻る。シャワーを浴びた後、缶酎ハイで軽く一杯。明日に備えて寝ることにするか。


→ベッド横のサイドテーブルは便利だ。